第59回ダイヤモンドS(GIII)の勝ち馬。

モンテクリスエス 牡 鹿毛 2005.2.21生 日高・下河辺牧場生産 馬主・毛利喜昭氏 栗東・松田国英厩舎

モンテクリスエス(2005.2.21)の4代血統表
シンボリクリスエス[A]
黒鹿毛 1999.1.21
種付け時活性値:1.25
Kris S.
黒鹿毛 1977.4.25
Roberto
鹿毛 1969.3.16
Hail to Reason 1958.4.18
Bramalea 1959.4.12
Sharp Queen
鹿毛 1965.4.19
Princequillo 1940
Bridgework 1955.3.23
Tee Kay
黒鹿毛 1991.2.9
★Gold Meridian
黒鹿毛 1982.4.14
Seattle Slew 1974.2.15
Queen Louie 1968.4.9
Tri Argo
黒鹿毛 1982.5.18
Tri Jet 1969.4.3
Hail Proudly 1969.3.5
ケイウーマン
鹿毛 1990.2.13
仔受胎時活性値:1.50
ラストタイクーン[A]
鹿毛 1983.5.9
種付け時活性値:1.50
トライマイベスト
鹿毛 1975.4.28
Northern Dancer 1961.5.27
Sex Appeal 1970.5.12
Mill Princess
鹿毛 1977.5.21
Mill Reef 1968.2.23
Irish Lass 1962
Friendly Finance
鹿毛 1986.5.7
仔受胎時活性値:0.75
Auction Ring[A]
鹿毛 1972
種付け時活性値:1.25
Bold Bidder 1962.3.22
Hooplah 1965.2.23
River Lady
鹿毛 1963.5.17
仔受胎時活性値:1.50
Prince John[B]
栗毛 1953.4.6
種付け時活性値:0.25
Nile Lily
黒鹿毛 1954.3.23
仔受胎時活性値:2.00(0.00)

<5代血統表内のクロス:Princequillo4×5>

モンテクリスエス(2005.2.21)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
ラストタイクーン
(ケイウーマン)
5.75 or 3.75 母が重賞勝ち馬
(No.10-A)
9番仔
(9連産目)
第59回ダイヤモンドS(GIII)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 9 モンテクリスエス 牡4 53 北村宏司 3:29.4 レコード 36.4 536
[+6]
松田国英 2
2 14 ブレーヴハート 牡7 53 小野次郎 3:29.6 1 1/4 36.7 522
[+2]
加藤征弘 12
3 11 スノークラッシャー 牡4 52 松岡正海 3:29.8 1 1/4 37.0 440
[-2]
清水利章 7
4 8 ベンチャーナイン 牡4 55 武士沢友治 3:29.9 1/2 36.8 500
[0]
小桧山悟 4
5 1 ゴーウィズウィンド 牡10 49 伊藤工真 3:30.3 2 1/2 37.4 474
[-8]
星野忍 16
第59回ダイヤモンドS(GIII)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.9-11.4-11.9-12.8-11.5-11.8-12.1-13.0-12.3-11.9-13.0-13.5-12.2-12.0-11.9-11.9-13.3
上り 4F 49.1-3F 37.1

では、以下にモンテクリスエスのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。 

River Lady 1963.5.17 米3勝
|Riverman 1969 仏英5勝 仏2000ギニー(GI) イスパーン賞(仏GI) 名種牡馬
|Push a Button 1980.5.30 愛1勝
||Offshore Boom 1985.3.23 愛1勝
|||ロックオブジブラルタル 1999.3.8 英愛仏米10勝 GI7連勝の世界新記録
|Friendly Finance 1986.5.7 不出走
||ケイウーマン 1990.2.13 中央2勝 京都4歳特別(旧GIII)ほか重賞2着4回
|||マチカネキララ 2002.2.22 中央5勝 エイプリルS(OP)
|||モンテクリスエス 2005.2.21 (本馬) ダイヤモンドS(GIII) 青葉賞(JpnII)3着

近親にRiverman、ロックオブジブラルタルとくれば、豪華と言わざるを得ませんね。

モンテクリスエスの母ケイウーマンは思い出深い牝馬です。淀芝1400mの新馬戦が2着に1秒5差の大圧勝で、2戦目が関西の出世レースであるこぶし賞でした。初戦の内容から1番人気で挑んだ一戦でしたが、マイラブリー・マイシンザン(1990.3.7)が向こう正面から強引に進出して淀芝内回り1600mのレコード1分34秒9の大駆けに遭って2着に終わりました。

それでもサスガに大物外国産馬と噂されただけあり、京都4歳特別では武豊騎手を鞍上に淀芝内回り2000mをドージマムテキ(1990.3.31)相手に2分2秒2で逃げ切りました。また、京都4歳特別の同日にはNHK杯が行われており、やはりマイシンザンがガレオン(1990.4.25)相手に2分0秒7のレースレコードで勝利を収めました。関西テレビの中継を見ていた私は、大坪元雄さんと杉本清さんが「こぶし賞の1着馬と2着馬が云々」とお話されていたことを思い出します。

京都4歳特別とNHK杯。共に今はもう無い重賞。たどれば1993年5月9日の出来事。見れば、ケイウーマンの父であるラストタイクーンの満10歳の誕生日でした。

若駒の時から素養の高さは認められていたモンテクリスエス。4歳を迎えて一気に開花しつつあるのでしょうか。これからも頑張って、ケイウーマンの息子。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

コメント

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