シンメイフジ 牝 鹿毛 2007.2.12生 新ひだか・ケイアイファーム生産 馬主・織田芳一氏 栗東・安田隆行厩舎
フジキセキ[A] 青鹿毛 1992.4.15 種付け時活性値:1.50 |
サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 |
★Halo 黒鹿毛 1969.2.7 |
Hail to Reason 1958.4.18 |
Cosmah 1953.4.4 | |||
Wishing Well 鹿毛 1975.4.12 |
Understanding 1963.2.17 | ||
Mountain Flower 1964.3.23 | |||
ミルレーサー 鹿毛 1983.5.20 |
Le Fabuleux 鹿毛 1961 |
Wild Risk 1940 | |
Anguar 1950 | |||
Marston’s Mill 黒鹿毛 1975.5.31 |
In Reality 1964.3.1 | ||
Millicent 1969 | |||
レディミューズ 栗毛 1997.4.24 仔受胎時活性値:0.25 |
ティンバーカントリー[x] 栗毛 1992.4.14 種付け時活性値:1.00 |
★Woodman 栗毛 1983.2.17 |
Mr. Prospector 1970.1.28 |
プレイメイト 1975.4.12 | |||
Fall Aspen 栗毛 1976.3.9 |
Pretense 1963.4.19 | ||
Change Water 1969.4.7 | |||
シンコウラブリイ 鹿毛 1989.2.2 仔受胎時活性値:1.75 |
★Caerleon[A] 鹿毛 1980.3.27 種付け時活性値:0.00 |
Nijinsky 1967.2.21 | |
Foreseer 1969.4.12 | |||
ハッピートレイルズ 鹿毛 1984.5.29 仔受胎時活性値:1.00 |
ポツセ[C] 栗毛 1977.5.15 種付け時活性値:1.50 |
||
ロイコン 鹿毛 1975.3.4 仔受胎時活性値:2.00 |
<5代血統表内のクロス:なし>
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 何番仔? |
---|---|---|---|
フジキセキ | 5.00 |
祖母が最優秀古馬牝馬 (No.4-D) |
4番仔 (4連産目) |
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破 時計 |
着差 |
上り 3F |
馬体重 [前走比] |
調教師 |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | シンメイフジ | 牝2 | 54 | 岩田康誠 | 1:34.4 | 32.9 |
452 [0] |
安田隆行 | 1 | |
2 | 15 | フローライゼ | 牡2 | 54 | 後藤浩輝 | 1:34.5 | 3/4 | 33.5 |
478 [+4] |
岩戸孝樹 | 15 |
3 | 8 | クロフォード | 牝2 | 54 | 内田博幸 | 1:34.9 | 2 1/2 | 33.9 |
446 [-6] |
二ノ宮敬宇 | 2 |
4 | 16 | ギュンター | 牡2 | 54 | 丹内祐次 | 1:34.9 | ハナ | 33.8 |
454 [+6] |
畠山重則 | 6 |
5 | 17 | スプリングサンダー | 牝2 | 54 | 上村洋行 | 1:34.9 | クビ | 33.9 |
434 [0] |
昆貢 | 12 |
1F毎の ラップ |
12.6-10.5-12.0-12.7-12.8-11.6-10.4-11.8 |
上り | 4F 46.6-3F 33.8 |
道中は終始最後方。直線も大外ブン回しという豪快なレースを見せたのは1番人気に推されたシンメイフジ。出走馬中唯1頭となる上がり3ハロン32台、32秒9の豪脚を以てして、先に抜け出したフローライゼ(2007.2.1)を4分の3馬身交わして勝利を収めました。
*
では、以下にシンメイフジのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。
ハッピートレイルズ 1984.5.29 愛0勝 |シンコウラブリイ 1989.2.2 中央10勝 マイルCS(GI) 毎日王冠(GII)含む重賞6勝 最優秀古馬牝馬 ||ロードクロノス 1995.3.27 中央8勝 中京記念(GIII) 七夕賞(GIII)2着 ||レディミューズ 1997.4.24 中央3勝 チューリップ賞(現JpnIII)2着 |||シンメイフジ 2007.2.12 (本馬) 新潟2歳S(JpnIII) ||トレジャー 1998.4.28 中央4勝 都大路S(OP) 目黒記念(GII)2着 セントライト記念(現JpnII)2着ほか |タイキマーシャル 1992.3.21 中央8勝 エプソムC(GIII) 京成杯AH(GIII)2着ほか |シンコウビューティ 1993.3.31 不出走 ||ハッピールック 1998.3.22 中央5勝 札幌日経OP(OP) アルゼンチン共和国杯(GII)2着ほか |サンタフェトレイル 1994.6.16 中央5勝 ||キングストレイル 2002.2.17 現役 セントライト記念(現JpnII) 京成杯AH オールカマー(GII)2着ほか ||サンタフェソレイユ 2004.2.18 中央1勝 フェアリーS(現JpnIII)2着 |ハッピーパス 1998.6.3 中央5勝 京都牝馬S(GIII) 阪神牝馬S(GII)2着ほか
なじみの深い馬たちが立ち並びます。見れば、↑図に現れる日本で走ったシンメイフジの近親は、すべて藤沢和雄厩舎の所属馬ですね(^_^;)
祖母シンコウラブリイは思い出深い牝馬です。オールドファンにとっての目千両はタマミ(1967.5.8)でしょうけれど、私にとっての目千両はシンコウラブリイでした。その鹿毛の立ち居振る舞い、ピンと立った耳、顔に薄く伸びた流星。ホントに可愛い牝馬でしたねぇ。そしてまた、走っている姿は、名牝そのもの。現年齢表記4歳秋、不良馬場となった引退レースのマイルCSも見事でしたし、1分45秒5のレコードを叩き出した毎日王冠も見事でした。通算15戦10勝、2着2回、3着2回、着外1回。当代の名伯楽・藤沢和雄調教師に初の重賞制覇と初のGI制覇をプレゼントした馬、シンコウラブリイ。私にとっても忘れがたい馬です。
おばあちゃんの話ばかりでは、お母さんに怒られますか。母レディミューズ。実はオークス3勝騎手の岡部幸雄騎手に操られて、スローペースに落として逃げた2000年のオークス(現JpnI)4着は印象に残るレースでした。とても良い感じで逃げていたのですが、最後の最後でシルクプリマドンナ(1997.4.22)とチアズグレイス(1997.3.30)の山内研二厩舎丼にやられてしまいました。そのオークスの勝ち時計は2分30秒2でしたが、私の競馬者としてのキャリアの中で、府中芝2400mのジーワンにおける初めての2分30秒台の決着となったレースでした。
*
ある意味若駒らしい、荒削りなレースぶりで重賞制覇を遂げたシンメイフジ。それだけにこれからの「伸び代」を思うところ。シンコウラブリイの孫のさらなる活躍を見守り続けたいものです。
では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。