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2016年6月 5日 (日)

第66回安田記念(GI)の勝ち馬。

ロゴタイプ 牡 黒鹿毛 2010.3.10生 千歳・社台ファーム生産 馬主・吉田照哉氏 美浦・田中剛厩舎

ロゴタイプ(2010.3.10)の4代血統表
ローエングリン
栗毛 1999.6.8
種付け時活性値:0.50
シングスピール
鹿毛 1992.2.25
In the Wings
鹿毛 1986.1.19
Sadler's Wells 1981.4.11
ハイホーク 1980.3.17
Glorious Song
鹿毛 1976.4.22
Halo 1969.2.7
Ballade 1972.3.10
カーリング
黒鹿毛 1992.2.17
Garde Royale
黒鹿毛 1980.3.24
Mill Reef 1968.2.23
Royal Way 1969.4.29
Corraleja
鹿毛 1982.3.9
Carvin 1962
Darling Dale 1976.3.30
ステレオタイプ
鹿毛 2002.2.16
仔受胎時活性値:1.75
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:1.75
Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
スターバレリーナ
鹿毛 1990.5.8
仔受胎時活性値:0.75
Risen Star
黒鹿毛 1985.3.25
種付け時活性値:1.00
Secretariat 1970.3.30
Ribbon 1977.4.9
ベリアーニ
鹿毛 1985.4.11
仔受胎時活性値:1.00
Nureyev
鹿毛 1977.5.2
種付け時活性値:1.75
Eleven Pleasures
栗毛 1970.3.17
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:Halo4×3、Northern Dancer5×5>

ロゴタイプ(2010.3.10)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ローエングリン
(Sadler's Wells系)
サンデーサイレンス
(Halo系)
Risen Star
(Bold Ruler系)
Nureyev
(Northern Dancer系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
サンデーサイレンス
(Montparnasse)
5.00 祖母がローズS勝ち馬
(No.8-k)
初仔

*

第66回安田記念(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 6 ロゴタイプ 牡6 58 田辺裕信 1:33.0    33.9 496
[-2]
田中剛 8
2 8 モーリス 牡5 58 T.ベリー 1:33.2 1 1/4 34.0 514
[-4]
堀宣行 1
3 10 フィエロ 牡7 58 内田博幸 1:33.2 ハナ 33.5 500
[-8]
藤原英昭 6
4 7 サトノアラジン 牡5 58 川田将雅 1:33.2 クビ 33.6 526
[0]
池江泰寿 3
5 9 イスラボニータ 牡5 58 蛯名正義 1:33.3 1/2 33.9 476
[0]
栗田博憲 4

第66回安田記念を制したのは、馬番6番の6歳馬、ロゴタイプでした。ロゴタイプ、田辺裕信騎手の積極果敢な逃げ戦法に応えて、絶対王者モーリス(2011.3.2)の追撃を1と4分の1馬身抑えて、ロゴタイプ自身3度目のGI優勝。2013年の第73回皐月賞(GI)以来、3年2ヶ月ぶりの勝利を以て、復権を遂げました。好騎乗を見せた田辺騎手は2014年のフェブラリーS(GI)以来2度目、管理される田中剛調教師はロゴタイプと同じく2013年の皐月賞以来5度目、そして生産者である社台ファームは今年2016年のジュエラー(2013.1.16)による第76回桜花賞(GI)以来のGI勝利となりました。 それぞれにおめでとうございました。

府中芝1600mの2歳レコードであった1分33秒6を持っていたロゴタイプですけれど、確認してみれば、今回が初めての安田記念出走。皐月賞でも1分58秒0のレースレコードで駆けたスピード能力を活かせる舞台は、府中の根幹距離で行われる、この一戦だったのかもしれません。そしてそれは、安田記念に4回出走したものの勝てず、そのうち2回は1番人気で敗れてしまった父ローエングリンの、無念を晴らす勝利でもありました。

ロゴタイプの馬名の意味は「文字を組み合わせて個性的な書体に図案化したもの」。父ローエングリンからは馬名の頭文字「L」を受け継ぎ、そして母ステレオタイプからの連想でもあるのでしょう。2歳王者となり、皐月賞を勝ち、そして6歳で安田記念を制する。ロゴタイプ、近年の2歳王者としては珍しい、個性的な、息の長い名馬となりました。高齢になっても能力の減退が無く、一線級で走り続けることが出来るのは、シングスピールの子孫らしさの現れなのでしょう。

ロゴタイプ、絶対王者を破ったことにより箔も付きましたし、是非とも、後世に血を残してほしいと願うばかりです。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

#余談。血統はぜんぜん違うのですが、父が栗毛のGII勝ち馬、仔が黒鹿毛のGI複数勝利馬と言いますと、ビゼンニシキ(1981.4.26)とダイタクヘリオス(1987.4.10)父仔を思い出しました。ビゼンニシキは3歳秋に故障により早期引退しましたが、ダイタクヘリオスは2歳から能力の高さを見せ、高齢になっても一線級でした。

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