中島理論コラムのポッドキャスト小編集・第22回(サイズ:313.9KB、再生時間:約40秒、ビットレート:64kbps)。
変わらず、ただICレコーダーを持ちながら競馬中継を見ているだけですね。
「ダウンロードは、メンドクサイわ」とおっしゃる方は、いつもどおり、Flashプレイヤーとなりますが、
でお聞きになってください。 再生ボタンをクリックするだけで音声が流れます。Flashプレイヤー自体にはボリュームは付いておりません。PCの音響装置のボリュームにご注意ください。
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第67回菊花賞(GI)。
1着ソングオブウインド(2003.2.20)。京都芝外回り3000mを3分2秒7の菊花賞レコードで駆けました、エルコンドルパサー(1995.3.17)の仔。↑の叫びにあるとおり、興奮状態の私は、思わず「幸四郎の仔#$%&」と訳が分からず叫んでしまっています(笑)。それにしても、道中16番手から徐々に進出して、上がり3ハロン33秒5の末の切れは「お見事」のひと言です。
表のページの予想で「メイショウサムソン、マルカシェンクの両頭は、8月19日に不意に逝ってしまった厩舎のお姉さんの分も、このGIの舞台で頑張ってほしいと思います」と書きました。不意に逝ってしまったラインクラフト(2002.4.4)、彼女はシャダイマイン(1973.4.9)を曾祖母に持っています。そしてソングオブウインド、彼もまたシャダイマインを曾祖母に持っています。9号族ファンシミン(1967.4.21)系の華が逝ったと思ったら、近親からちゃんとGI馬が生まれました。血は巡ります。
そして、菊花賞3勝の父武邦彦、菊花賞4勝の兄武豊に続いて、菊花賞父子制覇、兄弟制覇を遂げた武幸四郎騎手。こちらの血も巡っています。やるなぁ、幸四郎騎手。レース終了後、メイショウサムソン(2003.3.7)の松本好雄オーナーに対して、申し訳なさそうに握手していたのもよかった。3年前の菊花賞で、ネオユニヴァース(2000.5.21)がザッツザプレンティ(2000.5.26)の3着に敗れた時「三冠の夢破れて、父仔制覇あり」と書きましたが、今回も「三冠の夢破れて、父子制覇あり」となりました。
最後に。レース発走前、関西TVの馬場鉄志アナウンサーが「志摩直人さんに捧げます」とおっしゃった時、「風はその背にたてがみに」という詩集を思いました。ソングオブウインド、それはまさに風の歌。志摩さんならば、今年の菊花賞をご覧になって、どんな詩を残されたでしょう。
風の詩人が逝かれた年に現れた菊花賞馬のこれからを楽しみにしたいと思います。
2着ドリームパスポート(2003.3.14)。あと一歩届かなかったのは、フジキセキ(1992.4.15)産駒の芝GIレースで勝負に行っての弱みなのか。それでも、今回の菊花賞の結果により、メイショウサムソンとは7戦して4回先着しています。3冠レースで2着、3着、2着。強い馬です。
3着アドマイヤメイン(2003.3.13)。GIレースで人気馬に乗る武兄様を外したら絶対にダメ。以上。
結局、「前走神戸新聞杯からプラス4キロで挑んだ母の初仔のワンツーフィニッシュ」となった、第67回菊花賞の結果でした。あー、なんでソングオブウインドもドリームパスポートも買っていて、馬券を外すかな。ホンマにヘタクソやなぁ(笑)。
ではでは♪
コメント
お久しぶりです。久々にパソを繋げました。
「風の歌を聴け」
僕の人生に少なからず影響を与えたであろう同郷の天才作家の一番好きな処女作です。
G1級の名前に無事実績が追いついた感じですね(笑。
自分も上位の両馬に重い印を打ちながら馬券は裏で外したけど、いいレースでした。
ディープのゴタゴタの誰よりも大きい失意の中でもまさに職人として神のように馬を操りあのレースを演出した武兄には脱帽です。
馬も人も血の浪漫。とにかく無事であれ。
◎masa様
おお、わざわざのコメントありがとうございます。
菊花賞はお互いに3着抜けだったようで(苦笑)。今回は、武兄様はやっぱりすごいと唸らされたレースでした。まま、幸四郎騎手の好騎乗、典弘騎手の4年連続菊花賞2着にも唸らされましたが(笑)。
あと「風の歌を聴け」。残念ながら村上春樹さんの第一作は未読です。むぅ、不勉強ですね。あいすみませぬ。
ではでは♪