日本ダービー(GI)9着馬。

巷間まことしやかに流れる風聞に「ダービー9着馬は後々大成する」というものがある、という事。
※参考Web→http://keiba.yahoo.co.jp/story/saikyou/ambershadai/story-5.html

という訳で、ここ30年間の日本ダービー9着馬を調べてみました。

施行年 9着馬名(生年月日)    ダービー以後の主な戦績
2005年 ブレーヴハート(2002.5.2)  ?
2004年 ホオキパウェーブ(2001.3.16)  菊花賞(GI)2着
2003年 クラフトワーク(2000.4.2)  AJCC(GII)1着 中山金杯(GIII)1着 函館記念(GIII)1着
2002年 ヤマノブリザード(1999.3.27)  エイプリルS(OP)1着
2001年 ビッグゴールド(1998.3.21)  中山金杯(GIII) 天皇賞・春(GI)2着
2000年 オースミコンドル(1997.3.19)  特になし
1999年 ワンダーファング(1996.3.11)  障害未勝利戦1着
1998年 エモシオン(1995.3.17)   京都記念(GII)1着 日経新春杯(GII)2着 菊花賞(GI)3着
1997年 サイレンススズカ(1994.5.1)  宝塚記念(GI)1着含む重賞5連勝
1996年 ミナモトマリノス(1993.3.25)  京都大賞典(GII)2着
1995年 イブキラジョウモン(1992.3.23) 中日スポーツ杯4歳(GIII)S1着
1994年 セントギャロップ(1991.3.29)  特になし
1993年 ステージチャンプ(1990.5.17)  日経賞(GII)1着 ステイヤーズS(GIII)1着 菊花賞(GI)2着他
1992年 セキテイリュウオー(1989.4.30) 金杯(GIII)1着 東京新聞杯(GIII)1着 天皇賞・秋(GI)2着2回
1991年 イイデシビア(1988.3.20)   特になし
1990年 ユートジョージ(1987.4.13)  金杯(GIII)3着
1989年 サクラホクトオー(1986.4.3)  セントライト記念(GII)1着 AJCC(GII)1着 有馬記念(GI)3着
1988年 ガクエンツービート(1985.4.30) 菊花賞(GI)2着
1987年 ダイイチパーソ(1984.6.3)  特になし
1986年 オンワードルー(1983.4.19)  ラジオたんぱ賞(GIII)3着
1985年 ロンスパーク(1982.4.2)   鳴尾記念(GII)1着 目黒記念(GII)2着 ダイヤモンドS(GIII)2着
1984年 ハリケーンアサ(1981.5.2)  特になし
1983年 マックスファイアー(1980.2.27) 特になし
1982年 ホリスキー(1979.4.13)   菊花賞1着 天皇賞・春2着 天皇賞・春(GI)3着
1981年 オーゴンタイテエ(1978.3.15)  特になし
1980年 アンバーシャダイ(1977.3.10)  天皇賞・春1着 有馬記念1着 AJCC1着他
1979年 ファイングッド(1976.4.18)  特になし
1978年 タマペンダス(1975.5.27)   神戸新聞杯2着 京都新聞杯3着
1977年 パリアッチ(1974.5.22)   特になし(萩本欣一さんの持ち馬)
1976年 ニッポーキング(1973.3.29)  安田記念1着 セントライト記念1着 京王杯SH1着

う、うーむ。確かに出世している馬も散見されますね。特にサイレンススズカ、アンバーシャダイ、ホリスキーあたりは強力。ガクエンツービート、ステージチャンプ、ホオキパウェーブと菊花賞(GI)2着馬も3頭います。また、今年の天皇賞・春2着で穴を開けたビッグゴールド、天皇賞・秋2着2回のセキテイリュウオーもいます。

えー。じゃあ、今年のブレーヴハートは!?(笑)

ダービーで5番人気を集めた素質馬だけに「ダービー9着馬は後々大成する」という路線に乗ってくるかもしれませんね。果たして、ブレーヴハートの今後やいかに。

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