2016年のクラシック候補生を確認する(牡馬編・其の十)。

2016年の3歳GIで覇を競う2013年生まれ世代の馬たちは、稀に見るハイレベルの様相を呈していますね。タイトルは「2016年のクラシック候補生を確認する」のままですが、距離の長短、芝ダートを問わず、3歳GIを狙う馬たちをじわじわとご案内して行こうと思います。

ヴァンキッシュラン 牡 黒鹿毛 2013.3.18生 千歳・社台ファーム生産 馬主・島川隆哉氏 栗東・角居勝彦厩舎

ヴァンキッシュラン(2013.3.18)の4代血統表
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
種付け時活性値:0.50
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao
鹿毛 1980.2.28
▲Lyphard 1969.5.10
Lady Rebecca 1971.2.28
Burghclere
鹿毛 1977.4.26
Busted 1963
Highclere 1971
リリーオブザヴァレー
鹿毛 2007.2.2
仔受胎時活性値:1.25

Galileo
鹿毛 1998.3.30
種付け時活性値:0.00
★Sadler’s Wells
鹿毛 1981.4.11
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
アーバンシー
栗毛 1989.2.18
Miswaki 1978.2.22
Allegretta 1978.3.10
Pennegale
鹿毛 1998.4.20
仔受胎時活性値:2.00
Pennekamp
鹿毛 1992.3.26
種付け時活性値:1.25
★Bering 1983.3.20
Coral Dance 1978.4.6
Gale Warning
鹿毛 1988.4.5
仔受胎時活性値:0.25
ラストタイクーン
黒鹿毛 1983.5.9
種付け時活性値:1.00
Gay Apparel
黒鹿毛 1975.3.27
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×4>

ヴァンキッシュラン(2013.3.18)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ディープインパクト
(Halo系)
Galileo
(Northern Dancer系)
Pennekamp
(Sea-Bird系)
ラストタイクーン
(Northern Dancer系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Pennekamp 4.50 母が仏GI勝ち馬
(No.4-r)
初仔

ダービートライアル・青葉賞(GII)をレース史上2位の2分24秒2の好時計で差し切りました、ヴァンキッシュラン。当歳のセレクトセールでは1億9950万円で取引された高馬でした。その馬名の意味は「走りで打ち負かす」。

ヴァンキッシュランの最優性先祖である祖母父Pennekampは、現役時代に英仏6勝を挙げ、その主な勝ち鞍に英2000ギニー(GI)、デューハーストS(英GI)、サラマンドル賞(仏GI)と3つのGIがあります。またPennekampは半兄ナスルエルアラブ(1985.3.27)がオークツリー招待H(米GI)、カールトンFバークH(米GI)、チャールズHストラブS(米GI)、サンフアンカピストラーノ招待H(米GI)と4つのGI勝ち、半弟Black Minnaloushe(1998.2.5)が愛2000ギニー(GI)、セントジェームズパレスS(英GI)と2つのGI勝ちを収めており、3兄弟でGI都合9勝を挙げています。これは尊ぶべきは3兄弟の母Coral Dance。さて、Pennekampは、Beringの後継種牡馬として期待されましたが、Alexander Three D(1999.5.6)がパークヒルS(当時英GIII)を制したにとどまりました。

*

ケイティブレイブ 牡 栗毛 2013.5.11生 新ひだか・岡野牧場生産 馬主・瀧本和義氏 栗東・目野哲也厩舎

ケイティブレイブ(2013.5.11)の4代血統表
アドマイヤマックス
鹿毛 1999.4.10
種付け時活性値:1.25
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ダイナシュート
栗毛 1982.5.13
ノーザンテースト
栗毛 1971.3.15
Northern Dancer 1961.5.27
Lady Victoria 1962.2.20
シャダイマイン
黒鹿毛 1973.4.9
ヒッティングアウェー 1958.4.9
ファンシミン 1967.4.21
ケイティローレル
栗毛 2006.5.12
仔受胎時活性値:1.50
サクラローレル
栃栗毛 1991.5.8
種付け時活性値:1.50
Rainbow Quest
鹿毛 1981.5.15
Blushing Groom 1974
I Will Follow 1975.4.29
ローラローラ
栗毛 1985.3.23
Saint Cyrien 1980.4.22
Bold Lady 1974.2.27
ビーマイファイア
栗毛 1986.4.2
仔受胎時活性値:0.75
Be My Guest
栗毛 1974.4.12
種付け時活性値:0.75
Northern Dancer 1961.5.27
What a Treat 1962.5.22
Fire and Ice
栗毛 1976.4.16
仔受胎時活性値:0.25
Reliance
鹿毛 1962.4.11
種付け時活性値:1.25
Glorifying
栗毛 1971.5.18
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×4>

ケイティブレイブ(2013.5.11)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
アドマイヤマックス
(Halo系)
サクラローレル
(Red God系)
Be My Guest
(Northern Dancer系)
Reliance
(Teddy系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
サクラローレル
(ケイティローレル)
3.50 伯父ビーマイナカヤマ
(No.1-s)
初仔

第17回兵庫チャンピオンシップ(JpnII)で、断然の1番人気だったゴールドドリーム(2013.4.19)に7馬身の着差をつけて快勝を収めました、ケイティブレイブ。

ケイティブレイブの最優性先祖である母父サクラローレルは現役時代に日仏9勝で、その主な勝ち鞍に天皇賞・春(GI)、有馬記念(GI)、オールカマー(GII)、中山記念(GII)、金杯(現中山金杯、GIII)と重賞5勝。1996年のJRA年度代表馬まで登り詰めたサクラローレルは、未勝利戦からオープン競走まで各クラスを勝ち上がるという、珍しいタイプの名馬でした。私が生まれて初めて競馬場に行った日、1994年11月20日に京都芝2200mの比良山特別を勝ったのも懐かしい思い出です。さて、サクラローレルの代表産駒には、日経新春杯(GII)、アルゼンチン共和国杯(GII)、鳴尾記念(GIII)と重賞3勝のサクラセンチュリー(2000.4.3)、フローラS(GII)を勝ち優駿牝馬(GI)では3着だったシンコールビー(2000.3.19)、ブリーダーズGC(JpnII)を制したギルガメッシュ(2003.5.2)、ユニコーンS(GIII)の勝ち馬ロングプライド(2004.3.30)、京成杯(GIII)でヤマニンセラフィム(1999.4.13)と1着同着を分け合ったローマンエンパイア(1999.2.26)などがいます。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

タイトルとURLをコピーしました