結局、伊藤史隆で始まり、伊藤史隆で終わる。

今年の大会初日第一試合、高知商業VS白樺学園の一戦もテレビ観戦していた、私ことオオハシでございます。

↑のタイトルは、何のことかと問われたならば、ABC朝日放送第88回全国高校野球選手権大会のテレビ中継の実況アナウンサーのことです。

大会初日の第一試合、昨日の決勝戦、そして今日の再試合、いずれも伊藤史隆アナの実況でした。

また、大会初日の第一試合、朝日放送のテレビ解説は箕島高校野球部元監督の尾藤公さん。そして決勝戦、および再試合の朝日放送のテレビ解説は星稜高校野球部総監督の山下智茂さんでした。

そう、高校野球ファンの間で語り継がれる、1979年の夏の甲子園3回戦、箕島VS星稜の延長18回、4対3の「伝説の試合」で両軍の指揮を執っていた監督たちが、最初と最後の試合でテレビ解説をされた訳です。

ちなみに、尾藤さんはABCラジオにて、決勝戦および再試合の解説をなさっていました(笑)。合わせて、ABCラジオで決勝戦および再試合の実況をなされた清水次郎アナは「実は早稲田実業の野球部OB」でいらっしゃいます。目の前で母校の、後輩たちの優勝を目の当たりにし、その実況をなされたのでした。本当に嬉しかったでしょうね。

今日の再試合における「4対3」のスコアをご覧になって、尾藤さんと山下さんは、きっと、「伝説の試合」に思いを馳せられたと思います。

あと、その「伝説の試合」について触れたので述べておくと、当時の星稜高校のエースだった堅田外司昭さんは、現在高校野球の審判をなさっています。今年も、大会途中のちらっと見た試合で電光掲示板の審判名に「堅田」の名字を見ました。塁審だったと思います。と思ったら、中日新聞のWebページソースを発見。ナイス。

#気になったので全試合を調べたところ、堅田さんは、準々決勝の福知山成美VS鹿児島工、3回戦の帝京VS福岡工大城東、2回戦の松代VS八重山商工、1回戦の八重山商工VS千葉経大付、1回戦の福岡VS福井商の5試合で、塁審を務めていらっしゃいました。

決勝戦と再試合で都合24イニングを戦い抜いた、早稲田実業ならびに駒大苫小牧の両校の選手たち、ゆっくりと、本当にゆっくりと休んでください。

ここで終わる訳ではありません。これからの人生、まだまだ、素敵なことが待っています。

いまは、ただただ頑張った若者たちに、「本当にお疲れ様でした」と、お伝えしたいと思います。

#最後の最後の余談。Wikipediaによると、山下さんは「駒澤大学」のご出身とのことでした。以下参照のこと。

<Web Resource>

※清水次郎アナの情報について、2006/08/22 00:53追記。

コメント

  1. 壮絶な決勝戦。駒大苫小牧VS早実。第88回高校野球。

    こんばんは。
    第88回全国高校野球選手権大会も決勝戦。
    夏が過ぎるもの早いものです。
    しかし、今年の決勝「駒大苫小牧VS早実」は死闘というか、本当に感動しました。決勝戦1日目は早実:斉藤、駒大苫小牧:田中の投げあいでした。8回表に駒大の三木選手がHRを打てば、その裏に早実が追いつき、そのまま15回までランナー出すも、0行進。そして37年ぶりの引き分け再試合。
    そして、決勝戦再試合、1回裏に早実は駒大苫�…

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