アサヒライジング(2003.2.9)。行き脚がつかなかったのか、後方からの展開になりながら、よく頑張りました。アメリカンオークス招待S(GI)2着は立派。胸を張って、帰って来てください。本当にお疲れ様でした。
ラムタラ(1992.2.2)。3000万ドルで購入された馬が、24万ドルで英国へ売却。売却価格は購入価格の「8厘」です。しかし、彼の地で良い仔を出してくれることを祈ります。元気で息災に過ごしてください。
愛ダービー(GI)の勝ち馬Dylan Thomas(2003.4.23)。以下に中島理論的まとめを行っておきます。
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
デインヒル (Danzig系) |
Diesis (エタン系) |
Mount Hagen (Bold Ruler系) |
Francis S. (Royal Charger系) |
8代残牡先祖数 (7代残牡先祖数) |
4代血統構成 (資質固定指数) |
潜在能力値 | 少ない血etc |
1/128 (1/64) |
★A ★x A A (0.50) |
0.50 | Mount Hagen |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 何番仔? |
Mount Hagen (Bois Roussel) |
4.50 |
半姉Queen’s Logic (No.9-C) |
8番仔? (?) |
また、強烈な馬が勝ちましたね(苦笑)。Dylan Thomasの半姉Queen’s Logic(1999.2.21)は英5勝でチェヴァリーパークS(GI)、ロウザーS(GII)、クイーンメアリーS(GIII)、フレッドダーリングS(GIII)を勝ち全欧最優秀2歳牝馬に選出されました。
ではでは♪
コメント
Horatio Nelsonは残念なことになってしまいましたが、またデインヒル産駒にびっくりする馬が出てきましたね。
7代残牡先祖数1/64はお見事です。
George Washington、Horatio Nelson、Dylan Thomas。この世代のデインヒル産駒の活躍馬は人名が多いですね。
◎much_better様
いつもお世話になっております。
>Horatio Nelson
英ダービーの出走前、鞍上のファロン騎手が異常を訴えていたのに……、ですね。騎乗者の、馬の異変に気付く感性の鋭さを思うと共に、本当に残念な出来事でした。
>Dylan Thomas
デインヒルの忘れ形見の1頭、強烈ですよね。
>人名
3頭いずれもマグナー夫人とテイボー氏の所有馬ということで、人名シリーズということですね(笑)。
以上、オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。
ネルソン提督はトラファルガー海戦で戦死しているんですね(確かに世界史でそう習ったような。もちろんすっかり忘れていましたが)。
馬の方まで戦死しなくても良かったのに。
スポニチで合田さんがHoratio NelsonとBarbaroについて書いていますが、ファロンが異常に気が付いて、エイダンと獣医が集まって話し合った上で出走したところ、故障。
獣医よりも調教師よりも上に乗っているものの方がよく分かるんですね。
Barbaroの方はまだ療養中です。
悪い方には向かっていないようなので、どうにか回復してほしいです。
◎much_better様
いつもお世話になっております。ありがとうございます。
>Horatio Nelson
名前が行く末を示していたのであれば、アイロニーですね……。
『★デインヒル×★Sadler’s Wells×★Master Derby×Tulyar』という3代に渡る0交配は、欧米の生産者の懐の深さを思わせました。
>獣医よりも調教師よりも上に乗っているものの方がよく分かるんですね。
本当に、ですね。結局、馬の状態については、馬乗りにしか分かりえないところがあるのでしょう。
いつだったか『優駿』誌上の『やぶにらみエッセイ』で、井崎脩五郎さんが、騎手の馬の異変における感受性の確かさについて、米国での実例を挙げて、書いていらっしゃいました。
やっぱり、実際に乗っている者には勝てないということですね。
>Barbaro
ホントに、なんとか生きながらえてほしいと願います。
ではでは♪