第62回安田記念(GI)の勝ち馬。

ストロングリターン 牡 鹿毛 2006.5.26生 千歳・社台ファーム生産 馬主・吉田照哉氏 美浦・堀宣行厩舎

ストロングリターン(2006.5.26)の4代血統表
シンボリクリスエス
黒鹿毛 1999.1.21
種付け時活性値:1.50
Kris S.
黒鹿毛 1977.4.25
Roberto
鹿毛 1969.3.16
Hail to Reason 1958.4.18
Bramalea 1959.4.12
Sharp Queen
鹿毛 1965.4.19
Princequillo 1940
Bridgework 1955.3.23
Tee Kay
黒鹿毛 1991.2.9
★Gold Meridian
黒鹿毛 1982.4.14
Seattle Slew 1974.2.15
Queen Louie 1968.4.9
Tri Argo
黒鹿毛 1982.5.18
Tri Jet 1969.4.3
Hail Proudly 1969.3.5
コートアウト
鹿毛 1998.1.15
仔受胎時活性値:1.75
Smart Strike
鹿毛 1992.5.21
種付け時活性値:1.25
Mr.Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Classy’n Smart
鹿毛 1981.5.20
Smarten 1976.4.17
No Class 1974.3.30
アザール
栗毛 1991.4.7
仔受胎時活性値:1.50
Nijinsky
鹿毛 1967.2.21
種付け時活性値:1.75
Northern Dancer 1961.5.27
Flaming Page 1959.4.24
Smart Heiress
栗毛 1979.2.12
仔受胎時活性値:0.75
Vaguely Noble
鹿毛 1965
種付け時活性値:1.25
Smartaire
黒鹿毛 1962.4.25
仔受胎時活性値:2.00(0.00)

<5代血統表内のクロス:Nashua5×5、Smartaire(♀)4×5(母方)>

ストロングリターン(2006.5.26)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
シンボリクリスエス
(Roberto系)
Smart Strike
(Mr.Prospector系)
Nijinsky
(Northern Dancer系)
Vaguely Noble
(ヴィエナ系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Nijinsky
(コートアウト)
6.00 or 4.00 半兄ダイワマックワン
(No.A13)
2番仔+
(2連産目+)

*

では、以下にストロングリターンのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。なお、図中の重賞格付けは競走当時のものです。

Smart Heiress 1979 北米6勝 コティリオンS(GIII)2着ほかGIII3着2回
|Homebuilder 1984.4.4 北米11勝 ファイエットH(GII) ベンアリH(GIII) ボルティモアBCH(GIII)ほか
|Sparkling Wit 1986.5.8 北米3勝 ダリルズジョイS(GIII)3着
|Aztec Empire 1990.3.28 北米8勝 クイーンズカウンティH(GIII) スタイミーH(GIII)2着
|アザール 1991.4.7 英0勝
||コートアウト 1998.1.15 北米6勝 マザリンBCS(加GI)2着
|||ダイワマックワン 2005.1.26 現役 クリスマスローズS(OP)
|||ストロングリターン 2006.5.26 (本馬) 安田記念(GI) 京王杯SC(GII) 安田記念2着 ラジオNIKKEI賞(GIII)3着

大伯父Homebuilderは、福永祐一騎手の競馬学校の同期生である細江純子さんの初勝利馬レゾンデートル(1991.5.3)の父として覚えています。

*

第62回安田記念(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 4 ストロングリターン 牡6 58 福永祐一 1:31.3 日本
レコード
33.8 516
[-2]
堀宣行 2
2 3 グランプリボス 牡4 58 内田博幸 1:31.3 クビ 33.9 496
[0]
矢作芳人 13
3 8 コスモセンサー 牡5 58 松岡正海 1:31.6 2 34.8 510
[0]
西園正都 15
4 1 ダノンヨーヨー 牡6 58 北村友一 1:31.7 1/2 33.9 518
[+2]
音無秀孝 17
5 2 ガルボ 牡5 58 石橋脩 1:31.8 クビ 34.6 472
[-2]
清水英克 5

去る5月31日に握手してもらった騎手が、自分と同じ生まれ日の馬に乗って、日本レコードで快勝。福永騎手はこの開催の土日、トゥザグローリー(2007.2.16)で鳴尾記念(GIII)、ストロングリターンで安田記念、ストローハット(2009.3.15)でユニコーンS(GIII)と3重賞総なめの荒稼ぎでした。私は「トークイベントを開催したら調子が上がる、っていうジンクスが出来れば良いのに」なんて思いましたよ(^^ゞ

福永騎手のトークイベントの詳細については避けますが、なんだ言いながら、首位騎手になるような方は、ヘッドワークが優れているものだと思いました。そしてまた、その眼が、やはり勝負師であったことを、お伝えしておきます。そんな福永騎手は、さらなる向上を目指して、今夏は米国長期遠征も予定されているという報せもあります。天才の子は、努力の人なのでした。そのひたむきさにより、福永騎手が、もっともっと花開かれることを、ただただ祈るばかりです。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

追記。同じ記念でも、第53回宝塚記念(GI)の勝ち馬は、また次の更新で。

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