空胎後に名馬あり(其の十六)。

今年最後になろうかと思います。受胎条件についての表をアップしておきます。

2006年のJRAGI21レースの複勝圏馬における母の受胎条件
レース名 1着馬 母の受胎条件 2着馬 母の受胎条件 3着馬 母の受胎条件
フェブラリーS カネヒキリ 空胎後の5番仔 シーキングザダイヤ 初仔 ユートピア 初仔
高松宮記念 オレハマッテルゼ 不受胎後の4番仔 ラインクラフト 3連産目の4番仔 シーイズトウショウ 初仔
桜花賞 キストゥヘヴン 2連産目の12番仔 アドマイヤキッス 不受胎後の3番仔 コイウタ 2連産目の2番仔
皐月賞 メイショウサムソン 初仔 ドリームパスポート 初仔 フサイチジャンク 少なくとも6連産目以降の仔
天皇賞・春 ディープインパクト 7連産目の7番仔 リンカーン 初仔 ストラタジェム 3連産目の3番仔
NHKマイルカップ ロジック 2連産目の7番仔 ファイングレイン 初仔 キンシャサノキセキ 双子流産後の仔
ヴィクトリアマイル ダンスインザムード 2連産目の12番仔 エアメサイア 2連産目の2番仔 ディアデラノビア 初仔
オークス カワカミプリンセス 3連産目の3番仔 フサイチパンドラ 3連産目の6番仔以降の仔 アサヒライジング 8連産目の8番仔
日本ダービー メイショウサムソン 初仔 アドマイヤメイン 3連産目の3番仔 ドリームパスポート 初仔
安田記念 ブリッシュラック 4連産目以降の仔 アサクサデンエン 初仔 ジョイフルウィナー 2連産目以降の仔
宝塚記念 ディープインパクト 7連産目の7番仔 ナリタセンチュリー 初仔 バランスオブゲーム 4連産目の4番仔
スプリンターズS テイクオーバーターゲット 死産後の1番仔 メイショウボーラー 3連産目の3番仔 タガノバスティーユ 3連産目の7番仔
秋華賞 カワカミプリンセス 3連産目の3番仔 アサヒライジング 8連産目の8番仔 フサイチパンドラ 3連産目の6番仔以降の仔
菊花賞 ソングオブウインド 初仔 ドリームパスポート 初仔 アドマイヤメイン 3連産目の3番仔
天皇賞・秋 ダイワメジャー 空胎後の7番仔 スウィフトカレント 3連産目の3番仔 アドマイヤムーン 2連産目の2番仔
エリザベス女王杯 フサイチパンドラ 3連産目の6番仔以降の仔 スイープトウショウ 3連産目の3番仔 ディアデラノビア 初仔
マイルCS ダイワメジャー 空胎後の7番仔 ダンスインザムード 2連産目の12番仔 シンボリグラン 3連産目の3番仔
ジャパンカップダート アロンダイト 4連産目の6番仔以降の仔 シーキングザダイヤ 初仔 フィールドルージュ 3連産目の3番仔
ジャパンカップ ディープインパクト 7連産目の7番仔 ドリームパスポート 初仔 ウィジャボード 前年産駒なし後(!?)の10番仔
阪神JF ウオッカ 2連産目の4番仔 アストンマーチャン 6連産目以降の子 ルミナスハーバー 2連産目の6番仔
朝日杯FS ドリームジャーニー 初仔 ローレルゲレイロ 初仔 オースミダイドウ 3連産目の3番仔

朝日杯FS(GI)までの21レースを振り返ると、「スプリンターズSを除く牡牝混合GI(牝馬が出ていないレースも含む)では、母が前年産駒なし後の仔となる牡馬が、2着までには必ず入っている」ということに気付きますね。

果たして、この傾向は最後の最後まで継続されるのか。第51回有馬記念の出走予定馬について確認してみます。 

【朝日杯FS】

  • ダイワメジャー 空胎後の仔
  • チャクラ 初仔
  • ドリームパスポート 初仔
  • トーセンシャナオー 不受胎後の仔
  • メイショウサムソン 初仔

色気のありそうなところが3頭いますね。というか「GI3勝馬」、「もはや3歳最強格」、「3歳の2冠馬」という3頭ですからね(笑)。

今回は奇をてらわずに、素直に行くのが吉のような気がします。あと、受胎条件以外からは、「別路線からのチャレンジャー」を狙いたいところです。

ではでは♪

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