ふと、近藤利一オーナー所有の中央GI勝ち馬について、中島理論的な見解における共通点を思いました。
この5頭の共通点。こんな辺境ブログをご覧のお客様であれば、お分かりですよね。
そうです、いずれも「母が前年産駒なし後の仔」たちです。
特にアドマイヤベガはベガ(1990.3.8)の初仔、アドマイヤグルーヴはエアグルーヴ(1993.4.6)の初仔と、狙いすましたかのように、超一級牝馬の初仔を購入されています。また、アドマイヤドンはベガが空胎後の3番仔、アドマイヤマックスはダイナシュート(1982.5.13)が空胎後の9番仔ですね。
今日の表題となったアドマイヤコジーンは、
- 「Cozzene×ノーザンテースト牝馬」という世界でも極少の組み合わせを持つ持込馬
- 祖母ミセスマカディー(1974.3.10)は英1000ギニー(GI)の勝ち馬という良血
- そして、母アドマイヤマカディ(1991.6.12)の初仔
でした。「アドマイヤマカディの初年度にCozzeneを付けてみては」と進言された橋田満調教師、サスガ。朝日杯を勝ち、その3年6ヵ月後に制した安田記念(GI)。厩舎陣営の我慢強さが実を結んだ勝利は、生産からかかわっていることもあり、喜びもひとしおだったと思います。白き不死鳥、鮮やかな復活でした。
勢いに乗って書いてみました。ではでは♪