四方山話-其の参-。

先日書き留めていた記事をひとつだけ。

種牡馬ホスピタリテイが死亡(netkeiba.com)

ホスピタリテイ 牡 黒鹿毛 1979.5.16生~2008.8.4没 新冠・ラッキー牧場生産 馬主・渡辺喜八郎氏 大井・朝倉文四郎厩舎→美浦・稲葉幸夫厩舎

ホスピタリテイ(1979.5.16)の4代血統表

テュデナム[C]
黒鹿毛 1970.2.21
種付け時活性値:0.00
Tudor Melody
黒鹿毛 1956
Tudor Minstrel
黒鹿毛 1944
Owen Tudor 1938
Sansonnet 1933
Matelda
黒鹿毛 1947
Dante 1942
Fairly Hot 1939
Heath Rose
鹿毛 1964
Hugh Lupus
鹿毛 1952
Djebel 1937
Sakountala 1947
Cherished
鹿毛 1955
Chanteur 1942
Netherton Maid 1944
トウコウポポ
黒鹿毛 1969.4.21
仔受胎時活性値:0.25
アイアンリージ[A]
黒鹿毛 1954.3.11
種付け時活性値:1.50
Bull Lea
黒鹿毛 1935
Bull Dog 1927
Rose Leaves 1916
Iron Maiden
鹿毛 1941
War Admiral 1934.5.2
Betty Derr 1928
フジチヨ
黒鹿毛 1964.5.9
仔受胎時活性値:1.00
スコット[B]
鹿毛 1954.5.26
種付け時活性値:0.25
Souverain 1943
Dissenter 1939
フヂチヨ
鹿毛 1956.5.6
仔受胎時活性値:1.75
トシシロ[A]
栗毛 1940.4.29
種付け時活性値:1.75
エルジン
鹿毛 1949.4.15
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:Lady Juror(♀)5×5、Nearco5×5(父方)>

ホスピタリテイ(1979.5.16)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
トシシロ
(Gnome)
4.50
(No.2-B)
3番仔?
(2連産目以降の仔)

影のマル地最強馬、満29歳で大往生。通算11戦10勝2着1回。大井で8戦8勝の成績を収めた後に中央転厩。中央初戦となったセントライト記念(現JpnII)は皐月賞(現JpnI)馬アズマハンター(1979.2.11)を相手にせず3馬身差の完勝。セントライト記念の次に挑んだ東京芝1800mのオープン戦で初めて2着に敗れたものの、相手は加国のフロストキング(1978.5.1)でした。そのあと1年の休養後、オータムスプリントS(OP)を制したのも束の間、再度の故障発生で引退。自身の脚部不安と戦いながら、ついに日本馬には1度も先着を許さなかったホスピタリテイ。エルコンドルパサー(1995.3.17)の渡邊隆オーナーをして「いちばん強いと思ったのは、父が持っていたホスピタリテイ(大意)」だったそうです。

29年の生涯、お疲れ様でした。どうぞ安らかに。

↑2年前に配信していたホスピタリテイについてのポッドキャスト。

ではでは、今日はこのへんで。

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