第77回優駿牝馬(GI)の勝ち馬。

シンハライト 牝 黒鹿毛 2013.4.11生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(有)キャロットファーム 栗東・石坂正厩舎

シンハライト(2013.4.11)の4代血統表
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
種付け時活性値:0.50
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao
鹿毛 1980.2.28
Lyphard 1969.5.10
Lady Rebecca 1971.2.28
Burghclere
鹿毛 1977.4.26
Busted 1963
Highclere 1971
シンハリーズ
栗毛 2002.3.3
仔受胎時活性値:0.50
シングスピール
鹿毛 1992.2.25
種付け時活性値:0.25
In the Wings
鹿毛 1986.1.17
Sadler’s Wells 1981.4.11
ハイホーク 1980.3.17
Glorious Song
鹿毛 1976.4.22
Halo 1969.2.7
Ballade 1972.3.10
Baize
栗毛 1993.2.17
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
Efisio
鹿毛 1982.5.10
種付け時活性値:0.50
Formidable 1975.4.8
Eldoret 1976.4.2
Bayonne
栗毛 1988.4.29
仔受胎時活性値:1.00
★Bay Express
鹿毛 1971.4.14
種付け時活性値:0.00
Lambay
栗毛 1978.4.17
仔受胎時活性値:0.25

<5代血統表内のクロス:Halo3×4、Northern Dancer5×5>

シンハライト(2013.4.11)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ディープインパクト
(Halo系)
シングスピール
(Sadler’s Wells系)
Efisio
(Forli系)
Bay Express
(Relic系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ディープインパクト 3.75 or 1.75 母が米GI勝ち馬
(No.6-e)
6番仔+
(6連産目+)

*

第77回優駿牝馬(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 3 シンハライト 牝3 55 池添謙一 2:25.0    33.5 422
[-4]
石坂正 1
2 13 チェッキーノ 牝3 55 戸崎圭太 2:25.0 クビ 33.5 462
[-2]
藤沢和雄 2
3 14 ビッシュ 牝3 55 M.デムーロ 2:25.1 1/2 34.1 416
[+12]
鹿戸雄一 5
4 16 ジェラシー 牝3 55 横山典弘 2:25.3 1 1/2 33.6 476
[+6]
菊沢隆徳 10
5 5 ペプチドサプル 牝3 55 四位洋文 2:25.3 ハナ 34.1 448
[0]
木原一良 8

第76回桜花賞(GI)がハナ差2着、第153回天皇賞・春(GI)もハナ差2着、第21回NHKマイルカップ(GI)が4分の3馬身2着、第11回ヴィクトリアマイル(GI)が2と2分の1馬身+ハナ差の3着。池添謙一騎手、今年のJRAGIで掲示板に載った際には、僅差での敗北が続いていた悔しさを、府中芝2400mのこの舞台で晴らしました。相棒は桜花賞で共に悔しい思いをした、シンハライト。道中はチェッキーノ(2013.2.8)と共に後方5番手から。直線に入ってからは、前を行くビッシュ(2013.1.16)の脚色が良く、「すわ、デムーロ、桜花賞に続いてか」と思いましたが、最後に力強く伸びて来たのがシンハライトとチェッキーノ。そうして、決勝点ではしっかりクビだけ抜け出して、シンハライト。2着と3着に7枠の馬2頭を引き連れて、77代目の優駿牝馬勝ち馬として、その名を歴史に残しました。

タレントが揃った2013年生まれ世代。牝馬勢もジュエラー(2013.1.17)、メジャーエンブレム(2013.3.26)、そしてシンハライトと、2016年春の3歳GIをそれぞれに勝ち取りました。果たして、秋には淀芝2000mの舞台で、3頭が再びまみえることになるのでしょうか。

ひと夏越えた後を、楽しみに待ちたいと思います。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

コメント

  1. ゴリ より:

    池添騎手の覚悟を決めた騎乗が印象的でした。あそこで外に出なかったら、勝機を逸していたかもしれません。
    それにしても、異系色の濃い繁殖牝馬を次々と導入して、SS系を交配し、雑種強勢を生み出す、という社台さんの手法が
    また今年も圧倒した春の牝馬クラシックになりましたね。
    秋には、またいいレースを期待したいです。

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