インド最強馬に見る0遺伝。

昨日の「旧ソ連最強馬に見る0遺伝。」に続きまして、本日はインド最強馬に見る0遺伝をお届けしたいと思います。

イルーシヴピムパーネル – Wikipedia

Elusive Pimpernel 牡 栗毛 1991生 生産および馬主・インド・ダッシュメッシュスタッドファーム インド・R.バイラムジ厩舎

Elusive Pimpernel(1991)の4代血統表
Wattlefield[A●]
鹿毛 1979.2.15
種付け時活性値:0.75

Red God
栗毛 1954.2.15
Nasrullah
鹿毛 1940.3.2
Nearco 1935.1.24
Mumtaz Begum 1932
Spring Run
鹿毛 1948
Menow 1935
Boola Brook 1937
Short Commons
鹿毛 1962
Hard Tack
鹿毛 1955
Hard Sauce 1948
Cowes 1949
Padus
鹿毛 1955
Anwar 1943
Cherry Way 1944
Right Step
栗毛 1984.2.5
仔受胎時活性値:1.50
Ilheus[A]
栗毛 1978.4.14
種付け時活性値:1.25
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
Nearctic 1954.2.11
Natalma 1957.3.26
Homeward Bound
栗毛 1961
Alycidon 1945.3.15
Sabie River 1949
Right to Royalty
鹿毛 1980.3.6
仔受胎時活性値:0.75
Rex Magna[C]
青毛(?) 1974.4.11
種付け時活性値:1.25+α
Right Royal 1958
Chambre d’Amour 1967.3.17
Good Queen Bess
黒鹿毛 1963.3.5
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
★Bold Ruler[A]
鹿毛 1954.4.6
種付け時活性値:0.00
Flirtatious
鹿毛 1950
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:Nasrullah3×5、Nearco4×5、Menow4×5>

Elusive Pimpernel(1991)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Rex Magna
(Right to Royalty)
5.25 or 3.25
(No.5-C)
?

字面上の5代血統表内のクロスは父方のRed Godの0と母方のBold Rulerの0により弊害の無いクロスとして処理されています。また、見れば、母父Ilheusは輸入種牡馬スイフトスワロー(1977.2.16)の全弟です。両馬の母Homeward Boundは英オークス(現GI)、ヨークシャーオークス(現英GI)の勝ち馬ですね。

あ、Homeward Boundと言っても、サイモンとガーファンクルではありません。

……すみません、すみません。いや、しかし、ニューヨークのセントラルパークで53万人の観衆を集めてのコンサートですからね。凄い。

えー、気を取り直しまして、「インド最強馬」と言えば彼を忘れてはいけません。そう「インドのシンザン」を。

オウンオピニオン – Wikipedia

オウンオピニオン 牡 栗毛 1975.2.17生 インド・ボパールスタッド生産 馬主・M.A.M.ラマスワミー氏 インド・A.B.デビディアン厩舎

オウンオピニオン(1975.2.17)の4代血統表
Simead[D]
栗毛 1968
種付け時活性値:1.50
シルバーシャーク
芦毛 1963
Buisson Ardent
栗毛 1953
Relic 1945
Rose o’Lynn 1944
Palsaka
芦毛 1954
Palestine 1947
Masaka 1945
Meadow Pipit
栗毛 1961
Worden
栗毛 1949
★Wild Risk 1940
Sans Tares 1939
Rising Wings
栗毛 1955
The Phoenix 1940
Skylarking 1950
Purita
鹿毛 1968
仔受胎時活性値:1.50
Cornish Flame[C]
栗毛 1948
種付け時活性値:0.75
Hyperion
栗毛 1930.4.18
Gainsborough 1915.1.24
Selene 1919
Stratton Street
栗毛 1933
Fairway 1925
Devonshire House 1924
Pashmina
鹿毛 1959
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
★Fair Aid[A]
1950
種付け時活性値:0.00
Nasrullah 1940.3.2
Fair Portia 1941
Tosca
鹿毛 1951
仔受胎時活性値:1.75
★Tarquinius Superbus[A]
鹿毛 1942
種付け時活性値:0.00
Big Blaze
1944
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:Nearco5×5×5、Fair Trial5×5>

オウンオピニオン(1975.2.17)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Simead
(Rising Wings)
6.75 or 4.75
(No.6-F)
?

皆様、オウンオピニオンがシルバーシャークの直孫ってご存知でした?恥ずかしながら、私は初めて知りました(^^;)

ではでは、今日はこのへんで。

コメント

  1. much_better より:

    オウンオピニオンの血統表はPednetでいじくったような気が・・・。
    記憶が曖昧ですが、JC出走馬の血統表を埋めていて、Dersimの方だったか、それとも両方だったか・・・。

  2. much_better より:

    一つ思い出しました。
    Dersimの血統表がThoroughbred Databaseの方と食い違っていて(母父が違う)、
    どうしようかと思ったのですが、たいしたソースがなかったので結局放置したのでした。
    Thoroughbred Databaseの方が自然だとは思うのですが。

  3. オオハシ より:

    ◎much_better様
    いつもお世話になっております。

    >オウンオピニオン
    とりあえずThoroughbred Database以外のところも確認して、
    血統の裏を取ったつもりではいます(苦笑)

    しかし、そうですか。Ped Netでオウンオピニオンをいじられましたか。
    うーむ、サスガ。

    >Dersim
    完全に裏を取ることはできませんが、やはり母父はFloche Royaleのようです。

    トルコジョッキークラブのWebサイトも確認しましたが、
    ディヴァインライトの血統表においてサンデーサイレンスの
    生年が間違っていることくらいしか確認できませんでした(←なにやってんの)

    力不足甚だしく申し訳ないです。あいすみません。

    ではでは、わざわざのコメント、誠にありがとうございました。

  4. much_better より:

    >Dersim
    やっぱりFloche Royaleの方が可能性が高いですよね。
    とりあえずこっちにしておこうかな。

    生年間違いは軽い方ですよ。
    韓国のスタッドブックではSunday Silence (JPN)などとなっています。
    サンデーサイレンスは日本に輸入されましたが、Rahy (JPN)ってのはなぜ間違えたのか分かりません。
    http://studbook.kra.co.kr/eng/html/eng_bhr_list.jsp

  5. オオハシ より:

    ◎much_better様
    いつもお世話になっております。
    >Dersim
    http://k-ba.data-hotel.net/cgi-bin/ped/pedigree.pl?data=100563
    おお、すでに変更が(笑)
    >韓国のスタッドブック
    おお、本当ですね。他にも明らかな間違いが(笑)
    まま、それはともかくとして、海を渡った馬たちが
    彼の地で大切に扱われていることを祈ります。
    ではでは、わざわざのコメント、誠にありがとうございました。

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