先日、ラフィアンターフマンクラブの1歳馬(2004年産馬)の募集ラインナップが発表されたという事。ラフィアンで一口馬主なっていらっしゃる方には、馬選びの楽しさが募る時期となりました。
さてさて、その馬選びの基準のひとつとして、「母馬の繁殖成績」を考慮に入れている方も中にはいらっしゃる事と存じます。
各クラブ馬主さんの募集馬のページを拝見すると、確かに繁殖牝馬のブラックタイプについて克明に記載されています。しかし「該当募集馬は母馬の何番仔」という記載はあれど、「母馬の年次別出産状況」まで詳しく記載しているクラブは、私の知る限り見当たりません。
そんな母馬の年次別出産状況を知る為に、最も便利と思われるサイトが、新装開店されました。それがこのBlogのリンクにもある「財団法人 日本軽種馬登録協会」というサイトです。ユーザー登録は必要ですが、現在のところ繁殖成績を確認する為にかかる費用は無料です。1982年以降のデータであれば、国内の種雌馬について年次別の繁殖成績(出産状況)が素早く分かります。「あー、前年は不受胎だったんだ」とか「へー、前年は種付けせずにお腹を空けてたんだ」とかですね。
私は、お腹を空けて生産された馬は、連産で生産された馬よりも健康で活力があると考えています。そりゃ、大変ですよね。サラブレッドは生まれて30分も経ったら、自力で立ち上がって歩こうとする動物ですからね。それだけお母さんのお腹の中で大きくなってから、この世に生を受ける訳です。母堂にかかる負担は想像に難くありません。人間でも一緒ですよね。年子を重ねると、兄姉よりも弟妹の身体が弱かったりする。お母さんの体力が消耗された結果です。
ちょっとわき道にそれましたが、健康な仔を選びたいというのは一口馬主さんの共通の思いでしょう。成長環境や飼養など他にも大切な要素はありますが、お母さんの出産状況も重要な要素と思います。出資されたい馬について、よろしければ、お母さんの各年の出産状況も確認してみてくださいませませ。
#おまけ。
>よろしければ、お母さんの各年の出産状況も確認してみてくださいませませ。
と上では書いてみたものの、せっかくこの辺境Blogをご覧頂いている皆様へのサービスと致しまして、ちょっと調べてみたファイルを以下のリンクに用意しておきます。Excelファイルをhtm化したものと、pdf化したものを2つおいておきます。よろしければご参照ください。なお、データの間違いがあった際は、なにとぞご容赦ください(苦笑)。
【ラフィアンターフマンクラブ 会員募集 1歳馬一覧より(2004年産馬)】htm版(68KB)
【ラフィアンターフマンクラブ 会員募集 1歳馬一覧より(2004年産馬)】pdf版(79KB)
どちらも内容は同じです。お使いのPCにおいてご都合の良いファイルをどうぞ。