Untapable(2011.2.13)。

Untapable 牝 鹿毛 2011.2.13生 米国・ウィンチェル・サラブレッド社生産 馬主・ウィンチェル・サラブレッド社 米国・S.M.アスムッセン厩舎

Untapable(2011.2.13)の4代血統表
Tapit
芦毛 2001.2.27
種付け時活性値:0.25
Pulpit
鹿毛 1994.2.15
A.P.Indy
黒鹿毛 1989.3.31
Seattle Slew 1974.2.15
Weekend Surprise 1980.4.8
Preach
鹿毛 1989.3.26
Mr.Prospector 1970.1.28
Narrate 1980.4.6
Tap Your Heels
芦毛 1996.2.16
★Unbridled
鹿毛 1987.3.5
Fappiano 1977.5.19
Gana Facil 1981.2.9
Ruby Slippers
芦毛 1982.3.18
Nijinsky 1967.2.21
Moon Glitter 1972.3.30
Fun House
鹿毛 1999.2.14
仔受胎時活性値:0.75
Prized
黒鹿毛 1986.5.20
種付け時活性値:1.00
★Kris S.
黒鹿毛 1977.4.25
Roberto 1969.3.16
Sharp Queen 1965.4.19
My Turbulent Miss
鹿毛 1976.3.10
★My Dad George 1967.3.24
Turbulent Miss 1969.2.28
Bistra
鹿毛 1986.4.5
仔受胎時活性値:1.00
Classic Go Go
鹿毛 1978.2.11
種付け時活性値:1.75
Pago Pago 1960
Classic Perfection 1972.4.22
Carols Christmas
黒鹿毛 1977.4.10
仔受胎時活性値:2.00
Whitesburg
栗毛 1969.4.1
種付け時活性値:1.75
Light Verse
鹿毛 1970.3.30
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:Mr.Prospector4×5(父方)>

Untapable(2011.2.13)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Tapit
(Seattle Slew系)
Prized
(Roberto系)
Classic Go Go
(Fairway系)
Whitesburg
(Black Toney系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Classic Go Go
(Never Bend)
5.25 母が米GII馬&半兄が米GI馬
(No.8-d)
6番仔?
(6連産目?)

*

「ラン・フォー・ザ・リリーズ」でWeb検索しますと、昨年2013年に書いた自分の記事が最初に出て来て若干不安に思いますが、「Run for the Lilies」で検索したら、ちゃんと本家本元に突き当たります(^^;)

そんな、ユリの首飾りを目指して駆けた、第140回のケンタッキーオークス(米GI)の勝ち馬はUntapable。 鹿毛の流星、米国競馬の王道とも言うべき先行抜け出しの走りを見せて、悠々と4馬身半差の楽勝を見せました。鞍上のロージー・ナプラヴニク騎手は、2012年のBelieve You Can(2009.3.3)に続いて2回目のケンタッキーオークス制覇。彼女の美しい笑顔も、勝利に更なる花を添えました。

紹介の順番は前後しましたが、今年2014年のケンタッキーオークスとケンタッキーダービー(米GI)は、共にPulpitを直系祖父に持つ馬が勝利を収めた、という結果でした。また、Untapableの父Tapitと、California Chrome(2011.2.18)の父Lucky Pulpit(2001.2.10)は、共に2001年生まれですね。Untapableの血統に戻ると、改めて、母父Prizedが中島理論的には良い味を出していると思いました。Prized自身が先祖の減る配合になっていますので、牝馬には効くのでしょう。全弟マチカネアレグロ(1991.5.23)も懐かしい。そしてまた、祖母父Classic Go Go。そう、クロフネ(1998.3.31)の母父が、Untapableの最優性先祖として配されています。California Chromeにしてもそうですが、マイナースタリオンの使い方の上手さが、米国馬産の魅力のひとつですね。

ユリの女王となったUntapable、バラを名前に戴く鞍上と共に、これからも活躍して欲しいものです。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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