第137回天皇賞・春(GI)。
アドマイヤジュピタ 牡 栗毛 2003.3.1生 早来・ノーザンファーム生産 馬主・近藤利一氏 栗東・友道康夫厩舎
フレンチデピュティ[A] 栗毛 1992.1.30 種付け時活性値:0.50 |
Deputy Minister 黒鹿毛 1979.5.17 |
Vice Regent 栗毛 1967.4.29 |
Northern Dancer 1961.5.27 |
Victoria Regina 1958.5.18 | |||
Mint Copy 黒鹿毛 1970.2.24 |
★Bunty’s Flight 1953.4.26 | ||
Shakney 1964 | |||
Mitterand 鹿毛 1981.2.19 |
Hold Your Peace 鹿毛 1969.1.24 |
Speak John 1958.2.7 | |
Blue Moon 1948 | |||
Laredo Lass 黒鹿毛(?) 1971.3.19 |
★Bold Ruler 1954.4.6 | ||
Fortunate Isle 1959.4.24 | |||
ジェイズジュエリー 黒鹿毛 1995.4.13 仔受胎時活性値:1.75 |
リアルシャダイ[A] 黒鹿毛 1979.5.27 種付け時活性値:1.75 |
Roberto 鹿毛 1969.3.16 |
Hail to Reason 1958.4.18 |
Bramalea 1959.4.12 | |||
Desert Vixen 黒鹿毛 1970.4.19 |
In Reality 1964.3.1 | ||
Desert Trial 1963.5.14 | |||
アサーション 鹿毛 1987.5.7 仔受胎時活性値:1.75 |
Assert[A] 鹿毛 1979.4.17 種付け時活性値:1.75+α |
Be My Guest 1974.4.12 | |
Irish Bird 1970 | |||
Yes Please 栗毛 1976.4.27 仔受胎時活性値:0.50 |
Mount Hagen[A] 栗毛 1971.5.4 種付け時活性値:1.00 |
||
Thankfull 栗毛 1960 仔受胎時活性値:1.75 |
<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5>
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 何番仔? |
---|---|---|---|
Assert (Sea-Bird) |
5.75 |
いとこアドマイヤメイン (No.13-A) |
3番仔 (不受胎後) |
「春のフレンチデピュティ祭り」の第2弾は淀芝3200mの古馬頂上決戦。アドマイヤジュピタ、発馬の出遅れもなんのその、道中メイショウサムソン(2003.3.7)をマークする形でレースを進め、直線、上がり3ハロン34秒7の鋭脚でアタマ差しのいで「GI初挑戦初勝利」を遂げました。
以前に「天皇賞・春(GI)の勝ち馬、アークへ。」というエントリで示した内容を改めて示しておきます。
- 祖母父Assertを最優性先祖と判断。母父リアルシャダイと祖母父Assertが同じ活性値1.75であるものの、各々の父仔の生年月日から推定
- 潜在的な体力を示す料的遺伝値は5.75と強大な数値。ボトムラインにおける4回の世代交代のうち3回が活性値1.75で行われている
- アドマイヤジュピタは母ジェイズジュエリーが不受胎後の仔。言わずもがなの「空胎後に名馬あり」
では、以下にアドマイヤジュピタのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。
Thankfull 1960 英0勝 |Truly Thankful 1970.4.17 英仏5勝 クイーンメアリーS(現英GII、当時英GIII)含む重賞2勝 ||Toast of the Town 1979.4.23 英愛1勝 アサシS(愛GIII)3着 ||Take a Step 1980.4.26 英仏1勝 グロット賞(仏GIII)2着 |Yes Please 1976.4.27 英米2勝 ||アサーション 1987.5.7 愛英1勝 愛オークス(GI)3着 |||プロモーション 1994.3.30 中央3勝 クイーンS(現JpnIII) ||||アドマイヤメイン 2003.3.13 現役 青葉賞(現JpnII) 毎日杯(現JpnIII) |||ジェイズジュエリー 1995.4.13 中央2勝 ||||アドマイヤジュピタ 2003.3.1 (本馬) 天皇賞・春(GI) 阪神大賞典(GII) アルゼンチン共和国杯(JpnII)
伯母プロモーション、いとこアドマイヤメインと近いところに日本の重賞勝ち馬がいますね。
秋にはメイショウサムソンと共に凱旋門賞に向かうということ。日本の天皇賞馬2騎がどれくらい頑張ってくれるか、今から楽しみですね。期待しましょう。
ではでは、今日はこのへんで。