収穫の秋を前にして。

朝日杯FS勝ち馬、マイネルレコルトが登録抹消(netkeiba.com)

朝日杯FS(現JpnI)の勝ち時計1分33秒4はレースレコードとしてさん然と輝いています。マイネルレコルト(2002.5.10)、額に輝くハート型の流星よろしく、涼やかな顔立ちが印象的だった2歳王者。中島理論的には見所の多い配合馬でした。

(市)マイネルレコルト 牡 鹿毛 2002.5.10生 三石・田上稔氏生産 馬主・(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン 美浦・堀井雅広厩舎

  1. 4代血統構成(各父):『★チーフベアハート×タイテエム×★フジオンワード×トサミドリ』
  2. 4代血統構成(父系):『Danzig系×Aureole系×Ribot系×Blandford系』
  3. 5代血統表内のクロス:Ribot4×4、Bold Ruler5×4(父方) 、Harina(♀)=プリメロ5×5(母方)
  4. 牝系:16号族ローズホーキンス系 伯父カイラスアモン 伯母ミホクイーン 従姉カリスマサンオペラ
  5. 母の何番仔?:13番仔(13連産目)

自国で積み上げた血を持つ2歳王者。残念ながら、生産界からは見向きもされず。それでも、馬事公苑で乗馬になる道があっただけでも、幸いでした。

今はただ、レコルトがこれから健やかなる日々を送って欲しいと願います。お疲れ様でした。

コメント

  1. 中島理論は当たる より:

    マイネルレコルトの現役引退は残念ですね。朝日杯でとらせてもらったことや、皐月賞で軸買いで失敗したこと、そして最後のレースとなった京成杯オータムHでも買って負けたことを思い出してしまします。血統構成が異父系で雑種性(ボス性)がある、とても魅力的な競走馬でした。

    オオハシ様
    わざわざご丁寧な返信を頂きましてありがとうございます。神戸新聞杯も終わり、いよいよG1シリーズの開幕しますね!!
    それにしても、フサイチホウオーは予想以上の大敗(おかげ様で3連複のみ当たりましたが)でした。安藤Jの弁も「わからない」といったニュアンス。負けた要因をどう考えられますか??私論で恐縮ですが、B&Bでも掲載されている通りA系(Phalaris系)が重なった血統構成で、雑種強勢(ニックス)されていない。したがって、他馬より成長が早かっただけのように感じています。もちろんオープン馬で質の遺伝は◎なので、対戦メンバーによっては今後馬券圏内に絡むこともあるとは思いますが、菊花賞はそうとう厳しい状況ではと考えます。
    今回だけのことではなくて、今までの経験からも雑種強勢(ニックス)がかかっている馬の方が、成長力があるような気がしてなりません。

    ちなみに、今週のスプリンターズSはスプリント路線だけでなく、別路線の馬もいて迷うのですが、アストンマーチャン・コイウタ・スズカフェニックス(ボス性が薄いのが気になりますが・・)あたりでしょうか。きっとBOX買いのなるかと。。。

  2. オオハシ より:

    ◎中島理論は当たる様
    いつもお世話になっております。コメントありがとうございました。

    >マイネルレコルト
    朝日杯FSは「◎マイネルレコルト、○ストーミーカフェ、▲ペールギュント」という非常に珍しい会心の予想でしたので、よく覚えています(笑)。レースも圧巻の1分33秒4、見事なレースレコードでした。

    せっかく自国で積み上げた血なのに……、と思わざるを得ません。が、致し方なし。彼のこれからの幸せを祈るのみです。

    >フサイチホウオー
    一本調子な血統構成は、もちろん要因としてあると思います。けれど、どうも、いまの彼は能力を持て余しているように思います。我々が思う以上に身体がパンとしていないのではないでしょうか。腰の不安は春からマツクニ先生がおっしゃっていましたものね……。

    また、ガッチリとした姿形から、適距離はもう少し短い距離のように思います。確かに2000mを超えると[0-0-0-2]ですけれど、2000mまでならば[4-0-1-0]ですしね。母がマイルGIIの2着馬であることもあり、実は距離をこなせるマイラーではないかと踏んでいるのですが(苦笑)

    という訳で、彼の評価は、もう一度、2000mまでの距離のレースに出て来た折に。

    ではでは、折り返しが遅くなってしまいまして、申し訳ありませんでした。

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