第6回ジャパンカップダート(GI)。
上位3頭の素晴らしい叩き合い。名手3人の、気合の入った、平成17年の中央競馬GIレースのベストバウトと思わせた戦いでした。ライヴで見られなかったのが残念。
1着カネヒキリ(2002.2.26)。そこのけそこのけ、雷神様のお通りだ。よくぞ最後の最後で交わし切りました。古馬混合GIを制したのですから大したもの。しかも現府中ダート2100mのレコードのオマケつきでした。夢が広がる、3歳のダート王。どうか無事に過ごして、同馬主の先輩クロフネ(1998.3.31)の分も合わせて、来年はドバイでもBCでもどこへでも行ってらっしゃい。
2着シーキングザダイヤ(2001.3.1)。レース当初から先団を行き、最後の最後まで頑張りました。良家のお坊ちゃん、お母さんに並ぶまであと「ハナ」だけ足りませんでした。惜しかった。でも、また次の機会があるはず。頑張れ。
3着スターキングマン(1999.4.14)。やっぱりデザーモ騎手はすごいなぁ。内ラチ沿いの間隙を突き、一瞬勝ったかと思わせましたもの。でも、最後は若い2頭に譲ってしまったのかな。でもでも、頑張りました。6歳馬、エライ。
◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△×
「あー、馬券を買っていたら悔しかったやろうな」と、レースを見ず結果だけを見た時は思っていました。でも、3頭の叩き合いを見て、そんな思いが吹っ飛びました。
馬券を離れて、こういう勝負があるからこそ、競馬はやめられないのでしょう。
競馬が好きで、良かった。