第36回エリザベス女王杯(GI)の勝ち馬。

スノーフェアリー 牝 鹿毛 2007.2.12生 愛国・ウインドフラワー・オーバーシーズ・ホールディングス生産 馬主・アナモイン社 英・E.ダンロップ厩舎

スノーフェアリー(2007.2.12)の4代血統表
Intikhab
鹿毛 1994.5.8
種付け時活性値:1.00
Red Ransom
鹿毛 1987.3.31
Roberto
鹿毛 1969.3.16
Hail to Reason 1958.4.18
Bramalea 1959.4.12
アラビア
鹿毛 1977.5.6
Damascus 1964.4.14
Christmas Wind 1967.5.3
Crafty Example
栗毛 1987.4.11
Crafty Prospector
栗毛 1979.4.7
Mr.Prospector 1970.1.28
Real Crafty Lady 1975.4.2
Zienelle
鹿毛 1983.5.12
Danzig 1977.2.12
Past Example 1976.4.23
Woodland Dream
黒鹿毛 2002.3.24
仔受胎時活性値:1.00
Charnwood Forest
黒鹿毛 1992.3.17
種付け時活性値:0.25
ウォーニング
鹿毛 1985.4.13
Known Fact 1977.3.15
Slightly Dangerous 1979.4.8
Dance of Leaves
鹿毛 1987.3.8
Sadler’s Wells 1981.4.11
Fall Aspen 1976.3.9
Fantasy Girl
黒鹿毛 1994.1.29
仔受胎時活性値:1.75
Marju
黒鹿毛 1988.3.12
種付け時活性値:1.25
ラストタイクーン 1983.5.9
Flame of Tara 1980.4.20
Persian Fantasy
黒鹿毛 1989.3.9
仔受胎時活性値:1.00
Persian Bold
黒鹿毛 1975
種付け時活性値:1.25
Gay Fantasy
鹿毛 1981.2.24
仔受胎時活性値:1.75

<5代血統表内のクロス:Roberto3×5、Northern Dancer5×5、In Reality5×5>

スノーフェアリー(2007.2.12)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Intikhab
(Roberto系)
Charnwood Forest
(In Reality系)
Marju
(Northern Dancer系)
Persian Bold
(Bold Ruler系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Marju
(Woodland Dream)
5.50 伯父が独GIII勝ち馬
(No.1-k)
初仔

*

では、以下にスノーフェアリーのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

Persian Fantasy 1989.3.9 英2勝
|Fantasy Girl 1994.1.29 英0勝
||Big Bad Bob 2000.3.30 独英仏愛8勝 フュルシュテンベルクレネン(独GIII) ディーS(英GIII)2着
||Woodland Dream 2002.3.24 愛1勝
|||スノーフェアリー 2007.2.12 (本馬) 英オークス(GI) 愛オークス(GI) エリザベス女王杯(GI)2回 香港C(GI)

伯父Big Bad Bobは種牡馬として現在アイリッシュナショナルスタッドにて供用されています(→Big Bad Bob)。

*

第36回エリザベス女王杯(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 18 スノーフェアリー 牝4 56 R.ムーア 2:11.6    33.8 472
[不明]
E.ダンロップ 1
2 1 アヴェンチュラ 牝3 54 岩田康誠 2:11.6 クビ 34.2 478
[-4]
角居勝彦 2
3 4 アパパネ 牝4 56 蛯名正義 2:11.8 1 34.7 496
[-6]
国枝栄 4
4 3 ホエールキャプチャ 牝3 54 池添謙一 2:12.0 1 1/2 35.1 456
[-4]
田中清隆 6
5 9 レインボーダリア 牝4 56 川田将雅 2:12.2 1 34.6 454
[-16]
二ノ宮敬宇 17

終わってみれば昨年2010年と同じように末脚を炸裂させたスノーフェアリー。ヒャドかヒャダルコかヒャダインかマヒャドかは分かりませんが、雪の妖精がかけた魔法により、他馬を凍りつかせました。銀世界にはまだ早い秋の淀、今年もひと足先に冬到来というところでした。結果、JRAの平地GIとしては初めて、外国馬による連覇達成となりました。そして、ライアン・ムーア騎手騎乗ではすべてGIレースで5戦5勝。まさに相思相愛の鞍上と鞍下です。

果たして、スノーフェアリーのこの後の進路や如何に。ジャパンカップ(GI)ならば今年の凱旋門賞(仏GI)の1着から3着までが揃い踏み、香港Cならば連覇の期待がかかります。まま、今年は下半期にレースが集中していますから、ゆっくりするのも良いですよね。

という訳で、スノーフェアリーの血統表や牝系図はすでに作成してアップ済みだった為、非常に手の掛からない勝ち馬紹介となり、最近アホみたいに記事更新をしている私に対しても優しい馬でした。有り難う、スノーフェアリー(^^)。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

*

おまけ。「なんちゅう末脚や」と叫ぶオオハシさん。

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