第146回天皇賞・秋(GI)の勝ち馬。

エイシンフラッシュ 牡 黒鹿毛 2007.3.27生 千歳・社台ファーム生産 馬主・平井豊光氏 栗東・藤原英昭厩舎

エイシンフラッシュ(2007.3.27)の4代血統表
King’s Best
鹿毛 1997.1.24
種付け時活性値:0.25
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr.Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Miesque
鹿毛 1984.3.14
Nureyev 1977.5.2
Pasadoble 1979.4.1
Allegretta
栗毛 1978.3.10
▲Lombard
栗毛 1967
Agio 1955
Promised Lady 1961
Anatevka
栗毛 1969
▲Espresso 1958
Almyra 1962
ムーンレディ
黒鹿毛 1997.3.28
仔受胎時活性値:0.25
プラティニ
栗毛 1989.2.19
種付け時活性値:1.75
Surumu
栗毛 1974.2.26
★Literat 1965
Surama 1970.3.6
Prairie Darling
栗毛 1984.3.16
Stanford 1976.3.20
Prairie Belle 1976.2.12
Midnight Fever
鹿毛 1991.3.8
仔受胎時活性値:1.25
Sure Blade
鹿毛 1983.4.12
種付け時活性値:1.75
Kris 1976.3.23
Double Lock 1975.5.14
Majoritat
黒鹿毛 1984.1.27
仔受胎時活性値:1.50
Konigsstuhl
黒鹿毛 1976
種付け時活性値:1.75
Monacchia
黒鹿毛 1974.4.6
仔受胎時活性値:0.25

<5代血統表内のクロス:Birkhahn5×5>

エイシンフラッシュ(2007.3.27)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
King’s Best
(Mr.Prospector系)
プラティニ
(Dark Ronald系)
Sure Blade
(エタン系)
Konigsstuhl
(Blandford系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
プラティニ
(Busted)
3.25 母が独セントレジャー馬
(No.8-a)
3番仔
(3連産目)

*

では、以下にエイシンフラッシュのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

Majoritat 1984.1.27 独6勝 独オークス(当時GII、現GI) 独1000ギニー(GII)ほかGIII1勝 独3歳牝馬王者
|Maji 1989.3.25 英1勝
||Minaccia 1995.2.12 独4勝
|||Macleya 2002.3.11 仏独香7勝 ポモーヌ賞(仏GII) アレフランス賞(仏GIII) ロワイヤルオーク賞(仏GI)2着ほか
|Majority 1990.3.26 英UAE愛8勝 サンダウンクラシックトライアル(英GIII)3着
|Midnight Fever 1991.3.8 不出走
||ムーンレディ 1997.3.28 独米仏6勝 独セントレジャー(GII) ロングアイランドH(米GII)ドイッチャーヘロルト賞(独GIII)
|||エイシンフラッシュ 2007.3.27 (本馬) 日本ダービー(GI) 天皇賞・秋(GI) 京成杯(GIII)ほか
||Midnight Angel 1999.3.28 独米仏伊2勝 独オークス2着 伊オークス(当時GI、現GII)3着 ミネルヴ賞(仏GIII)3着
|Masterplayer 1992 独2勝 独ダービー(GI)3着
|Majorata 1994.3.24 独0勝
||ミスティックリップス 2004.3.5 独仏伊1勝 独オークス 独1000ギニー2着
|Malinas 2001.4.7 独伊2勝 ウニオンレネン(独GII) 独ダービー2着 ラインラントポカル(独GI)3着2回ほか

近親を見ればバリバリのドイツクラシック血統。活力十二分です。

*

第146回天皇賞・秋(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 12 エイシンフラッシュ 牡5 58 M.デムーロ 1:57.3    33.1 486
[-8]
藤原英昭 5
2 4 フェノーメノ 牡3 56 蛯名正義 1:57.4 1/2 33.8 496
[-2]
戸田博文 1
3 6 ルーラーシップ 牡5 58 I.メンディザバル 1:57.6 1 1/4 33.1 514
[+18]
角居勝彦 2
4 13 ダークシャドウ 牡5 58 福永祐一 1:57.7 3/4 33.6 516
[+8]
堀宣行 4
5 16 カレンブラックヒル 牡3 56 秋山真一郎 1:57.7 アタマ 34.5 466
[-2]
平田修 3

7年ぶりの天覧競馬となった第146回天皇賞・秋。青い目のサムライが、黒鹿毛を導いて、内ラチ沿いをキレイに伸びました。薄曇りの府中、閃光が2年5ヶ月ぶりにまばゆく煌めいて、エイシンフラッシュ。

ゴールした後。本当は故障以外の理由で、馬場では下馬してはならないはずなのに、彼の素直な思いが、そうさせたのでしょう。片膝をついて両陛下に敬意を払うミルコ・デムーロの姿を咎める者はなく、ダービー馬の復活の大団円となったのでした。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

コメント

  1. 匿名 より:

    お世話になっております。府中市つのだです。エイシンフラッシュの勇姿は1コーナーのゴール板の彼方から見ておりました。非SS古馬が1、3着。古馬戦初挑戦の青葉賞馬でステイゴールド産駒が2着。人気の上でもエイシンがいつの間にか5番人気に上がっていて、順当なオッズに落ち着いていました。ダークシャドウ、カレンブラックヒルは4着5着。ステイゴールド産駒以外のSS直父系馬は古馬戦を重ねる毎に父系の飽和を本能的に感じて能力を発揮できていないようにも見受けられました。そしてステイゴールドと言う名の魔法も最強世代のダービー馬の前に封じ込められました。異系の血を持つ漆黒の馬体が世界にあと一歩と迫ったステイゴールド産駒をも飲み込む可能性を感じさせるレースでした。

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