ブロードストリート 牝 鹿毛 2006.3.28生 門別・下河辺牧場生産 馬主・下河邉行雄氏 栗東・藤原英昭厩舎
アグネスタキオン[A] 栗毛 1998.4.13 種付け時活性値:1.75 |
サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 |
★Halo 黒鹿毛 1969.2.7 |
Hail to Reason 1958.4.18 |
Cosmah 1953.4.4 | |||
Wishing Well 鹿毛 1975.4.12 |
Understanding 1963.2.17 | ||
Mountain Flower 1964.3.23 | |||
アグネスフローラ 鹿毛 1987.6.18 |
ロイヤルスキー 栗毛 1974.5.24 |
Raja Baba 1968.4.5 | |
Coz o’Nijinsky 1969.4.27 | |||
アグネスレディー 鹿毛 1976.3.25 |
リマンド 1965.2.16 | ||
イコマエイカン 1967.5.18 | |||
フィラストリート 鹿毛 1994.4.15 仔受胎時活性値:0.75 |
Cozzene[A] 芦毛 1980.5.8 種付け時活性値:1.25 |
Caro 芦毛 1967.4.11 |
フォルティノ 1959.4.19 |
Chambord 1955 | |||
Ride the Trails 鹿毛 1971.5.28 |
Prince John 1953.4.6 | ||
Wildwook 1965.5.18 | |||
Phydilla 鹿毛 1978.2.13 仔受胎時活性値:1.75 |
★Lyphard[A] 鹿毛 1969 種付け時活性値:0.00 |
Northern Dancer 1961.5.27 | |
Goofed 1960.3.29 | |||
Godzilla 栗毛 1972.5.4 仔受胎時活性値:1.25 |
Gyr[x] 栗毛 1967.4.22 種付け時活性値:1.00 |
||
Gently 芦毛 1962 仔受胎時活性値:0.25 |
<5代血統表内のクロス:Grey Sovereign5×5(母方)>
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 何番仔? |
---|---|---|---|
アグネスタキオン (アグネスフローラ) |
4.00 |
半兄フィニステール (No.6-B) |
9番仔 (9連産目) |
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破 時計 |
着差 |
上り 3F |
馬体重 [前走比] |
調教師 |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | ブロードストリート | 牝3 | 54 | 藤田伸二 | 1:44.7 | レコード | 34.2 |
448 [+2] |
藤原英昭 | 5 |
2 | 11 | レッドディザイア | 牝3 | 54 | 四位洋文 | 1:44.7 | クビ | 34.0 |
494 [+10] |
松永幹夫 | 1 |
3 | 13 | クーデグレイス | 牝3 | 54 | 川田将雅 | 1:44.9 | 1 | 35.0 |
462 [-14] |
栗田博憲 | 10 |
4 | 9 | ミクロコスモス | 牝3 | 54 | 武豊 | 1:45.2 | 1 3/4 | 34.6 |
472 [+4] |
角居勝彦 | 2 |
5 | 5 | ボンバルリーナ | 牝3 | 54 | 佐藤哲三 | 1:45.4 | 1 | 34.7 |
486 [-2] |
松田国英 | 11 |
1F毎の ラップ |
12.4-10.9-11.2-11.8-11.8-11.4-11.4-11.6-12.2 |
上り | 4F 46.6-3F 35.2 |
最初と最後の2ハロンを除いた7ハロンで12秒割れの厳しいラップが続いたレース。直線のラスト200mあたり、伏兵のクーデグレイス(2006.5.12)が先行2番手から抜け出して粘り込みを図ったところで、大外から強襲したのは1番人気のレッドディザイア。春の2冠で共にブエナビスタ(2006.3.14)に僅差の2着と苦汁を飲んだ実績馬が、初重賞を目指して鋭脚を見せました。けれど、馬群の真ん中をキレイに捌いて抜け出して来た鹿毛馬の脚色が、その2頭をまとめて押さえ込んでしまいました。ブロードストリート。彼女とてスイートピーS(OP)の勝ち馬でオークス(JpnI)4着の実力馬。3頭出しの藤原英昭厩舎勢ではもっとも評価の低い5番人気でしたが、なんのなんの、阪神芝1800mを駆けたタイムは1分44秒7のコースレコードタイムでした。
*
では、以下にブロードストリートのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。
Godzilla 1972.5.4 伊英5勝 |Phydilla 1978.2.13 仏4勝 クインシー賞(GIII) エクリプス賞(GIII) ||Mysteries 1986.2.26 英0勝 ミュージドラS(GIII)3着 |||ヒシアケボノ 1992.2.27 中央6勝 スプリンターズS(GI) スワンS(GII) |||Mysterial 1994.1.27 米0勝 ||||Dubai Destination 1999.2.10 英仏4勝 クイーンアンS(英GI) シャンペンS(英GII) ||||Librettist 2002.4.17 仏英米7勝 ムーランドロンシャン賞(仏GI) ジャックルマロワ賞(仏GI)ほか |||アグネスワールド 1995.4.28 日英仏米8勝 ジュライC(英GI) アベイユドロンシャン賞(仏GI)ほか ||フィラストリート 1994.4.15 米1勝 |||フィニステール 2004.4.16 現役 青葉賞(JpnII)3着 |||ブロードストリート 2006.3.28 (本馬) ローズS(GII) スイートピーS(OP) |ロイヤルスズカ 1993.5.13 日香6勝 スワンS ダービー卿CT(GIII)
近親を見れば快足系の馬たちが揃っていますね。従兄に巨漢のスプリンター・ヒシアケボノ、芝1200mの日本レコードホルダー・アグネスワールド兄弟、両馬の甥にDubai Destination、Librettistという英仏のマイルGI勝ち馬。ほかにも大叔父にロイヤルスズカの名前が見えます。短距離志向と見受けられる牝系ですが、フィラストリートの仔はフィニステールが青葉賞3着、ブロードストリートがオークス4着と選手権距離でも結果を残していますね。
*
昨年の暮れから今年の年初にかけて新馬、500万下と連勝を果たした時、すでにその素質の高さを見込まれていたブロードストリート。3歳秋の初重賞制覇は遅すぎたくらいかも知れません。トライアルの勝ち馬として胸を張って挑む本番、秋華賞(GI)。絶景を超えることが出来るか否か。ブロードストリートの奮起にさらなる期待をかけたいと思います。
では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。
*
おまけ。「この馬とてオークス4着馬」と最後につぶやくオオハシ。
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#追記。この「レースを見ながら叫ぶ」というアイデアのポッドキャストは私のオリジナルではありません。元々はボロ株観光テレビ様にて配信されていた「ボロ株観光ラジオ」が起源と思われます。改めて記しておきます。