馬 番 |
馬名 (生年月日) [F No.] |
母の 何番仔? |
4代血統構成 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 | |||
1 |
スリーロールス (2006.4.26) [7-D アコニット系] |
3番仔 (3連産目) |
ダンスインザダーク | ブライアンズタイム | ブレイヴェストローマン | ネプテューヌス |
2 |
シェーンヴァルト (2006.3.9) [4-N] |
2番仔 (2連産目) |
ジャングルポケット | エリシオ | Caro | More So |
3 |
フォゲッタブル (2006.4.3) [8-F パロクサイド系] |
7番仔 (7連産目) |
ダンスインザダーク | トニービン | ★ノーザンテースト | ガーサント |
4 |
トライアンフマーチ (2006.4.11) [7-D シュリリー系] |
3番仔 (2年連続 不受胎後) |
スペシャルウィーク | ダンシングブレーヴ | ブレイヴェストローマン | スティンティノ |
5 |
アンライバルド (2006.4.13) [1-L] |
13番仔 (5連産目) |
ネオユニヴァース | Sadler’s Wells | ★イングリッシュプリンス | Val de Loir |
6 |
イグゼキュティヴ (2006.4.20) [7-C アストニシメント系] |
13番仔 (不受胎後) |
チーフベアハート | アスワン | トライバルチーフ | ファラモンド |
7 |
ヤマニンウイスカー (2006.2.12) [1-W] |
9番仔 (6連産目) |
マンハッタンカフェ | Sadler’s Wells | Blushing Groom | Luthier |
8 |
アントニオバローズ (2006.4.24) [2-D] |
2番仔 (2連産目) |
マンハッタンカフェ | Kingmambo | Tentam | ◆Native Dancer |
9 |
リーチザクラウン (2006.2.5) [23-B] |
4番仔 (3連産目) |
スペシャルウィーク | Seattle Slew | Mr. Prospector | Secretariat |
10 |
キングバンブー (2006.6.13) [1-L] |
4番仔 (3連産目) |
キングヘイロー | ★Easy Goer | Cox’s Ridge | Blushing Groom |
11 |
セイクリッドバレー (2006.4.29) [21-A] |
初仔 | タニノギムレット | フジキセキ | ノーザンテースト | Al Hattab |
12 |
セイウンワンダー (2006.4.30) [3-L フロリースカップ系] |
4番仔 (4連産目) |
グラスワンダー | サンデーサイレンス | ★リアルシャダイ | テスコボーイ |
13 |
キタサンチーフ (2006.4.4) [7-D] |
8番仔 (8連産目) |
チーフベアハート | Hula Chief | Better Boy | ニクサー |
14 |
イコピコ (2006.4.29) [22-D ナイトライト系] |
3番仔 (3連産目) |
マンハッタンカフェ | ジェイドロバリー | トニービン | ★ファバージ |
15 |
ポルカマズルカ (2006.4.8) [7] |
5番仔 (5連産目) |
ティンバーカントリー | サンデーサイレンス | Nijinsky | Key to the Mint |
16 |
ナカヤマフェスタ (2006.4.5) [3-H] |
3番仔 (3連産目) |
ステイゴールド | タイトスポット | デインヒル | Cure the Blues |
17 |
アドマイヤメジャー (2006.2.8) [2-R] |
2番仔 (2連産目) |
アグネスタキオン | Kingmambo | Ruthie’s Native | Icecapade |
18 |
ブレイクランアウト (2006.4.27) [1-T] |
2番仔 (不受胎後) |
Smart Strike | フレンチデピュティ | Baldski | What a Pleasure |
トライアルの神戸新聞杯(JpnII)の上位3頭はいずれも「字面上Phalaris系4代累代配合」となっています。一方、同じくトライアルであるセントライト記念(JpnII)の上位3頭はどこかに異系を組み込んでいます。ならば、行き着くところの単純な答えはトライアル勝ち馬で異系持ち。Phalaris(1913)系×St.Simon(1881)系のニック持ちでもある、ナカヤマフェスタ。自身が非根幹距離で重賞2勝というところも、淀の芝外回り3000mの息に合いそうです。
その血統構成の妙からは(有)大野商事の持ち馬が気になります。ええ、ベタールースンアップ(1985.8.29)の甥っ子ですよ。キタサンチーフ。父チーフベアハート(1992.2.1)、母父Hula Chief(1982)、そして自身がキタサンチーフとチーフ固めで来ましたよ。しかし、ベタールースンアップが制した1990年の第10回ジャパンカップ(GI)は名勝負ですね。ベタールースンアップ、オード(1986.5.15)、カコイーシーズ(1986.3.7)という3頭の叩き合い。最後、鞍上のM.A.クラーク騎手の風車ムチに応えて、3頭の真ん中でグイとアタマだけ出たベタールースンアップ、あれはシビれます。閑話休題。チーフベアハートの仔は「淀の外回り」に合う感じもしますので、そのあたりも加味して見ておきたいと思います。
うぇっ、ならばもう1頭のチーフベアハートの仔もですか?イグゼキュティヴ。小岩井の7号族アストニシメント(1902)系、そして母が不受胎後の仔。近走の成績からは「そ、それはサスガに」という感じもしますが……。それでも、この馬とて京都2歳S(OP)の勝ち馬なんですよね。昨年のフローテーション(2005.4.14)を思わせるところはあります。
また、淀の芝外回りといえば、芝1600mのデイリー杯2歳S(JpnII)をレコード勝ちした実績もあるシェーンヴァルト。今秋の京都の開幕週に昨年の菊花賞馬オウケンブルースリ(2005.2.24)が京都大賞典(GII)を制しましたが、2年連続でジャングルポケット(1998.5.7)の仔というのも、なきにしもあらず。鞍上の穴男、秋山真一郎騎手と合わせて注目しておきたいと思います。
そして、やはり淀の芝外回り1600mのシンザン記念(JpnIII)を制したアントニオバローズ。日本ダービー(JpnI)3着馬、本来ならばもっと高い評価をしたいところです。けれど、ノドの炎症の具合についての判断、外野からはいかんともし難し。
ついで、牝馬ながら札幌芝2600m戦を3走連続で戦ってきたポルカマズルカ。鞍上の横山典弘騎手と共に、近親にダンスパートナー(1992.5.25)、ダンスインザダーク(1993.6.5)と淀GIの勝ち馬がいる牝系は気になります。
最後に、皐月賞(JpnI)馬アンライバルド。「終わってみれば」と言わせることが出来るのか否か。菊の舞台で半兄フサイチコンコルド(1993.2.11)は3着、甥リンカーン(2000.3.18)は2着。伝説の新馬戦を制したデビューの地でもある淀で捲土重来を期します。
では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。
コメント
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