菊花賞(GI)と磁場理論についてもう一丁。

宝塚記念(GI)前だというのに、秋の話とは気が早い。

えーと、菊花賞は「関東馬が弱くなった」と言われた1990年代初頭でも、2着までにはちゃんと関東馬が来ていたものです。簡単に振り返ると、1980年2着のモンテプリンス(1977.4.1)から1994年2着のヤシマソブリン(1991.4.10)までの15年間は必ず関東馬が連対していました。またそれ以後でも、1997年2着のダイワオーシュウ(1994.3.22)、1998年1着のセイウンスカイ(1995.4.26)、2000年2着のトーホウシデン(1997.3.26)、2001年1着のマンハッタンカフェ(1998.3.5)、2004年2着のホオキパウェーブ(2001.3.16)等が、関東からの刺客として連対していました。

美浦は東経140度18分。放牧先として利用される北海道の地域のうち、洞爺は140度51分、千歳は141度39分、早来は141度49分、門別は142度05分、新冠は142度18分となっています。関東馬は、上記の地域であれば2度以内の移動になるため、放牧に出しても磁場の影響について特に問題が生じない、という事ですね。故に「磁場ボケ」している放牧明けの関西馬よりも、菊花賞での好走が見込めるという事なのでしょう。

果たして、今年は関東馬が菊花賞で連対してくれるでしょうか。ま、こういう風に気が付いて書いている時は、たいてい裏切ってくれるものですけれどね(笑)。

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