ダート1800mの走破時計1分47秒8。

第55回日本テレビ盃(JpnII)。船橋のダート1800mのレコードどころか、日本のダート1800mのレコードを更新する1秒47秒8の快時計を叩き出したのは、ボンネビルレコードと的場文男騎手の名コンビでした。しかし、それにしても、速すぎますぜ(^_^;)

ボンネビルレコード 牡 鹿毛 2002.3.12生 門別・浜本幸雄氏生産 馬主・塩田清氏 大井・庄子連兵厩舎→美浦・堀井雅弘厩舎

ボンネビルレコード(2002.3.12)の4代血統表

アサティス[A]
鹿毛 1985.3.28
種付け時活性値:0.00
Topsider
鹿毛 1974.3.15
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
Nearctic 1954.2.11
Natalma 1957.3.26
Drumtop
鹿毛 1966.5.4
Round Table 1954.4.6
Zonah 1958.5.1
Secret Asset
鹿毛 1977.4.21
Graustark
栗毛 1963.4.7
Ribot 1952.2.27
Flower Bowl 1952
Numbered Account
鹿毛 1969.4.8
Buckpasser 1963.4.28
Intriguing 1964.2.16
ダイワスタン
黒鹿毛 1989.3.3
仔受胎時活性値:1.00
マルゼンスキー[A]
鹿毛 1974.5.19
種付け時活性値:1.50
Nijinsky
鹿毛 1967.2.21
Northern Dancer 1961.5.27
Flaming Page 1959.4.24
シル
鹿毛 1970.4.22
Buckpasser 1963.4.28
Quill 1956.2.24
ダイワベル
黒鹿毛 1976.4.21
仔受胎時活性値:1.00
テスコボーイ[A●]
黒鹿毛 1963
種付け時活性値:1.00
Princely Gift 1951
Suncourt 1952
エリモホープ
鹿毛 1968.4.27
仔受胎時活性値:1.75
ガバドール[A]
青毛 1946.4.19
種付け時活性値:1.25
タイホープ
鹿毛 1961.4.2
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer3×4、Buckpasser4×4、Princequillo5×5、Nasrullah5×5>

ボンネビルレコード(2002.3.12)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
マルゼンスキー
(Princequillo)
5.25 近親タイバブー
(No.4-M ダイナゴン系)
9番仔
(6連産目)

レースはナンヨーリバー(2005.4.26)と武豊騎手、そしてナイキアディライト(2000.3.12)と石崎駿騎手が果敢に行ったことが大レコードの布石となりました。どんなラップを刻んでいったかを確認すると、

  • 10.9-11.2-11.3-12.0-12.1-12.2-12.2-12.6-13.3

ということでした。えー、スタートの1ハロンが最速ラップですか?ラップタイムを見ていくと、1F10.9秒、2F22.1秒、3F33.4秒、4F45.4秒、5F57.5秒、6F1分9秒7、7F1分21秒9、8F1分34秒5、9F1分47秒8でした。1000m通過が57秒5。サイレンススズカ(1994.5.1)が勝った1998年の毎日王冠(GII)よりも0秒2速いタイムです。まま、どの通過時計もダート戦としては速すぎまっさ(^_^;)

#どうも、最近の武豊騎手は意識的に前目の競馬を我々に見せてくれているような気がします。いいぞ、ユタカさん。そういう競馬をもっと見せてください。

最後の1ハロン13秒3が物語るように消耗戦となった戦いは、やはりジーワン馬たちが上位を占め、1着ボンネビルレコードの後4分の3馬身差の2着にはフリオーソ(2004.5.1)と川島正太郎騎手、さらに5馬身差がつきましたが3着はサンライズバッカス(2002.4.30)と佐藤哲三騎手でした。フリオーソは逃げた2頭の直後、先行3番手から自ら勝ちに行く競馬をして1分47秒9で乗り切ったのですから、サスガに強い。今回は追われるものの辛さが出た一戦だったように思います。

自他共に認める「ベストパートナー」と共にいざ行かん砂上の戦い。ボンネビルレコードと的場文男騎手の活躍、ジーワンの舞台でも期待しましょう。

ではでは、今日はこのへんで。

<Web Resource>

タイトルとURLをコピーしました