第54回日経新春杯(GII)と第47回京成杯(GIII)の結果。

第54回日経新春杯(GII)。

1着トウカイワイルド(2002.6.3)。5歳、54キロ。最内でじっと我慢して、追い出しをワンテンポ遅らせて、最後クビだけ抜け出していました。安藤勝己騎手が中村均調教師に進言して、この日経新春杯に挑まれたそうですが、サスガにアンカツ。進言も見事ならば、その騎乗も見事でした。京都の外回りは最後外に馬群が膨らむのは誰でも知っていますが、今日のレースはトウカイワイルドただ1頭だけ、インベタ、2400mを2400mとして走っていました。

#改めてVTR見ると、3コーナーの下りでいったん後ろにポジションを下げて、他馬を前に行かせて、自身が内を回れるように仕向けていたようにしか見えません。位置取りは後方でも、レースを支配していたのでした。恐るべしは安藤勝己。そして、それに応えたトウカイワイルドも立派。

2着トウカイエリート(2000.5.2)。7歳、54キロ。プラス12キロも太目には見えず。前脚のフットワークを見ると、やはりトウカイテイオー(1988.4.20)の弟という感じがします。横一線の追い比べになって我慢しきっての2着は立派。そしてまた、3着、4着の馬との争いの中では、やはり1番内にコースを取っていたのも、トウカイエリートと赤木高太郎騎手でした。テイオーの弟、齢すでに7歳ですが、まだまだこれから頑張れそうです。なお、トウカイエリートは母トウカイナチュラル(1982.5.20)が空胎後の12番仔です。

結局、「前走オリオンSの1、2着が逆転したものの、ハンデ54キロのトウカイ丼。そして、SS産駒のワンツーフィニッシュ」で終わった第54回日経新春杯でした。あ、「第54回」で「54キロ」ですか(苦笑)。2007/01/14 19:13追記。さらに、トウカイワイルドが5番人気、トウカイエリートが4番人気だったんですね(笑)

#日経新春杯。私はオースミグラスワン(2002.3.31)の単複勝負をしていました。好調の四位洋文騎手の日経新春杯との相性の良さも加味したのですが、サスガに1枠から出て大外回りでは……、というところでした(笑)

第47回京成杯(GIII)。

1着サンツェッペリン(2004.4.15)。前走のホープフルS(OP)を後方から追い込んで2着に来た馬が、よもやの逃げ。しかし、「母父オーガイジャン」もとい「母父オジジアン」を思うと、逃げて大正解。松岡正海騎手の好判断に導かれて、2着馬に2馬身差の快勝劇でした。レースのラップを見ると、3ハロン目で「13秒4」と最も遅いラップが刻まれています。中山の第1コーナーを利して、後続勢を騙しにかかりました。やるな、松岡。そして、見事に逃げたサンツェッペリン、大したものです。なお、サンツェッペリンは母プラントオジジアン(1999.5.13)の初仔です。

2着メイショウレガーロ(2004.3.4)。中団8番手辺りからレースを進めて、最後は上がり3ハロン34秒7の切れ味で差し込むも2着まで。逃げた馬に35秒0で上がられては、サスガに届きません。それでもマンハッタンカフェ(1998.3.5)の仔、1番人気に応えようと、頑張りました。なかなかに見所のある馬だと思います。なお、メイショウレガーロは母コッコレ(1999.3.24)の初仔です。

結局、「母の初仔のワンツーフィニッシュ」で終わった、第47回京成杯の結果でした。

#京成杯。私はマイネルヘンリー(2004.3.24)とマイネルーチェ(2004.4.1)で単複勝負していました。マイネルヘンリーは、最後惜しかったなぁ。マイネルヘンリーは、母エンプレスマティルダ(1992.2.7)が流産および2年連続不受胎後の仔です。なお、マイネルヘンリーはメジロマックイーン(1987.4.3)の仔-満16歳時の0交配-ですが、その前年は母にはセイウンスカイ(1995.4.26)が付けられていました。

という訳で、今からサンツェッペリン、メイショウレガーロの血統表を作成したいと思います。ではでは♪

#2007/01/14 18:30追記。表のページサンツェッペリンメイショウレガーロ、遅ればせながらフリオーソ(2004.5.1)の4代血統表を追加しました。 2007/01/14 19:13追記。ローブデコルテ(2004.4.28)も追加しました。

コメント

  1. 3強時代到来

    今年の3歳クラシック戦線は間違いなく盛り上がる

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