土曜日の深夜ということでアクセスをしてくださっている方も増えている様子。という訳で、ちょいとだけおなじみとなった、受胎条件についての表を改めてアップしておきます。
レース名 | 1着馬 | 母の受胎条件 | 2着馬 | 母の受胎条件 | 3着馬 | 母の受胎条件 |
フェブラリーS | カネヒキリ | 空胎後の5番仔 | シーキングザダイヤ | 初仔 | ユートピア | 初仔 |
高松宮記念 | オレハマッテルゼ | 不受胎後の4番仔 | ラインクラフト | 3連産目の4番仔 | シーイズトウショウ | 初仔 |
桜花賞 | キストゥヘヴン | 2連産目の12番仔 | アドマイヤキッス | 不受胎後の3番仔 | コイウタ | 2連産目の2番仔 |
皐月賞 | メイショウサムソン | 初仔 | ドリームパスポート | 初仔 | フサイチジャンク | 少なくとも6連産目以降の仔 |
天皇賞・春 | ディープインパクト | 7連産目の7番仔 | リンカーン | 初仔 | ストラタジェム | 3連産目の3番仔 |
NHKマイルカップ | ロジック | 2連産目の7番仔 | ファイングレイン | 初仔 | キンシャサノキセキ | 双子流産後の仔 |
ヴィクトリアマイル | ダンスインザムード | 2連産目の12番仔 | エアメサイア | 2連産目の2番仔 | ディアデラノビア | 初仔 |
オークス | カワカミプリンセス | 3連産目の3番仔 | フサイチパンドラ | 3連産目の6番仔以降の仔 | アサヒライジング | 8連産目の8番仔 |
日本ダービー | メイショウサムソン | 初仔 | アドマイヤメイン | 3連産目の3番仔 | ドリームパスポート | 初仔 |
安田記念 | ブリッシュラック | 4連産目以降の仔 | アサクサデンエン | 初仔 | ジョイフルウィナー | 2連産目以降の仔 |
宝塚記念 | ディープインパクト | 7連産目の7番仔 | ナリタセンチュリー | 初仔 | バランスオブゲーム | 4連産目の4番仔 |
スプリンターズS | テイクオーバーターゲット | 初仔(?) | メイショウボーラー | 3連産目の3番仔 | タガノバスティーユ | 3連産目の7番仔 |
秋華賞 | カワカミプリンセス | 3連産目の3番仔 | アサヒライジング | 8連産目の8番仔 | フサイチパンドラ | 3連産目の6番仔以降の仔 |
秋華賞(GI)までの13レースを振り返ると、「牡牝混合GI(牝馬が出ていないレースも含む)では、母が前年産駒なし後の仔となる牡馬(もしくはせん馬)が、2着までには必ず入っている」ということに気付きますね。
ただし、スプリンターズS(GI)の勝ち馬であるテイクオーバーターゲット(1999.9.27)については、海外の競馬ページを渉猟した際に「死産後の仔」という記載を確認したと思ったのですが、そのページがどこのページだったのか、再度見付けられていません。何ともはや間抜けなお話ですが、競馬ブックの記載から「初仔(?)」としておきます。
気を取り直して第67回菊花賞(GI)の出走馬18頭のうち、母の受胎条件が良い馬を50音順にピックアップすると、
- ソングオブウインド 初仔 ※神戸新聞杯3着
- トウショウシロッコ 不受胎後の仔 ※セントライト記念2着
- ドリームパスポート 初仔 ※神戸新聞杯1着
- トーセンシャナオー 不受胎後の仔 ※セントライト記念1着
- ネヴァブション 不受胎後の仔 ※九十九里特別1着
- マンノレーシング 不受胎後の仔
- ミストラルクルーズ 初仔 ※セントライト記念3着
- メイショウサムソン 初仔 ※神戸新聞杯2着
の8頭ですね。菊花賞トライアルのGII戦2クラ、セントライト記念と神戸新聞杯。両レースで3着までに入った馬は、いずれも母の受胎条件が良い馬でした。合わせて、中山芝2500mの1000万条件戦である九十九里特別を勝ち上がってきたネヴァブション(2003.3.19)も不受胎後の仔です。
まま、8頭もいたら、どの馬かは複勝圏に絡んでくれそうです(笑)。
ではでは♪