第46回高松宮記念(GI)の勝ち馬。

ビッグアーサー 牡 鹿毛 2011.3.18生 浦河・バンブー牧場生産 馬主・中辻明氏 栗東・藤岡健一厩舎

ビッグアーサー(2011.3.18)の4代血統表
サクラバクシンオー
鹿毛 1989.4.14
種付け時活性値:1.25
サクラユタカオー
栗毛 1982.4.29
テスコボーイ
黒鹿毛 1963
Princely Gift 1951
Suncourt 1952
アンジェリカ
黒鹿毛 1970.3.29
ネヴァービート 1960
スターハイネス 1964.3.10
サクラハゴロモ
鹿毛 1984.4.13
ノーザンテースト
栗毛 1971.3.15
Northern Dancer 1961.5.27
Lady Victoria 1962.2.20
クリアアンバー
黒鹿毛 1967.5.8
★Ambiopoise 1958.5.6
One Clear Call 1960.5.21
シヤボナ
鹿毛 2005.3.8
仔受胎時活性値:1.25
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
種付け時活性値:1.50
Mr.Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Miesque
鹿毛 1984.3.14
Nureyev 1977.5.2
Pasadoble 1979.4.1
Relish
鹿毛 1999.3.24
仔受胎時活性値:1.25
Sadler’s Wells
鹿毛 1981.4.11
種付け時活性値:0.25
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
Reloy
鹿毛 1983.3.14
仔受胎時活性値:1.75
Liloy
黒鹿毛 1971.4.29
種付け時活性値:0.75
Rescousse
鹿毛 1969.2.18
仔受胎時活性値:1.25

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5×4、Special5×5>

ビッグアーサー(2011.3.18)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
サクラバクシンオー
(Princely Gift系)
Kingmambo
(Mr.Prospector系)
Sadler’s Wells
(Northern Dancer系)
Liloy
(Bold Ruler系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Kingmambo
(シヤボナ)
5.50 曾祖母が米GI2勝
(No.10-e)
2番仔
(2連産目)

*

第46回高松宮記念(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 4 ビッグアーサー 牡5 57 福永祐一 1:06.7 レコード 33.4 520
[-4]
藤岡健一 1
2 6 ミッキーアイル 牡5 57 松山弘平 1:06.8 3/4 33.8 490
[+2]
音無秀孝 2
3 8 アルビアーノ 牝4 55 C.ルメール 1:07.1 1 3/4 33.4 516
[+6]
木村哲也 3
4 10 アクティブミノル 牡4 57 藤岡康太 1:07.1 アタマ 33.6 482
[-2]
北出成人 16
5 13 エイシンブルズアイ 牡5 57 石橋脩 1:07.2 3/4 33.3 472
[-2]
野中賢二 5

終わってみれば「ファンはよく知っている」。この大一番で1番人気に推してくれたファンに応えたビッグアーサー。重賞初制覇がGIレース、合わせて1分6秒7のコースレコード勝ち。生産のバンブー牧場はティコティコタック(1997.3.11)による2000年の秋華賞(GI)以来の中央GI勝利、中辻明オーナーと藤岡健一調教師は中央GI初勝利、テン乗りとなった福永祐一騎手はジャスタウェイ(2009.3.8)による2013年の天皇賞・秋(GI)以来の中央GI勝利となりました。ドバイの結果もあり、福永騎手にとっては、意地の一番であったようにも思います。皆さん、おめでとうございました。

ビッグアーサーの高松宮記念勝利により、父サクラバクシンオーは産駒が15年連続中央重賞勝利を遂げたことになります。もはや日本のドメスティックブラッドと言っても良いであろう、直父系Princely Gift系。非サンデーサイレンス(1986.3.25)でもあり、現代の生産現場にマッチした血でもあるビッグアーサー。気の早いお話ですが、日本に根付いた快速の血を、次代に継承してくれることを祈ります。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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