ユートピア(2000.3.1)。

という訳で、皆様ご承知おきのとおり、彼の地で、ゴドルフィンの持ち馬としてウェストチェスターH(米GIII)にて13ヶ月ぶりに復帰を果たしたユートピア

いきなり、Sun King(2002.1.31)、Political Force(2003)等を打ち破っての重賞制覇デビューとなりました。

いや、凄いなぁ、ユートピア。

2002年のデビュー以来、中央、地方、UAE、そして米国と渡り歩いて6年連続重賞制覇の偉業達成。橋口弘次郎厩舎に在籍していた折は、全日本2歳優駿(現JpnI)、ダービーグランプリ(現JpnI)、マイルチャンピオンシップ南部杯(現JpnI)2回と、4年連続、1年に1回は必ず統一GIを制するという役者ぶりでした。中央でも3歳時にユニコーンS(現JpnIII)を制しています。また、圧巻だった昨年のゴドルフィンマイル(UAEGII)。そして、満7歳初戦、移籍初戦となった米国のウェストチェスターH。積み重ねて重賞7勝。ただただ、立派。

ユートピアの、その精神力と肉体に敬服。もし彼の地で「GI制覇」となったら、それは痛快。これからも、まずは無事に、そしてぜひぜひ頑張って♪

なお、やはり「13ヶ月ぶり」というテッポー駆けが気になるところですけれど、もしかしたら、サイード・ビン・スルール厩舎のスタッフが磁場の働きを考慮したのかもと、中島理論使いとして思ってしまいました(笑)

最後に。皆様、きっとウェストチェスターHのユートピアの動画を見たいとお思いかと存じます。もしかしたら、すでにご覧の方もいらっしゃるやも知れませんが、未見の方は↓のBloodhorse.comの記事内における「Video」というリンクを確認してみてください。ロイヤルブルーの勝負服に合わせた、ロイヤルブルーのメンコをまとう栗毛馬の、素晴らしい走りが見られます。

Utopia Wins Rough Westchester in U.S. Debut(Bloodhorse.com)

ではでは♪

#追記。改めて動画を見直すと、勝負服は真っ青のロイヤルブルーではなく、袖に日本で言うところの「白二本輪」が見受けられます。メンコも、実は浅めのブリンカーでした。また、ユートピアの耳の動きが見えるように、耳を隠してはいませんでした。

#あと、動画を直接確認できるリンクも追記しておきます。http://www.ntra.com/video.aspx?id=25062です。

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