「オールカマー(GII)」と聞くと、メジロドーベル(1994.5.6)を思う。

最近、じゃがバターの調理に凝っているかろむわんでございます。ちょ、調理というほどのものではありませんね。

「3歳牝馬がオールカマーから始動かぁ」と思った1997年のオールカマー。引っ掛かり気味になって逃げの形となったこのレース、ヤシマソブリン(1991.4.10)以下の追撃を振り切って見事に勝利しました。「ああ、さすがにオークス馬。参りました」とレース後に思いました。

メジロドーベル、2歳から5歳までの4年間をしっかりと走り、GI5勝。現役時代は毎年GIを勝っており、息の長い活躍を見せてくれました。師走の風を切り裂いた阪神3歳牝馬S(現阪神JF、GI)のレコード勝ちから始まり、父が果たせなかったクラシック制覇を遂げたオークス(GI)、桜花賞馬との一騎討ちを制した秋華賞(GI)、エアグルーヴ(1993.4.6)に一矢報いた4歳時のエリザベス女王杯(GI)、そして引退の花道を自ら飾った5歳時のエリザベス女王杯。どれも印象深いレースです。

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