今日は私の3番目の妹の誕生日。例の「ジョゼフィーヌ14号とピリン姫」の名付け親です。
妹はホントに可愛らしい、いい子なんですよ。いつもニコニコしているし、ヘコタレの私でも「お兄ちゃん、お兄ちゃん」って言ってくれますしね。
妹は、左足の親指が未発達のままこの世に生を受けたのですが、そんなことまったくハンデと思っていない。
強い。
時の流れをさかのぼって、妹と初めて会った日の自分を、今でも思い出すんですよ。自転車で妹に会いに行ったあの日。自分の妹の足を初めて見たあの日。「治る?治る?」と、ボロボロ泣きながら母に尋ねたあの日。嬉しいけれど、とても悲しかったあの日。
大きくなってからも、盲腸で体を壊したり、大きな交通事故に遭ったり、果ては幽霊まで見てしまう妹。
世界が、妹のこころに寄り掛かったのでしょう。
「この子なら、大丈夫」と、神様が任せてしまったのかな。
そんな神様の期待に応えたのか、時が流れて、大きくなった妹がしっかりと生きていてくれて、私は、本当に嬉しく思っています。
7月31日生まれの方の誕生花は「かぼちゃ」。「かぼちゃ!?」って、妹は嫌がるかもしれませんけれど、その黄色い花も、その花ことばも、妹にはぴったりだと思っています。
かぼちゃ、その花ことばは「広大」――。
画像は 季節の花 300 様より。