タップダンスシチー(1997.3.16)。

今年からスタッドインしている国際GI2勝馬、タップダンスシチー

直父系が非流行のRibot(1952.2.27)系という血統背景から、種牡馬としての人気について懸念する向きも一部であったようですが、すでに200頭以上の種付け申し込みがなされているとか。

で、タップダンスシチー。中島理論使いの皆様であればよくご存知の通り、

『Pleasant Tap×★Northern Dancer×★Bold Hour×★T.V.Lark』

という4代血統構成。母父、祖母父、曾祖母父がいずれも0交配を与えています。さらに、父Pleasant Tap(1987)はその父Pleasant Colony(1978)の0遺伝馬です。

#中島理論的によく似たパターンの配合馬が、シーザリオ(2002.3.31)ですね。彼女は『スペシャルウィーク×★Sadler’s Wells×★Habitat×★Le Fabuleux』という4代血統構成。父スペシャルウィーク(1995.5.2)がその父サンデーサイレンス(1986.3.25)の0遺伝馬ですしね。

そんなタップダンスシチー。なんでも友駿HCのパンフレットでは、中島御大のほめちぎり記事により(笑)、種牡馬としてのタップダンスシチーが紹介されているそうです。

たぶん、タップダンスシチーを購入する時、御大は塩入さんにサジェスチョンされたんでしょうね。

コメント

  1. much_better より:

    タップの配合は中島理論を見聞きした人間にとってはやっぱり化けもんですよ。
    母方のNearco三段付けが全部0遺伝で、それにRibot系のマイナー種牡馬を持ってきて爆発させるってのはね。
    凄い配合の馬が走ってるなあと思いました。
    優駿HCのそのリンクにカリズマティックも出てきますので、中島さんの影響力がかなりあるのでしょうね。

  2. オオハシ より:

    ◎much_better様
    いつもお世話になっております。改めまして、よろしくお願い致します。

    友駿HCの馬は、中島御大の肝煎りにより選ばれているなぁと思わせる馬が、一部にいますねー。

    で、中にはタップダンスシチーみたいに、化けもんみたいな馬もいると(笑)。

    仰るとおり、少なからず影響力はあると思います。

    以上でございまーす。

  3. 住之江琵琶子 より:

    タップダンスシチーがまだG1を勝つ前から
    中島氏は誉めてましたからね。
    こういう先見の明、さすがです。

    タップの種牡馬パンフの中身ってご存じですか?
    中島理論ファンならニヤリとし
    それ以外の人は「はあ?」と思う逸品です(笑)

  4. オオハシ より:

    ◎住之江琵琶子様
    いつもお世話になっております。HNが変わりましたが、よろしくお願い致します。

    >先見の明
    いちおう、血とコンプレックスでも、シンコウラブリイはGIを勝つ前だったのに、母系が高い活性値(2.00)の受け渡しをされている名馬の代表として記述されていましたね。

    >種牡馬パンフ
    残念ながら未見です。しかし、タップダンスシチーの馬体写真や戦績は一切記述が無く、ただただ中島御大の記事が連ねられている代物ということを見聞きしました。

    そりゃ、中島理論ファン以外は、引きますよね(笑)。

    以上でございます。

  5. 住之江琵琶子 より:
  6. オオハシ より:

    ◎住之江琵琶子様
    返信ありがとうございました。

    URL、拝見しました。お手数をおかけしました。ありがとうございます。

    で、URL先。おお、Webにおける血統の大家のお名前が。以前は拝見させて頂いていたのですが、最近はトンとご無沙汰でした。相変わらず、勉強になる記事群でございます。

    で、御大の記事。

    「ははは……」。

    としか、言いようがありませんでした。サスガは御大、ぶっ飛ばされていますね(苦笑)。

    普通は、
    http://www.breeders.co.jp/temp/02_2006/02a_tap.pdf
    みたいな記事になりますよね……。

    以上でございます。

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