タガノエリザベート 牝 黒鹿毛 2007.2.7生 白老・社台コーポレーション白老ファーム生産 馬主・八木昌司氏 栗東・松田博資厩舎
スペシャルウィーク[A] 黒鹿毛 1995.5.2 種付け時活性値:0.75 |
★ サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 |
★Halo 黒鹿毛 1969.2.7 |
Hail to Reason 1958.4.18 |
Cosmah 1953.4.4 | |||
Wishing Well 鹿毛 1975.4.12 |
Understanding 1963.2.17 | ||
Mountain Flower 1964.3.23 | |||
キャンペンガール 鹿毛 1987.4.19 |
マルゼンスキー 鹿毛 1974.5.19 |
Nijinsky 1967.2.21 | |
シル 1970.4.22 | |||
レディーシラオキ 鹿毛 1978.4.3 |
セントクレスピン 1956 | ||
ミスアシヤガワ 1964.5.24 | |||
ストレイキャット 鹿毛 1999.4.7 仔受胎時活性値:1.75 |
Storm Cat[A] 黒鹿毛 1983.2.27 種付け時活性値:1.75 |
Storm Bird 鹿毛 1978.4.19 |
★Northern Dancer 1961.5.27 |
South Ocean 1967.4.8 | |||
Terlingua 栗毛 1976.2.7 |
Secretariat 1970.3.30 | ||
Crimson Saint 1969.3.15 | |||
ローミンレイチェル 鹿毛 1990.4.18 仔受胎時活性値:2.00 |
マイニング[x] 栗毛 1984.4.4 種付け時活性値:1.25 |
Mr. Prospector 1970.1.28 | |
I Pass 1978.4.8 | |||
One Smart Lady 鹿毛 1984.5.3 仔受胎時活性値:1.25 |
Clever Trick[A] 黒鹿毛 1976.3.10 種付け時活性値:1.75 |
||
Pia’s Lady 鹿毛 1971.4.11 仔受胎時活性値:1.00 |
<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×4、Buckpasser5×5>
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 何番仔? |
---|---|---|---|
Storm Cat (Secretariat) |
6.00 |
叔父ゼンノロブロイ (No.2-B) |
4番仔 (4連産目) |
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破 時計 |
着差 |
上り 3F |
馬体重 [前走比] |
調教師 |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 10 | タガノエリザベート | 牝2 | 54 | 川田将雅 | 1:21.2 | 33.5 |
488 [+2] |
松田博資 | 8 | |
2 | 16 | ベストクルーズ | 牝2 | 54 | 安藤勝己 | 1:21.3 | 3/4 | 34.2 |
436 [-2] |
松田博資 | 5 |
3 | 15 | グレナディーン | 牝2 | 54 | 武豊 | 1:21.5 | 1 1/2 | 34.8 |
452 [-10] |
橋口弘次郎 | 3 |
4 | 3 | ラナンキュラス | 牝2 | 54 | 四位洋文 | 1:21.6 | 3/4 | 34.8 |
440 [+4] |
矢作芳人 | 1 |
5 | 2 | ユメノキラメキ | 牝2 | 54 | 和田竜二 | 1:21.7 | クビ | 35.2 |
458 [-2] |
加用正 | 9 |
1F毎の ラップ |
12.2-10.7-11.6-12.0-11.9-11.3-11.5 |
上り | 4F 46.7-3F 34.7 |
最後の直線、大外を強襲してきたのは黄色の帽子に「緑、桃襷、袖黄二本輪」の勝負服をまとった川田将雅騎手を背にした黒鹿毛馬、タガノエリザベート。道中最後方に構えて一気の末脚、上がり3ハロン33秒5の切れ味でライバル15頭を切って捨てました。ゴール前、先に抜け出していたベストクルーズ(2007.2.13)の鞍上・安藤勝己騎手が「何が飛んできた!?」と、外を振り向かれた瞬間には抜き去っていました。終わってみれば、松田博資厩舎のワンツーフィニッシュという結果でした。
*
では、以下にタガノエリザベートのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。
One Smart Lady 1984.5.3 不出走 |Tangled 1988.2.13 不出走 ||Cat's Cradle 1992.3.10 北米10勝 エイコーンS(米GI) ファンタジーS(米GII) |ローミンレイチェル 1990.4.18 北米9勝 バレリーナH(米GI) ボーモントS(米GII) ブラウン&ウイリアムソンH(米GIII) ||Darling My Darling 1997.3.18 北米5勝 フリゼットS(米GI)2着 メイトロンS(米GI)2着 ||ストレイキャット 1999.4.7 中央0勝 |||タガノエリザベート 2007.2.7 (本馬) ファンタジーS(JpnIII) ||ゼンノロブロイ 2000.3.27 日英7勝 ジャパンカップ(GI) 有馬記念(GI) 天皇賞・秋(GI)ほか |Choice Claim 1991.4.12 北米3勝 ||Another 1997.4.20 北米4勝 ファーストレディH(米GIII) セイフトリーケプトS(米GIII)2着 ||レスレクシオン 1998.4.27 中央4勝 葵S(OP)2着 |ハローレイチェル 1993.5.25 北米3勝 グローリアスソングS(加GIII) ||シルクビッグタイム 2005.3.21 現役 バイオレットS(OP) ユニコーンS(JpnIII)2着
近親に重賞勝ち馬、好戦馬がズラリと並ぶ、北米で継承されている2号族。その中でも、やはり叔父ゼンノロブロイが光りますでしょうか。
*
ダテにデイリー杯2歳S(JpnII)で最速の上がり3ハロン33秒8を計時していた訳ではなかったタガノエリザベート。今のところ、牝駒に卓越した産駒が見られる傾向にある種牡馬スペシャルウィークに、また1頭楽しみな女馬が加わりました。絶景を名前に戴く厩舎の先輩の、その高みまではなかなかに難しくとも、目指すならば頂は高いほうが良い。自身の末脚に磨きをかけて、いざ行かん同世代の牝馬たちとの戦い。タガノエリザベートのこれからを期待します。
では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。
*
おまけ。「門口さんの馬、来たぁ!!」と叫ぶオオハシ。
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#追記。この「レースを見ながら叫ぶ」というアイデアのポッドキャストは私のオリジナルではありません。元々はボロ株観光テレビ様にて配信されていた「ボロ株観光ラジオ」が起源と思われます。改めて記しておきます。