書き終わった記事の出し惜しみがなかなかできない男、オオハシでございます。
今回は、お馴染みになったような気になっている、空胎後に名馬ありの記事でございます。
レース名 | 1着馬 | 母の受胎条件 | 2着馬 | 母の受胎条件 | 3着馬 | 母の受胎条件 |
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フェブラリーS(GI) | サンライズバッカス | 空胎後の8番仔 | ブルーコンコルド | 2連産目の2番仔 | ビッググラス | 3連産目の3番仔 |
高松宮記念(GI) | スズカフェニックス | 2連産目の2番仔 | ペールギュント | 3連産目の5番仔 | プリサイスマシーン | 2連産目の2番仔 |
桜花賞(JpnI) | ダイワスカーレット | 4連産目の10番仔 | ウオッカ | 2連産目の4番仔 | カタマチボタン | 2連産目の3番仔 |
皐月賞(JpnI) | ヴィクトリー | 5連産目の5番仔 | サンツェッペリン | 初仔 | フサイチホウオー | 3連産目の4番仔 |
天皇賞・春(GI) | メイショウサムソン | 流産後の初仔 | エリモエクスパイア | 初仔 | トウカイトリック | 5連産目の5番仔 |
NHKマイルカップ(JpnI) | ピンクカメオ | 8連産目の12番仔 | ローレルゲレイロ | 初仔 | ムラマサノヨートー | 不受胎後の2番仔 |
ヴィクトリアマイル(JpnI) | コイウタ | 2連産目の2番仔 | アサヒライジング | 8連産目の8番仔 | デアリングハート | 不受胎後の6番仔 |
オークス(JpnI) | ローブデコルテ | 4連産目の4番仔 | ベッラレイア | 8連産目の8番仔 | ラブカーナ | 不受胎後の12番仔 |
日本ダービー(JpnI) | ウオッカ | 2連産目の4番仔 | アサクサキングス | 2連産目の2番仔 | アドマイヤオーラ | 不受胎後の5番仔 |
安田記念(GI) | ダイワメジャー | 空胎後の7番仔 | コンゴウリキシオー | 3連産目の3番仔 | ジョリーダンス | 2連産目の5番仔 |
宝塚記念(GI) | アドマイヤムーン | 2連産目の3番仔 | メイショウサムソン | 流産後の初仔 | ポップロック | 3連産目の3番仔 |
スプリンターズS(GI) | アストンマーチャン | 6連産目の6番仔 | サンアディユ | 7連産目の7番仔 | アイルラヴァゲイン | 3連産目の3番仔 |
なお、今回より
- 母が前年産駒無し後の仔が連対したレース→レース名の背景を青
- 母が前年産駒無し後の仔が複勝圏に入ったレース→レース名の背景を橙
- 母が前年産駒無し後の仔が複勝圏外のレース→レース名の背景を桃
に致しました。
さて、上の表から改めて分かるのは、12レース中3レースではありますけれど、「2007年の牝馬限定JpnIでは、母が前年産駒無し後の仔が連対を果たしていない」ということですね。表題の考察テーマにとっては逆説的なアプローチですが、すでに昨年から学習しているように、牝馬限定レースでは、そう目くじらを立てて、受胎条件に躍起になる必要はないようです。
まま、とは言うものの、表題に即して、秋華賞(JpnI)の出走予定馬のうち、母の受胎条件の良い馬を50音順にピックアップすると……、
- ホクレレ(2004.2.1) 不受胎後の3番仔
- ミンティエアー(2004.2.12) 不受胎後の4番仔
- ラブカーナ(2004.4.29) 不受胎後の12番仔
以上の3頭です。フラワーC(JpnIII)2着馬、フローラS(JpnII)2着馬、オークス3着馬と地力はある馬たちが揃いました。
この3頭の中ならば、狙うはオークス3着馬でしょうか。彼女は「オース×Caerleon×Luthier×パーシア」という4代血統構成も面白く、混戦で底力を発揮しそうなタイプです。青鹿毛の馬体よろしく、末脚の切れ味一閃。1歳秋のセリで504万円で購買されたラブカーナ。実は、母カーナII(1986.4.19)は2004年10月に用途変更されており、ラブカーナは母の最後の仔でもあります。実力はもちろんですが、浪花節的に応援したくなるタイプではあります。
ではでは、今日はこんなところで♪