第41回函館記念(GIII)と日曜日の2歳戦の結果(2005/07/24分)。

第41回函館記念の結果。

1着エリモハリアー(2000.3.21)。ジェネラス(1988.2.8)が日本に残していった仔ども、見事に重賞初制覇。やっぱり、函館の洋芝が良いのでしょうか、前走の巴賞に続いて連勝となりました。鞍上の北村浩平騎手にとっても、嬉しい重賞初制覇。JRAのサイトを見たら、騎手名鑑の北村騎手の重賞成績欄に『2005年/函館記念(GIII)/エリモハリアー』が、あっという間に追加されていました。15時40分時点ですでに追加されていて「どんだけ速いねん」と思いました(笑)。なにはともあれ、人馬ともに初めての重賞勝ち、おめでとサンサン。

2着ブルートルネード(2001.3.13)。今は亡きジェイドロバリー(1987.3.14)の血、函館の地で逃げ粘りました。小倉では母父としてフミノトキメキ(2001.2.25)が小倉サマージャンプ(J・GIII)を制しましたし、隠れたキーワードは「ヒスイ泥棒」だったのでしょうか。ブルートルネード自身の母父はシンボリルドルフ(1981.3.13)。函館の洋芝、欧州血脈のバックボーンが生きたという感じです。

3着ウイングランツ(2000.4.8)。ちょっと距離が足らなかった?

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函館の新馬戦(芝1800m)を勝ち上がったのはニシノロドリゲス(2003.3.21、♂、鹿毛)。所属は栗東・宮本博厩舎。その4代血統構成は『アグネスタキオン×Nureyev×Alydar×Alleged』で『Hail to Reason系×Northern Dancer系×Raise a Native系×Ribot系』の配合です。5代血統表内ではNative Dancer(1950.3.27)5×5(母方)のクロス、Almahmoud(1947)5×5(母方)の牝馬クロスがあります。ニシノロドリゲスの牝系は22号族。半兄ニシノアレックス(2002.3.17)が北海道2歳優駿(統一GIII)で2着になっています。ニシノロドリゲスは母ニシノディセンシー(1996.4.29)が4連産目の4番仔。

#西山牧場さんらしいネーミングですが、ニシノアレックス&ニシノロドリゲス兄弟、兄弟でMLBの名選手アレックス・ロドリゲスになりますな(笑)。

新潟の新馬戦(芝1600m)を勝ち上がったのはマイネサンサン(2003.5.3、♀、黒鹿毛)。所属は美浦・谷原義明厩舎。その4代血統構成は『スペシャルウィーク×メイワパッサー×Bald Eagle×Princequillo』で『Hail to Reason系×Tom Fool系×Nasrullah系×Prince Rose系』の配合です。5代血統表内ではBuckpasser(1963.4.28)5×3のクロス、Busanda(1947)4×5(母方)の牝馬クロスがあります。マイネサンサンの牝系は7号族。母スプライトパッサー(1987.6.6)は関屋記念(GIII)などJRA5勝、伯父ウインザーノット(1980.3.3)は函館記念(GIII)2回などJRA7勝を挙げました。祖母サンサン(1969.4.9)は言わずと知れた凱旋門賞(仏GI)馬。マイネサンサンは母が2連産目の5番仔。

小倉の新馬戦(ダート1000m)を勝ち上がったのはシルクフラッグ(2003.4.12、♂、鹿毛)。所属は栗東・藤原英昭厩舎。その4代血統構成は『シャンハイ×オジジアン×ノーザンテースト×ハンターコム』で『Mr.Prospector系×Damascus系×Northern Dancer系×Dante系』の配合です。5代血統表内ではDamascus(1964.4.14)4×3、Northern Dancer(1961.5.27)5×4、Never Bend(1960)5×4(父方)のクロスがあります。シルクフラッグの牝系は4号族ロードマップ(1967.3.20)系。曾祖母ダイナドライブ(1981.5.20)の直仔に最優秀2歳牝馬のノーザンドライバー(1988.4.16)が出ています。シルクフラッグは母シルクアンクレット(1997.3.19)の初仔。

小倉の新馬戦(芝1200m)を勝ち上がったのはメイショウテッケル(2003.3.6、♀、鹿毛)。所属は栗東・武邦彦厩舎。その4代血統構成は『メイショウオウドウ×ノーザンテースト×トウショウボーイ×ネヴァービート』で『Hail to Reason系×Northern Dancer系×Princely Gift系×Never Say Die系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer4×3のクロス、Lady Angela(1944)5×4(母方)、Almahmoud5×5の牝馬クロスがあります。日本の土着牝系8号族ステファニア(1923)系。メイショウテッケルは母メイショウノハナ(1995.4.27)が4連産目の4番仔。

函館の未勝利戦(芝1200m)を勝ち上がったのはマイネルファーマ(2003.5.26、♂、栗毛)。所属は栗東・中村均厩舎。その4代血統構成は『フォーティナイナー×サティンゴ×MacArthur Park×Amerigo』で『Mr.Prospector系×Fairway系×Hyperion×Nearco系』の配合です。5代血統表内ではNasrullah(1940.3.2)5×5のクロスがあります。マイネルファーマの牝系は16号族。半兄に金鯱賞(GII)、小倉記念(GIII)、朝日CC(GIII)と重賞3勝を挙げたミッキーダンス(1996.4.24)がいます。マイネルファーマは母マルサンホマレ(1986.4.10)が10連産目の10番仔。

#故あってこのマイネルファーマを応援しているのですが、勝ち上がってくれて良かった。

新潟の未勝利戦(芝1400m)を勝ち上がったのはヒシハイグレード(2003.3.12、♂、栗毛)。所属は美浦・手塚貴久厩舎。その4代血統構成は『サクラバクシンオー×Woodman×Hero’s Honor×Le Fabuleux』で『Princely Gift系×Mr.Prospector系×Northern Dancer系×Wild Risk系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer4×4×5のクロスがあります。ヒシハイグレードの牝系は北米で受け継がれている4号族。ヒシハイグレードは母ピュアティー(1995.3.11)が4連産目の4番仔と推定。

に、2歳戦が増えてきて、調べるのも大変になってきた日曜日でした。

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