第12回シリウスS(JpnIII)-2008年の重賞勝ち馬の血統について=其の二十四=-。

マイネルアワグラス 牡 鹿毛 2004.5.1生 新冠・ビッグレッドファーム生産 馬主・(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン 美浦・稲葉隆一厩舎

マイネルアワグラス(2004.5.1)の4代血統表
ブライアンズタイム[A]
黒鹿毛 1985.5.28
種付け時活性値:0.50
Roberto
鹿毛 1969.3.16
Hail to Reason
黒鹿毛 1958.4.18
Turn-to 1951
Nothirdchance 1948
Bramalea
黒鹿毛 1959.4.12
Nashua 1952.4.14
Rarelea 1949
Kelley’s Day
鹿毛 1977.5.11
Graustark
栗毛 1963.4.7
Ribot 1952.2.27
Flower Bowl 1952
Golden Trail
黒鹿毛 1958.3.5
Hasty Road 1951
Sunny Vale 1946
マイネプリテンダー
黒鹿毛 1995.11.12
仔受胎時活性値:1.875

Zabeel[A]
鹿毛 1986.10.25
種付け時活性値:0.00
Sir Tristram
鹿毛 1971.4.7
Sir Ivor 1965.5.5
Isolt 1961
Lady Giselle
鹿毛 1982.3.28
Nureyev 1977.5.2
Valderna 1972
Giladah
鹿毛 1986.4.1
仔受胎時活性値:0.125
Mill Reef[A]
鹿毛 1968.2.23
種付け時活性値:0.25
Never Bend 1960.3.15
Milan Mill 1962.2.10
Nouvelle Star
栗毛 1980.11.2
仔受胎時活性値:1.125
Luskin Star[C]
栗毛 1974
種付け時活性値:1.25
Bonne Nouvelle
栗毛 1971.3.7
仔受胎時活性値:0.125

<5代血統表内のクロス:Nasrullah5×5>

マイネルアワグラス(2004.5.1)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Luskin Star
(Nouvelle Star)
3.25 全弟マイネルチャールズ
(No.6-B)
4番仔
(2連産目)
第12回シリウスS(GIII)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 10 マイネルアワグラス 牡4 54 吉田稔 2:03.8    36.3 510
[+2]
稲葉隆一 6
2 14 ワンダースピード 牡6 57 小牧太 2:03.8 アタマ 36.5 476
[+11]
羽月友彦 1
3 6 ダークメッセージ 牡5 56 佐藤哲三 2:04.0 1 1/4 36.5 472
[-6]
佐々木晶三 4
4 11 ラッキーブレイク 牡7 55 赤木高太郎 2:04.3 1 3/4 37.5 484
[-4]
音無秀孝 12
5 2 ドラゴンファイヤー 牡4 56 福永祐一 2:04.7 2 1/2 37.1 462
[-8]
久保田貴士 2
第12回シリウスS(GIII)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.2-10.9-11.0-13.7-13.1-13.2-12.3-12.5-12.3-12.6
上り 4F 49.7-3F 37.4

第12回シリウスS(GIII)。現在、JRA唯一のダート2000m重賞。6番人気だった関東馬マイネルアワグラスが吉田稔騎手に操られて重賞初制覇を遂げました。クラス的にはまだ準オープンに出走可能だったマイネルアワグラス、強気の格上挑戦および関西遠征が実を結びました。

では、以下にマイネルアワグラスのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

Nouvelle Star 1980.11.2 オセアニア6勝 VRCリンリスゴーS(豪GII)ほかGI2着1回
|Giladah 1986.4.1 英0勝
||Star of Nouvelle 1990.8.25 オセアニア5勝 STCリーズリングスリッパートライアル(豪GII)
||Giladane 1991.8.11 オセアニア5勝 WATC(GIII)3着
||Silkie Lady 1992.9.13 オセアニア入着
|||Nothing But Silk 1999.10.11 南アフリカ5勝 セプターS(GII)ほかGIII1勝
||Lihir 1993.9.7 オセアニア入着
|||Cape Breton 2002.11.1 オセアニア4勝 QTCクイーンズランドダービー(豪GI)2着
||マイネプリテンダー 1995.11.12 中央1勝
|||マイネヌーヴェル 2000.3.17 中央3勝 フラワーC(現JpnIII) ホープフルS(OP)ほかGIII2着2回
|||マイネルアワグラス 2004.5.1 (本馬) シリウスS(GIII)
|||マイネルチャールズ 2005.4.27 現役 弥生賞(JpnII) 京成杯(JpnIII)
||Double Reef 1996 南アフリカ9勝 ゴールドサークルダービー(GII)ほかGII2勝

母マイネプリテンダーは、残念ながら、マイネルチャールズ出産1ヵ月後の2005年5月28日に亡くなっています。マイネプリテンダーは3回ブライアンズタイムを交配しており、そして出来た仔がマイネヌーヴェル、マイネルアワグラス、マイネルチャールズの3頭。いずれもJRA重賞の勝ち馬になるのですから、本当に大したものですね。

姉と弟とは違いダートの重賞勝ち馬となったマイネルアワグラス。アワグラス(Hourglass)とは「砂時計」という意味ですが、まさに砂の上を駆けるマイネルアワグラス。これから時を重ねてどのように成長していくのか、楽しみな4歳牡馬です。

ではでは、今日はこのへんで♪

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