出てくる馬が古いなぁ(苦笑)。松山康久厩舎の所属だったプロストライン、1993年の根岸Sの勝ち馬です。当時は、秋の東京開催、ダート1200mのレース。ダート巧者としては薄手の454kgの栗毛馬が、59kgを背負って逃げ粘ったトモエリージェント(1988.4.3)をハナ差交わしての勝利でした。
今でこそ「母の父Mr.Prospector(1970.1.28)」は珍しくはありませんが、当時はまだ珍しかったものです。ましてや父がMt.Livermore(1981.4.21)というBlushing Groom(1974.4.8)の仔。その組み合わせが新鮮でした。
惜しむらくは、飛躍を狙った1994年の関越S(OP)で逝ってしまったこと。忙しくしていた17歳の夏、知らぬ間に帰らぬ馬になっていました。