馬 番 |
馬名 (生年月日) [F No.] |
母の 何番仔? |
4代血統構成 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 | |||
1 |
フォーエバーマーク (2008.1.27) [9-C] |
2番仔 (不受胎後) |
ファルブラヴ | ダンスインザダーク | Affirmed | Minnesota Mac |
2 |
デルマドゥルガー (2008.5.23) [14-B] |
4番仔 (4連産目) |
リンカーン | ジェイドロバリー | リアルシャダイ | Danzig |
3 |
カフェヒミコ (2008.4.10) [25] |
初仔? | Bandini | Tiznow | ★Easy Goer | Storm Bird |
4 |
ダンスファンタジア (2008.4.2) [7] |
初仔 | ファルブラヴ | サンデーサイレンス | Nijinsky | Key to the Mint |
5 |
マルモセーラ (2008.3.12) [12 ロイヤルアグリーメント系] |
5番仔 (5連産目) |
クロフネ | タマモクロス | サンデーサイレンス | ★ノーザンテースト |
6 |
ハブルバブル (2008.3.28) [1-B] |
3番仔+ (3連産目+) |
ディープインパクト | Loup Sauvage | Akarad | Miswaki |
7 |
エーシンハーバー (2008.2.9) [16-G] |
2番仔? (2連産目+) |
Cozzene | ボストンハーバー | Eastern Echo | ★Sir Ivor |
8 |
マルセリーナ (2008.2.17) [9-F] |
3番仔+ (3連産目+) |
ディープインパクト | Marju | Distant Relative | ★Final Straw |
9 |
ラテアート (2008.3.10) [9-F] |
11番仔 (流産後) |
サクラバクシンオー | トニービン | エルギャロー | Barbizon |
10 |
スピードリッパー (2008.3.11) [7-C] |
10番仔 (10連産目) |
ファルブラヴ | サンデーサイレンス | Secretariat | ★Icecapade |
11 |
サクラベル (2008.3.13) [4-C] |
初仔 | サクラプレジデント | サクラバクシンオー | アーミジャー | ◆マルゼンスキー |
12 |
ウッドシップ (2008.2.15) [3-C] |
9番仔 (空胎後) |
クロフネ | Danzig | King of Spain | Sassafras |
13 |
ライステラス (2008.3.10) [6-A] |
初仔 | ソングオブウインド | スピードワールド | ミスターシービー | Lyphard |
14 |
メデタシ (2008.2.29) [14-C] |
初仔 | ディープインパクト | クロフネ | Theatrical | ピットカーン |
15 |
フレンチカクタス (2008.3.31) [4-G] |
4番仔+ (流産後) |
タイキシャトル | Broad Brush | Indefatigable | Victorian Era |
16 |
ホエールキャプチャ (2008.2.24) [12 ビューチフルドリーマー系] |
2番仔 (2連産目) |
クロフネ | サンデーサイレンス | Nashwan | リマンド |
17 |
トレンドハンター (2008.4.25) [22-D] |
4番仔 (4連産目) |
マンハッタンカフェ | ブライアンズタイム | Storm Cat | Icecapade |
18 |
マイネショコラーデ (2008.2.14) [2-N ユーレーシア系] |
2番仔 (2連産目) |
ロージズインメイ | マイネルラヴ | ブレイヴェストローマン | バーバー |
断然の本命候補だったレーヴディソール(2008.4.8)が不在で混戦模様となった第71回桜花賞。クロフネ(1998.3.31)産駒3頭、ディープインパクト(2002.3.25)産駒3頭、ファルブラヴ(1998.2.28)産駒3頭と、産駒複数頭出しの種牡馬は3頭。血統表内にHalo(1969.2.7)の血を持たない馬はカフェヒミコ、エーシンハーバー、ラテアート、ウッドシップの4頭だけ。一発大物食い血統のCozzene(1980.5.8)直仔、満27歳時の種付けも凄いと思わせるエーシンハーバーが、桜花賞男とのコンビで不気味に映ります。
その血統構成も気になるものの、今年は母が前年産駒無し後の仔が半数の9頭を占めています。内枠からピックアップすると、フォーエバーマーク、カフェヒミコ、ダンスファンタジア、ラテアート、サクラベル、ウッドシップ、ライステラス、メデタシ、フレンチカクタス。6枠と7枠の5頭はいずれもそうですね。牝馬は母の受胎条件に関わらず走ってしまうものですが、もしかしたら、今年は非連産の仔が走る年なのかも知れません。
そんな母が前年産駒無し後の馬9頭で気になるのは、カフェヒミコ、ダンスファンタジア、ライステラス、フレンチカクタスの4頭。2枠2頭は今年の桜花賞が4月10日に開催されるから気になった、なんて書いたら怒られそうですが、カフェヒミコは自身満3歳の誕生日、ダンスファンタジアは母ダンスインザムード(2001.4.10)が満10歳の誕生日なんですよね。JRA史上初の桜花賞母仔制覇、母の誕生日に贈るプレゼントとなれば、それはドラマです。また、ライステラスは父ソングオブウインド(2003.2.20)の初年度産駒にして母父スピードワールド(1994.5.7)が泣かせますし、フレンチカクタスは母系の累代種牡馬が渋い。まま、カフェヒミコは血統からも現状の成績からもダート向きの感も致しますが、他の3頭は結局実績馬ということですね(^^;)
あとは、なんだ言いながら、小岩井の12号族ビューチフルドリーマー(1903)系の末えいでしょうか。ホエールキャプチャ。混戦を制する底力は、やはり牝系の持つDNAの確かさ。千代田牧場さんの誇るオーハヤブサ(1959.3.3)系、曾祖母タレンティドガール(1984.4.27)。才媛の曾孫を担当されている蛯名幸作厩務員は、「目千両の美少女」で知られた桜花賞馬タマミ(1967.5.8)も担当されていたそうで、今年の10月で定年を迎えられるそうです。蛯名厩務員が最後の最後で出会われたホエールキャプチャ、奇しくも、タマミと同じビューチフルドリーマー系だったのは、縁が巡ったのでしょう。
沈みがちになる昨今、岩手の雫石を始まりとする「美しい夢」の続きが、仁川の桜の舞台で再び花開くのも、また良し。
では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。
コメント
エースの座は取りあえずキングカメハメハに譲ったものの、サンデーサイレンスの魔力はまだ衰えませんねえ。
そのキングカメハメハは昨年は3頭も掲示板に載せたのですが,今年は不在です。
ディープインパクトは期待が大きすぎてつらいですが、早くも第一次正念場かなと思います。
GIで通用するところを一つ見せておきたいところです。