土曜日の2歳戦の結果(2006/09/02分)。

土曜日の2歳戦の回顧です。500万平場戦1クラ、新馬戦1クラ、計2レース。

【札幌・500万平場戦(ダート1000m)の勝ち馬】

[地]タガタメ 牝 鹿毛 2004.2.10生 門別・森本牧場生産 馬主・(有)坂東牧場 北海道・角川秀樹厩舎

  1. 4代血統構成(各父):『★ディアブロ×ポリッシュネイビー×マルゼンスキー×ミンシオ』
  2. 4代血統構成(父系):『Halo系×Danzig系×Nijinsky系×Relic系』
  3. 5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5(母方)
  4. 牝系:1号族フラストレート系 近親ケーエフネプチュン 
  5. 母の何番仔?:3番仔(3連産目)

[Notes]5頭立てとなった札幌ダート1000mの500万平場戦を逃げ切りました、[地]馬タガタメ。誰のために走るのか、タガタメ。

タガタメの牝系は小岩井の1号族フラストレート(1900)系。曾祖母フジパール(1976.3.18)は中央1勝で函館3歳S(現函館2歳S、GIII)2着があります。フジパールの孫ケーエフネプチュン(1991.2.26)は地方13勝でエンプレス杯(現統一GII)、NTV盃、関東オークス、東京プリンセス賞、ロジータ記念、マリーンC、報知グランプリカップ、グランドマイラーズ、トゥインクルレディー賞などを勝ちました。また、4代母カリムスタア(1963.5.21)は中央5勝で小倉三歳S(現小倉2歳S、GIII)、鎮西三歳S(OP)、朝顔S(OP)の勝ち馬です。

なお、タガタメは父ディアブロ(1987.3.13)が満16歳時の0交配馬ですが、母チャンネルワン(1996.6.6)の初仔コスモトップワン(2002.3.24)はその父エイシンサンディ(1993.4.4)が満8歳時、2番仔ブライアンズジェム(2003.3.5)はその父サニーブライアン(1994.4.23)が満8歳時の0交配になっています。果たして、生産の森本牧場さんは、知ってか知らずか。

【札幌・新馬戦(芝1800m)の勝ち馬】

(市)マイネルビジュー 牡 栗毛 2004.3.30生 浦河・丸村村下ファーム生産 馬主・(有)サラブレッドクラブ・ラフィアン 美浦・小笠倫弘厩舎

  1. 4代血統構成(各父):『ヘクタープロテクター×サンデーサイレンス×ノーザンテースト×ヒッティングアウェー』
  2. 4代血統構成(父系):『Mr.Prospector系×Halo系×Northern Dancer系×Tourbillon系』
  3. 5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×4、Sword Dancer5×5
  4. 牝系:13号族サイクラス系 祖母ティアラ、近親ペガサス、近親ナリタルナパーク
  5. 母の何番仔?:4番仔(4連産目)

[Notes]札幌の新馬戦を12番人気ながら先行2番手から勝ち切りました、マイネルビジュー。今年開業された「東大卒トレーナー」小笠倫弘調教師にとっては、初めての2歳戦勝ち馬となりました。なお、「ビジュー(Bijou)」とは仏語で「宝石」とのこと。

マイネルビジューの牝系は4代母である米国産の牝馬サイクラス(1968.5.3)を日本の基礎繁殖とする13号族。祖母ティアラ(1986.5.8)は中央3勝でカーネーションC(OP)を勝ち、牝馬東京タイムズ杯(現府中牝馬S、GIII)2着、ラジオたんぱ賞(現ラジオNIKKEI杯、GIII)3着があります。また4代母サイクラスの仔ルナパーク(1979.4.1)は中央2勝でクイーンS(現GIII)2着。ルナパークの仔ペガサス(1990.4.15)は中央3勝で福島記念(GIII)、新潟3歳S(現新潟2歳S、GIII)の勝ち馬、同じくルナパークの仔ナリタルナパーク(1995.5.31)は中央4勝で中山牝馬S(GIII)を勝ち、秋華賞(GI)2着があります。

今日の1回目はこれくらいで。ではでは♪

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