ホッコーパドゥシャ 牡 黒鹿毛 2002.6.8生 鵡川・片山幹雄氏生産 馬主・矢部幸一氏 栗東・村山明厩舎
マヤノトップガン[A] 栗毛 1992.3.24 種付け時活性値:0.25 |
ブライアンズタイム 黒鹿毛 1985.5.28 |
Roberto 鹿毛 1969.3.16 |
Hail to Reason 1958.4.18 |
Bramalea 1959.4.12 | |||
Kelley’s Day 鹿毛 1977.5.11 |
Graustark 1963.4.7 | ||
Golden Trail 1958.3.5 | |||
アルプミープリーズ 栗毛 1981.1.26 |
Blushing Groom 栗毛 1974 |
Red God 1954.2.15 | |
Runaway Bride 1962 | |||
Swiss 栗毛 1974.4.7 |
★Vaguely Noble 1965.5.15 | ||
Gala Host 1962.2.28 | |||
ネスカベミューズ 鹿毛 1991.2.26 仔受胎時活性値:0.50 |
ヤマニンスキー[A] 栗毛 1975.4.28 種付け時活性値:1.75 |
Nijinsky 鹿毛 1967.2.21 |
Northern Dancer 1961.5.27 |
Flaming Page 1959.4.24 | |||
アンメンシヨナブル 鹿毛 1970.3.25 |
Buckpasser 1963.4.28 | ||
Petticoat 1961.5.11 | |||
ニツソウブラツク 鹿毛 1982.3.15 仔受胎時活性値:2.00 [ネスカベミューズは5連産目の5番仔] |
★トウシヨウボーイ[A●] 鹿毛 1973.4.15 種付け時活性値:0.00 |
テスコボーイ 1963 | |
ソシアルバターフライ 1957.4.13 | |||
エリモゼツト 青毛 1968.5.14 仔受胎時活性値:1.25 |
★ザラズーストラ[F] 青毛 1951 種付け時活性値:0.00 |
||
タイゼツト 黒鹿毛 1962.3.25 仔受胎時活性値:1.25 |
<5代血統表内のクロス:My Host(♂)=Your Host(♂)5×5>
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 何番仔? |
---|---|---|---|
ヤマニンスキー (Lady Angela) |
5.00 |
(No.13-C フォルカー系) |
4番仔 (流産後) |
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破 時計 |
着差 |
上り 3F |
馬体重 [前走比] |
調教師 |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | ホッコーパドゥシャ | 牡7 | 56.5 | 江田照男 | 1:59.6 | 33.0 |
476 [-6] |
村山明 | 5 | |
2 | 6 | サンライズベガ | 牡5 | 54 | 池添謙一 | 1:59.6 | クビ | 33.3 |
494 [+6] |
音無秀孝 | 6 |
3 | 8 | メイショウレガーロ | 牡5 | 55 | 村田一誠 | 1:59.7 | 1/2 | 33.6 |
464 [+4] |
小島太 | 12 |
4 | 16 | エアシェイディ | 牡8 | 58 | 後藤浩輝 | 1:59.7 | アタマ | 32.7 |
492 [-4] |
伊藤正徳 | 3 |
5 | 11 | アルコセニョーラ | 牝5 | 54 | 武士沢友治 | 1:59.7 | アタマ | 33.0 |
432 [+10] |
畠山重則 | 1 |
1F毎の ラップ |
13.1-11.4-12.1-12.2-13.0-12.6-11.7-10.9-10.4-12.2 |
上り | 4F 45.2-3F 33.5 |
0秒9差に1着から18着まですべて収まるという大混戦を制したのは、七夕賞(GIII)を2番人気3着、小倉記念(GIII)を1番人気2着と来て、この新潟記念を5番人気で臨んでいたホッコーパドゥシャ。石橋脩騎手の落馬負傷により代打騎乗となった江田照男騎手が、競馬学校第6期の同期生である村山明調教師にJRA重賞の初勝利をプレゼントしました。そしてまた、サマー2000シリーズで堅実な走りを見せ続けたホッコーパドゥシャは、自身の初重賞制覇を自ら祝うかのように、見事に2009年度のチャンピオンに輝きました。
*
では、以下にホッコーパドゥシャのごくごくごく簡単な近親牝系図を示しておきます。
エリモゼツト 1968.5.14 不出走 |ニツソウブラツク 1982.3.15 中央2勝 ||ホクトベルビュー 1989.4.13 中央5勝+地方1勝 ||ネスカベミューズ 1991.2.26 中央0勝 |||ホッコーパドゥシャ 2002.6.8 (本馬) 新潟記念(GIII) 小倉記念(GIII)2着ほか
曾祖母からの分枝でブラックタイプに載るのはホッコーパドゥシャが初めてのようです。地味に継承されている印象もありますが、サスガに平坦得意のフォルカー系というところでしょうか。福島芝2000m、小倉芝2000m、そして新潟芝2000mと渡り歩いた、今夏の一連の活躍もうなずけます。
また、ブラックタイプではありませんが、伯父ホクトベルビュー。同馬は中央5勝のうち4勝を江田照男騎手で挙げたのでした。特に中央最終勝利となった1994年の迎春S(準OP)は、中山芝2500mを10頭立て10番人気でぶっこ抜くという、まさに穴男の面目躍如たるレースでした。江田騎手、見ればこの牝系に縁のある騎手でもあったんですね。
*
村山師のレース後のコメントを見ると、この後は天皇賞・秋(GI)を目指す模様。左回りで生きるヤマニンスキーの血、果たせるかな左回りの新潟で開花したホッコーパドゥシャが、サマー2000シリーズのチャンピオンとしてどのようなレースを見せてくれるのか。それはまた、1996年の天皇賞・秋でバブルガムフェロー(1993.4.11)の2着に敗れた父マヤノトップガンの雪辱を果たす舞台でもあります。気鋭の村山師と共に挑むGIレース、楽しみにしたいと思います。ええ、その時の鞍上が穴男ならば、さらに怖い存在かなとも思います(^_^;)
では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。