シリーズ「空胎後に名馬あり」。改めて、ここまでのJRAGI8レースを振り返っておきます。
レース名 | 1着馬 | 母の受胎条件 | 2着馬 | 母の受胎条件 | 3着馬 | 母の受胎条件 |
フェブラリーS | カネヒキリ | 空胎後の5番仔 | シーキングザダイヤ | 初仔 | ユートピア | 初仔 |
高松宮記念 | オレハマッテルゼ | 不受胎後の4番仔 | ラインクラフト | 3連産目の4番仔 | シーイズトウショウ | 初仔 |
桜花賞 | キストゥヘヴン | 2連産目の12番仔 | アドマイヤキッス | 不受胎後の3番仔 | コイウタ | 2連産目の2番仔 |
皐月賞 | メイショウサムソン | 初仔 | ドリームパスポート | 初仔 | フサイチジャンク | 少なくとも6連産目以降の仔 |
天皇賞・春 | ディープインパクト | 7連産目の7番仔 | リンカーン | 初仔 | ストラタジェム | 3連産目の3番仔 |
NHKマイルカップ | ロジック | 2連産目の7番仔 | ファイングレイン | 初仔 | キンシャサノキセキ | 双子流産後の仔 |
ヴィクトリアマイル | ダンスインザムード | 2連産目の12番仔 | エアメサイア | 2連産目の2番仔 | ディアデラノビア | 初仔 |
オークス | カワカミプリンセス | 3連産目の3番仔 | フサイチパンドラ | 3連産目の6番仔以降の仔 | アサヒライジング | 8連産目の8番仔 |
先週の第67回オークス(GI)で、ついに「母の前年産駒なし後の仔」による複勝圏への突入が途切れてしまいました。「よくよく見てみたら、3連産目も多いなぁ」って、だから、範囲を広げるなって(笑)。
という訳で、ここでは過去20年の日本ダービー(GI)馬の母の受胎状況を記しておきます。
年次 | 勝ち馬(生年月日) | 母の受胎条件 |
2005年 | ディープインパクト(2002.3.25) | 7連産目の7番仔 |
2004年 | キングカメハメハ(2001.3.20) | 3連産目の4番仔 |
2003年 | ネオユニヴァース(2000.5.21) | 3連産目の10番仔 |
2002年 | タニノギムレット(1999.5.4) | 4連産目の4番仔 |
2001年 | ジャングルポケット(1998.5.7) | 4連産目の4番仔 |
2000年 | アグネスフライト(1997.3.2) | 3連産目の4番仔 |
1999年 | アドマイヤベガ(1996.3.12) | 初仔 |
1998年 | スペシャルウィーク(1995.5.2) | 5連産目の5番仔 |
1997年 | サニーブライアン(1994.4.23) | 初仔 |
1996年 | フサイチコンコルド(1993.2.11) | 初仔 |
1995年 | タヤスツヨシ(1992.4.26) | 不受胎後の6番仔 |
1994年 | ナリタブライアン(1991.5.3) | 4連産目の5番仔 |
1993年 | ウイニングチケット(1990.3.21) | 6連産目の6番仔 |
1992年 | ミホノブルボン(1989.4.25) | 初仔 |
1991年 | トウカイテイオー(1988.4.20) | 2連産目の2番仔 |
1990年 | アイネスフウジン(1987.4.10) | 7連産目の7番仔 |
1989年 | ウィナーズサークル(1986.4.10) | 2連産目の3番仔 |
1988年 | サクラチヨノオー(1985.2.19) | 7連産目の7番仔 |
1987年 | メリーナイス(1984.3.22) | 不受胎後の2番仔 |
1986年 | ダイナガリバー(1983.3.23) | 2連産目の8番仔 |
おお、今、表を作っていて、母の受胎条件はともかく、各馬の生年月日はそらで思い出せました(笑)。
そんなことはさておき、この表を見て気付くことは、「シーホーク産駒の2頭のダービー馬は同じ誕生日やなぁ」ということでしょうか。……いや、確かにそうやけど、きっと、もうちょっとあるよね(笑)。データは示したとおりですので、まま、よろしければご参考まで。
ちなみに、今年の出走予定馬で母が前年産駒なし後の仔は、
- メイショウサムソン(2003.3.7) → 初仔
- ドリームパスポート(2003.3.14) → 初仔
- サクラメガワンダー(2003.3.25) → 初仔
- ヴィクトリーラン(2003.4.2) → 初仔
- マイネルアラバンサ(2003.4.24) → 不受胎後の3番仔
となっております(※マイネルアラバンサは疲れが抜け切らず回避のとのこと)。
今日のところは、ままこんなもので。明日は出来れば過去のダービー馬の血統構成かなぁ。ではでは♪
コメント
いやー、こういうデータ非常に助かります。
最近はTargetとかがあって多少楽になったとはいえ
やはり大変ですからね。いつもありがとうございます。
中島理論を知って12年経ちますが
初仔や空胎明けは走る、という理論は全く衰えを見せません。
0の理論もまだまだ使えますし、すごい方です。
(Sadler’s Wellsがどうこうってのはなかったことにしたい気もしますが(笑))
最近はPOGで取る馬を選んでいますが
初仔、空胎明け、0遺伝については徹底的に調べるようにしてます。
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◎すみのえ様
いつもお世話になっております。コメントのお返しが遅くなってあいすみません。
>データ
多少なりともお役に立てて幸いです。まま、誰も調べてくれないので、じゃあやるしかないか、てなもんです(笑)。
>初仔、空胎明け、0遺伝については徹底的に調べるようにしてます。
やっぱり、なんだ言いながら、元気なお母さんから生まれた仔は、元気に育つのでしょうね。
0遺伝も、なんだ言いながら、使えると思います(笑)。
簡単な返答になりましたが以上でございます。ではでは、ダービーを楽しみましょう♪