過去10年のエリザベス女王杯(GI)連対馬の4代血統構成。

過去10年のエリザベス女王杯(GI)連対馬の4代血統構成について

1着馬
(生年月日)[F No.]
母の
何番仔?
母父 祖母父 曾祖母父
2着馬
(生年月日)[F No.]
2
0
0
7
ダイワスカーレット
(2004.5.13)[4-D]
10番仔
(4連産目)
アグネスタキオン ★ノーザンテースト Crimson Satan Beau Max
フサイチパンドラ
(2003.2.27)[8-F]
6番仔
(3連産目)
サンデーサイレンス Nureyev Buckpasser Traffic Judge
2
0
0
6
フサイチパンドラ
(2003.2.27)[8-F]
6番仔
(3連産目)
サンデーサイレンス Nureyev Buckpasser Traffic Judge
スイープトウショウ
(2001.5.9)[5-J]
3番仔
(3連産目)
エンドスウィープ ダンシングブレーヴ トウショウボーイ ダンディルート
2
0
0
5
スイープトウショウ
(2001.5.9)[5-J]
3番仔
(3連産目)
エンドスウィープ ダンシングブレーヴ トウショウボーイ ダンディルート
オースミハルカ
(2000.4.2)[3-L]
3番仔
(3連産目)
フサイチコンコルド リンドシェーバー プロント トサミドリ
2
0
0
4
アドマイヤグルーヴ
(2000.4.30)[8-F]
初仔 サンデーサイレンス トニービン ★ノーザンテースト ガーサント
オースミハルカ
(2000.4.2)[3-L]
3番仔
(3連産目)
フサイチコンコルド リンドシェーバー プロント トサミドリ
2
0
0
3
アドマイヤグルーヴ
(2000.4.30)[8-F]
初仔 サンデーサイレンス トニービン ★ノーザンテースト ガーサント
スティルインラブ
(2000.5.2)[10-D]
10番仔
(10連産目)
サンデーサイレンス ★Roberto Northern Dancer Creme dela Creme
2
0
0
2
ファインモーション
(1999.1.27)[11]
11番仔
(空胎後)
デインヒル Troy ★Mill Reef Sir Gaylord
ダイヤモンドビコー
(1998.5.25)[6-A]
5番仔
(不受胎後)
サンデーサイレンス Alydar Gallant Romeo Bupers
2
0
0
1
トゥザヴィクトリー
(1996.2.22)[9-F]
初仔 サンデーサイレンス Nureyev ★Sharpen Up ★Terrible Tiger
ローズバド
(1998.4.29)[1-W]
初仔 サンデーサイレンス Shirley Heights Lyphard Secretariat
2
0
0
0
ファレノプシス
(1995.4.4)[13-A]
初仔 ブライアンズタイム Storm Cat Damascus Acropolis
フサイチエアデール
(1996.3.26)[20-A]
2番仔
(2連産目)
サンデーサイレンス Mr. Prospector Francis S. Raise a Native
1
9
9
9
メジロドーベル
(1994.5.6)[10-D]
6番仔
(3連産目)
メジロライアン パーソロン ネヴァービート モンタヴァル
フサイチエアデール
(1996.3.26)[20-A]
2番仔
(2連産目)
サンデーサイレンス Mr. Prospector Francis S. Raise a Native
1
9
9
8
メジロドーベル
(1994.5.6)[10-D]
6番仔
(3連産目)
メジロライアン パーソロン ネヴァービート モンタヴァル
ランフォザドリーム
(1994.4.3)[4-M]
初仔 リアルシャダイ スルーザドラゴン チャイナロック トサミドリ

表中では

  1. 異系(Herod系&Matchem系)
    青文字(強調)
  2. ネオ異系
    青文字
  3. SSの子孫
    赤文字(強調)
  4. Halo系(SS自身を含む)
    赤文字
  5. Sadler’s Wells(=Fairy King)系&Blushing Groom系(それぞれ自身を含む)
    背景色灰色

としました。というものの、過去10年の連対馬にSadler’s Wells(1981.4.11)やBlushing Groom(1974.4.8)を4代血統構成に持つ馬はいませんでした。

さて、過去10年を振り返って気になるのは、

  • 6頭が2年連続で連対を果たしている

というところですね。表中では  地で示した馬たち。メジロドーベル、フサイチエアデール、アドマイヤグルーヴ、オースミハルカ、スイープトウショウ、フサイチパンドラ。このうちアドマイヤグルーヴは3年連続出走で3年目の5歳時は3着でした。また、スイープトウショウは4年連続出走で3歳時5着、4歳時1着、5歳時2着、6歳時3着でした。

私が敬愛する競馬者であるblandfordさんは、

馬は自分の好きなコースに戻ると喜んで走る

とおっしゃっています。↑の結果を見ると「うーむ、確かに」と思ってしまいますね(^_^.)

blandfordさんが生まれ故郷のメジロ牧場を取材されたことでもおなじみのメジロドーベル。思えば父メジロライアン(1987.4.11)と父娘2代の「京都芝2200mGIの勝ち馬」なんですよね。ついで述べればメジロライアンは現年齢表記3歳時の京都新聞杯(現JpnII)を2分12秒3のレコードで制しています。お父さんが得意としたコース、中島理論的にはその形相を受けた娘も同じように得意としたのでしょうか。

また、余談となりますが、メジロドーベルが連覇を果たした1999年のエリザベス女王杯は、私の生涯で最も馬券購入代金が大きくなったレースでした。しかし、なんで1着○、2着▲、3着◎の馬しか買ってないのに、外れたんでしょうねぇ。諭吉さんの背中に羽が生えて、たくさんたくさん飛んで行きました。……タテ目(大笑)

という訳で、上記の結果を踏まえて、今年の出走予定馬について次回以降に確認してみたいと思います。

ではでは、今日はこのへんで。

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