第57回阪神大賞典(GII)の勝ち馬。

アサクサキングス 牡 鹿毛 2004.3.23生 千歳・社台ファーム生産 馬主・田原慶子氏 栗東・大久保龍志厩舎

アサクサキングス(2004.3.23)の4代血統表
ホワイトマズル[A]
鹿毛 1990.3.21
種付け時活性値:1.25
ダンシングブレーヴ
鹿毛 1983.5.11
Lyphard
鹿毛 1969
Northern Dancer 1961.5.27
Goofed 1960.3.29
Navajo Princess
鹿毛 1974.3.31
Drone 1966.4.1
Olmec 1966
Fair of the Furze
鹿毛 1982.6.15
Ela-Mana-Mou
黒鹿毛 1976.2.28
ピットカーン 1971.3.20
Rose Bertin 1970
Autocratic
鹿毛 1974.4.22
Tyrant 1966.3.23
Flight Table 1965.2.13
クルーピアスター
栗毛 1996.5.7
仔受胎時活性値:1.75
サンデーサイレンス[A]
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:0.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
クルーピアレディー
栗毛 1983.3.20
仔受胎時活性値:1.00
What Luck[A]
黒鹿毛 1967.4.24
種付け時活性値:1.75
Bold Ruler 1954.4.6
Irish Jay 1957.4.17
Question d’Argent
鹿毛 1977.1.27
仔受胎時活性値:1.25
Tentam[D]
黒鹿毛 1969.4.24
種付け時活性値:1.75
Cold Reply
栗毛 1972.1.25
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5、Bold Ruler5×4>

アサクサキングス(2004.3.23)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
What Luck
(クルーピアレディー)
5.00 伯父ジェニュイン
(No.4-G)
2番仔
(2連産目)
第57回阪神大賞典(GII)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 7 アサクサキングス 牡5 58 四位洋文 3:13.2    38.3 508
[0]
大久保龍志 2
2 8 ヒカルカザブエ 牡4 56 秋山真一郎 3:13.2 ハナ 38.4 472
[-14]
岡田稲男 6
3 11 ナムラクレセント 牡4 56 小牧太 3:13.5 1 3/4 38.3 488
[+4]
福島信晴 4
4 10 スクリーンヒーロー 牡5 59 横山典弘 3:14.0 3 39.0 488
[0]
鹿戸雄一 3
5 2 トウカイトリック 牡7 57 和田竜二 3:14.1 クビ 38.6 452
[+8]
野中賢二 8
第57回阪神大賞典(GII)のラップタイム
1F毎の
ラップ
13.0-11.7-12.7-13.0-12.7-12.6-12.3-13.1-12.9-12.8-12.9-12.9-13.4-13.5-13.7
上り 4F 53.5-3F 40.6

では、以下にアサクサキングスのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

Question d'Argent 1977.1.27 北米0勝
|クルーピアレディー 1983.3.20 北米13勝
||ジェニュイン 1992.4.28 中央5勝 皐月賞(GI) マイルCS(GI)
||クルーピアスター 1996.5.7 中央6勝
|||アサクサキングス 2004.3.23 (本馬) 菊花賞(JpnI) 阪神大賞典(GII) 京都記念(GII) きさらぎ賞(現GIII)
|Premier Question 1987 北米11勝 カナディアンBCS(加GII) ダッチェスS(加GIII)
|Aly's Question 1992 北米6勝 リヴァーシティーズBCS(米GIII)3着

アサクサキングスは勝利を収めている重賞が京都の外回り芝1800m、3000m、2200m、そして阪神の芝3000m。勝ったレースを見ると、タイプは違えど、同じく「ダービー2着の菊花賞馬」だったナリタトップロード(1996.4.4)と似通ったところを思います。って、前走の京都記念を制した時と同じことを書いてますやん(^_^.)

あれ、でも、アサクサキングス、昨年は天皇賞・春(GI)を3着でしたよね。むぅ、不思議な共時性があるのならば、今年の天皇賞・春も……?

いえいえ、走法からは苦手と思われる重馬場を跳ね返したのですから、そんなシンクロニティなど跳ね返してください。

2004年生まれ世代はあまりにも牝馬勢の活躍が突出した感じですけれど、どうしてどうして。菊花賞馬の矜持をもってして、アサクサキングス、王者たる風格を漂わせ始めました。

アサクサキングス自身の頑張りはもちろん褒め称えられるべきものです。そしてまた、アサクサキングスの能力を信じ立て直しを図られた、大久保龍志厩舎の陣営の手腕も褒め称えられるべきと思います。思えば、2007年はエリモエクスパイア(2003.5.12)で11番人気2着、2008年はアサクサキングスで1番人気3着。天皇賞・春を2年連続で惜しいところで逃している大久保厩舎。

果たして、「3年目の正直」となりますでしょうか。なんだ言いながら「連勝している馬は狙え」。アサクサキングスの捲土重来に期待したいと思います。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

おまけ。「サスガに菊花賞馬!!」と叫ぶオオハシ。

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#追記。この「レースを見ながら叫ぶ」というアイデアのポッドキャストは私のオリジナルではありません。元々はボロ株観光テレビ様にて配信されていた「ボロ株観光ラジオ」が起源と思われます。改めて記しておきます。

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