Workforce(2007.3.14)。

凱旋門賞馬ワークフォース、社台購入 – 競馬 – SANSPO.COM

Workforce 牡 鹿毛 2007.3.14生 英国・ジャドモントファーム生産 馬主・ハーリド・ビン・アブドゥラー 英国・M.R.スタウト厩舎

Workforce(2007.3.14)の4代血統表
King’s Best
鹿毛 1997.1.24
種付け時活性値:0.25
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr.Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Miesque
鹿毛 1984.3.14
Nureyev 1977.5.2
Pasadoble 1979.4.1
Allegretta
栗毛 1978.3.10
▲Lombard
栗毛 1967
Agio 1955
Promised Lady 1961
Anatevka
栗毛 1969
▲Espresso 1958
Almyra 1962
Soviet Moon
鹿毛 2001.4.8
仔受胎時活性値:1.25
Sadler’s Wells
鹿毛 1981.4.11
種付け時活性値:0.75
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
Nearctic 1954.2.11
Natalma 1957.3.26
Fairy Bridge
鹿毛 1975.5.4
Bold Reason 1968.4.8
Special 1969.3.28 ♀
Eva Luna
鹿毛 1992.5.9
仔受胎時活性値:2.00
Alleged
鹿毛 1974.5.4
種付け時活性値:0.25
Hoist the Flag 1968.3.31
Princess Pout 1966.3.29
Media Luna
鹿毛 1981.4.14
仔受胎時活性値:0.50
Star Appeal
鹿毛 1970.5.12
種付け時活性値:0.50
Sounion
鹿毛 1961
仔受胎時活性値:0.75

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×3、Special(♀)5×4、Native Dancer5×5>

Workforce(2007.3.14)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
King’s Best
(Mr.Prospector系)
Sadler’s Wells
(Northern Dancer系)
Alleged
(Ribot系)
Star Appeal
(Herbager系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Sadler’s Wells 4.50 or 2.50 祖母がパークヒルSの勝ち馬
(No.14-c)
3番仔
(3連産目)

*

では、以下にWorkforceのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。重賞の格付けは施行当時のものです。

Media Luna 1981.4.14 英仏1勝 英オークス(GI)2着 モーリス・ド・ニュイユ賞(仏GII)2着 オークストライアル(英GIII)3着
|Rougeur 1989.3.6 米仏2勝 オーキッドH(米GII)2着 イエルバブエナH(米GIII)3着
||Flute 1998.2.1 米4勝 ケンタッキーオークス(GI) アラバマS(GI) ベルデイムS(GI)2着 サンタアニタオークス(GI)2着
||Rouwaki 1999.2.16 米0勝
|||Rerouted 2008.2.28 現役? タタソールズS(英GIII)
|Eva Luna 1992.5.9 英愛4勝 パークヒルS(英GIII) ヘンリー2世S(英GIII)2着 セントサイモンS(英GIII)3着 英国最優秀古馬牝馬
||Moon Search 1999.2.25 仏4勝 ロワイヤリュー賞(GII)
||Brian Boru 2000.3.16 英愛仏加独香4勝 セントレジャーS(英GI) レーシングポストトロフィー(英GI) 愛セントレジャー(GI)2着ほか
||Soviet Moon 2001.4.8 不出走
|||Workforce 2007.3.14 (本馬) 英仏4勝 英ダービー(GI) 凱旋門賞(仏GI) ブリガディアジェラードS(英GIII) "キング・ジョージ"(英GI)2着 エクリプスS(英GI)2着 ダンテS(英GII)2着
||Kushnarenkovo 2003.5.5 愛1勝 ノーブレスS(GIII)2着
||Sea Moon 2008.3.6 現役 グレートヴォルティジュールS(英GII) BCターフ(米GI)2着 セントレジャーS3着

見れば近親に活躍馬多数の活力のある牝系です。Workforce自身もそうですが、祖母、おじおばを見ても2400m超級のレースでの活躍が目立ちますね。つい先日も叔父のSea MoonがBCターフで2着でした。

*

2010年の英ダービーを2分31秒33のレコード勝ち、ナカヤマフェスタ(2006.4.5)をアタマ差凌いだ凱旋門賞勝利など、その活躍が記憶に新しいWorkforceを社台さんが種牡馬として輸入されるとのこと。こいつは驚きました。

背景をチラっと見れば、ダンシングブレーヴ(1983.5.11)、ウォーニング(1985.4.13)、デインヒル(1986.3.26)、コマンダーインチーフ(1990.5.18)など日本に縁が深いアブドゥラー殿下の持ち馬。そして、なおかつ社台さんが大好きな14号族のc分枝、種牡馬供用されたガーサント(1949.4.5)、ハンターコム(1967)、ノーザンテースト(1971.3.15)、キャロルハウス(1985.3.5)であるとか、オークス(GI)馬アドラーブル(1989.3.28)であるとか、つまりはPretty Polly(1901)系。なるほど。

まま、同父系のキングカメハメハ(2001.3.20)の活躍もあり、単純にSS系牝馬のお相手として、眼鏡に適ったというところでしょうか。

って、同じ父King’s Bestである、エイシンフラッシュ(2007.3.27)の立場はどうなりますのん、社台さん。彼もエエ種牡馬になれそうでっせ(^_^;)

ともあれ、Workforceの種牡馬としての活躍も期待しましょう。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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