第138回天皇賞・秋(GI)出走予定馬の4代血統構成。

第138回天皇賞・秋(GI)出走予定馬の4代血統構成

馬名
(生年月日)[F No.]
母の
何番仔?
母父 祖母父 曾祖母父
1 アサクサキングス
(2004.3.23)[4-G]
2番仔
(2連産目)
ホワイトマズル サンデーサイレンス What Luck Tentam
2 ディープスカイ
(2005.4.24)[23-B]
4番仔
(不受胎後)
アグネスタキオン Chief’s Crown Key to the Mint Cornish Prince
3 エアシェイディ
(2001.2.20)[4-R]
初仔 サンデーサイレンス ノーザンテースト ★Well Decorated Gleaming
4 アドマイヤモナーク
(2001.2.27)[1-L]
2番仔
(2連産目)
ドリームウェル トニービン Danzig Drone
5 サクラメガワンダー
(2003.3.25)[13-C]
初仔 グラスワンダー サンデーサイレンス ノーザンテースト Quadrangle
6 エリモハリアー
(2000.3.21)[9-F]
4番仔
(2連産目)
ジェネラス ブレイヴェストローマン Vaguely Noble Buckpasser
7 ダイワスカーレット
(2004.5.13)[4-D]
10番仔
(4連産目)
アグネスタキオン ★ノーザンテースト Crimson Satan Beau Max
8 ポップロック
(2001.3.19)[7-C]
3連産目
(3番仔)
エリシオ サンデーサイレンス Secretariat ★Icecapade
9 アドマイヤフジ
(2002.3.1)[1-L]
4番仔
(4連産目)
アドマイヤベガ Be My Guest ★Ela-Mana-Mou Val de Loir
10 キングストレイル
(2002.2.17)[4-D]
2番仔
(2連産目)
サンデーサイレンス ノーザンテースト ポッセ High Top
11 ハイアーゲーム
(2001.2.27)[12-E]
3番仔+
(3連産目+)
サンデーサイレンス Law Society ゲイメセン Northern Dancer
12 タスカータソルテ
(2004.5.20)[11]
10番仔
(4連産目)
ジャングルポケット ノーザンテースト Irish Ruler Right Proud
13 オースミグラスワン
(2002.3.31)[3-L]
5番仔
(5連産目)
グラスワンダー リンドシェーバー プロント トサミドリ
14 ウオッカ
(2004.4.4)[3-L]
4番仔
(2連産目)
タニノギムレット ルション トウショウボーイ ダンディルート
15 トーセンキャプテン
(2004.4.5)[2-I]
2番仔
(2連産目)
ジャングルポケット サンデーサイレンス Caerleon Shirley Heights
16 カンパニー
(2001.4.24)[9-A]
6番仔
(6連産目)
ミラクルアドマイヤ ノーザンテースト Crafty Prospector ★Secretariat
17 ドリームジャーニー
(2004.2.24)[8-C]
初仔 ステイゴールド メジロマックイーン ◆ノーザンテースト Lt. Stevens

表中では

  1. 異系(Herod系&Matchem系)
    青文字(強調)
  2. ネオ異系
    青文字
  3. SSの子孫
    赤文字(強調)
  4. Halo系(SS自身を含む)
    赤文字
  5. Sadler’s Wells(=Fairy King)系&Blushing Groom系(それぞれ自身を含む)
    背景色灰色

としました。Sadler’s Wells(1981.4.11)の全弟Fairy King(1982.3.4)の扱いが微妙ですけれど、同様に背景色灰色としておきます。

さて、出走予定馬17頭のうち字面上Phalaris(1913)系4代累代配合になっているのは

  1. アドマイヤモナーク
  2. ポップロック
  3. トーセンキャプテン
  4. カンパニー

の4頭です。見ればアドマイヤモナーク、トーセンキャプテン、カンパニーと3頭がトニービン(1983.4.7)の血を持っていますね。言わずもがなの「府中といえばトニービン」。また、ポップロックは目黒記念(JpnII)2勝、ジャパンカップ(GI)2着で通算でも[2-1-0-1]と府中得意です。という訳で、目くじらを立てるほどのことは無いという結果に相成りました(^_^.)

逆に、出走予定馬17頭のうち完全な異系を持ち合わせているのは

  1. アサクサキングス
    →曾祖母父Tentam(Matchem系)
  2. ウオッカ
    →曾祖母父ダンディルート(Herod系)
  3. ドリームジャーニー
    →母父メジロマックイーン(Herod系)

という4歳勢3頭、いずれもジーワン勝ち馬ですね。アサクサキングス。菊花賞(JpnI)を勝った馬にフロックは無いはず。前週も1枠1番発進で穴を開けた鞍上の藤岡佑介騎手と共に怖い存在です。ウオッカ。日本ダービー(JpnI)を3馬身差、安田記念(GI)を3と2分の1馬身で圧勝した舞台。府中でこそのウオッカ。中島理論的には最優性先祖が祖母父トウショウボーイ(1973.4.15)。トウショウボーイといえば、府中芝2000mで行われた皐月賞(現JpnI)を5馬身差で圧勝しました。ドリームジャーニー。思えば父ステイゴールド(1994.3.24)は天皇賞・秋2年連続2着、母父メジロマックイーン(1987.4.3)は1着入線したものの18着降着。ドリームジャーニー、父、母父の無念を晴らすべく、重賞連勝の勢いを持って挑みます。

明日は母の連産状況を含む各馬の牝系情報を確認してみます。ではでは、今日はこのへんで。

コメント

  1. 口は災いのもと より:

    スカーレットは無印にいたしました。当初は4頭BOXも考えたのですが、財布の中身を考慮して、ウオッカ(ダンディルートあり)からディープスカイのみ馬連、アサクサキングス(フェアプレイ)、サクラメガワンダー(初仔)、タスカータソルテ(トニービン)、ドリームジャーニー(パーソロン)へのワイド流しと相成りました。

  2. オオハシ より:

    ◎口は災いのもと様
    いつもお世話になっております。

    >ウオッカ(ダンディルートあり)からディープスカイのみ馬連
    ディープスカイ、今回は古馬の超一線級との初めての戦いでしたが、まったく臆することなく、引けを取ることなく頑張りました。

    ただ、ウオッカとダイワスカーレットが鬼のように強かった。

    特に敗れたとはいえ、ダイワスカーレットは本当に強い。2004年産の牝馬は空前にして絶後の名牝の世代となったように思いました。

    ではでは、わざわざのコメント、誠にありがとうございました。

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