安田伊佐夫勢、連日の交流重賞制覇。

ブリーダーズGC、メイショウトウコンが叩き合いを制す(netkeiba.com)

メイショウトウコン 牡 黒鹿毛 2002.4.7生 新冠・新冠橋本牧場生産 馬主・松本好雄氏 栗東・安田伊佐夫厩舎

メイショウトウコン(2002.4.7)の4代血統表
マヤノトップガン
栗毛 1992.3.24
種付け時活性値:0.25
ブライアンズタイム
黒鹿毛 1985.5.28
Roberto
鹿毛 1969.3.16
Hail to Reason 1958.4.18
Bramalea 1959.4.12
Kelley’s Day
鹿毛 1977.5.11
Graustark 1963.4.7
Golden Trail 1958.3.5
アルプミープリーズ
栗毛 1981.1.26
Blushing Groom
栗毛 1974
Red God 1954.2.15
Runaway Bride 1962
Swiss
栗毛 1974.4.7
★Vaguely Noble 1965.5.15
Gala Host 1962.2.28
ルナースフィア
青鹿毛 1996.5.5
仔受胎時活性値:1.25

ジェイドロバリー
黒鹿毛 1987.3.14
種付け時活性値:0.00
★Mr. Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Number
鹿毛 1979.5.5
Nijinsky 1967.2.21
Special 1969.3.28
ルナオーキッド
鹿毛 1987.4.27
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
リアルシャダイ
黒鹿毛 1979.5.27
種付け時活性値:1.75
Roberto 1969.3.16
Desert Vixen 1970.4.19
シャダイワーデン
栗毛 1977.4.26
仔受胎時活性値:0.25
ノーザンテースト
栗毛 1971.3.15
種付け時活性値:1.25
シヤダイプリマ
鹿毛 1970.2.11
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:Roberto3×4、Nashua5×5、Northern Dancer5×5(母方)>

メイショウトウコン(2002.4.7)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
リアルシャダイ
(In Reality)
5.00 or 3.00 曾祖母の仔にダイナコスモス
(No.22-D)
2番仔
(不受胎後)

サマーチャンピオン、ヴァンクルタテヤマが重賞連勝(netkeiba.com)

ヴァンクルタテヤマ 牡 栗毛 2002.5.15生 静内・藤沢牧場生産 馬主・辻幸雄氏 栗東・安田伊佐夫厩舎

ヴァンクルタテヤマ(2002.5.15)の4代血統表

フォーティナイナー[x]
栗毛 1985.5.11
種付け時活性値:0.00
Mr.Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native
栗毛 1961.4.18
Native Dancer 1950.3.27
Raise You 1946
Gold Digger
鹿毛 1962.5.28
Nashua 1952.4.14
Sequence 1946
File
栗毛 1976.4.30
Tom Rolfe
鹿毛 1962.4.14
Ribot 1952.2.27
Pocahontas 1952
Continue
黒鹿毛 1958.2.23
Double Jay 1944
Courtesy 1952
フラワータテヤマ
鹿毛 1994.3.17
仔受胎時活性値:1.75
(母が3連産目の5番仔)

[中央地方6勝。OP特別1勝]

ブライアンズタイム[A]
黒鹿毛 1985.5.28
種付け時活性値:0.00
Roberto
鹿毛 1969.3.16
Hail to Reason 1958.4.18
Bramalea 1959.4.12
Kelley’s Day
鹿毛 1977.5.11
Graustark 1963.4.7
Golden Trail 1958.3.5
ワンボールドビッド
鹿毛 1985.5.4
仔受胎時活性値:2.00
(母が双子流産後の4番仔)
[不出走。ギャロップダイナの全妹]
ノーザンテースト[A]
栗毛 1971.3.15
種付け時活性値:1.25
Northern Dancer 1961.5.27
Lady Victoria 1962.2.20
アスコットラップ
鹿毛 1976.6.10
仔受胎時活性値:2.00
[不出走。ギャロップダイナの母]
★エルセンタウロ[A]
黒鹿毛 1959.9.1
種付け時活性値:0.00
ディープディーン
鹿毛 1970.5.22
仔受胎時活性値:1.25
[不出走]

<5代血統表内のクロス:Nashua4×5、Ribot4×5、Nasrullah5×5(父方)>

ヴァンクルタテヤマ(2002.5.15)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
ノーザンテースト
(Lady Angela)
7.00 曾祖母の初仔がギャロップダイナ
(No.3-N)
初仔

netkeiba.comの各々の記事を確認すると、私の見間違いでなければ、安田調教師が両馬の口取りにちゃんと収まられています。ブリーダーズGCは8月14日木曜日のナイター、サマーチャンピオンは8月15日金曜日のお昼間と、短い期間で旭川から佐賀まで移動されたのですから、御身満63歳でもサスガにタフですね。ダテにタニノムーティエ(1967.5.9)で2冠ジョッキーにはなっていらっしゃいません。……いや、関係ないですね(^^;)

さて、両頭共に中島理論的には上手い配合ですね。メイショウトウコンは母父ジェイドロバリーの0交配、ヴァンクルタテヤマは4系の世代交代の内3回が0交配と推定されます。父系の組み合わせは、共に「Roberto系(ブライアンズタイム系)×Mr.Prospector系」の活躍馬を送り出すニックです。

また、両頭共に直牝系の曾祖母から、有限会社社台レースホース所有だったジーワン勝ち馬が輩出されていますね。メイショウトウコンの曾祖母シャダイワーデンが不受胎後の2番仔に皐月賞(現JpnI)馬ダイナコスモス(1983.3.25)、ヴァンクルタテヤマの曾祖母アスコットラップの初仔に天皇賞・秋(GI)と安田記念(GI)を勝ったギャロップダイナ(1980.4.25)。近親活躍馬との不思議な共通点は見られるもので、メイショウトウコンはダイナコスモスと同様に母の不受胎後の2番仔、ヴァンクルタテヤマはギャロップダイナと同様に母の初仔です。まま、非連産の生み出す活力、彼ら4頭からも見い出せますね。

得手とする距離はちょっと違いますけれど、それ故に棲み分けが可能です。秋に目指すは共にジーワンの制覇でしょう。たとえば、JBCにて「かたやクラシック制覇、こなたスプリント制覇」となるようなことがあれば、それは痛快。2002年生まれの同い年の猛者2頭、砂の青春はまだまだこれからですね。

ではでは、今日はこのへんで。

#余談。中島理論に引きこんで話をすれば、ダイナコスモスは中島御大の配合馬として知られるトロットサンダー(1989.5.10)の父、ギャロップダイナは同じく御大の配合馬マルマツエース(1988.4.8)の父ですね(笑)。中島御大の配合となった2頭は、それぞれ父の代表産駒であり、JRA重賞を制した唯一の牡馬産駒でもあります。

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