朱夏の青春。

第88回全国高校野球選手権大会の決勝、駒大苫小牧対早稲田実業の一戦。試合は、延長15回の激闘の末、1対1の引き分けで、明日21日午後1時から再試合となりました。

もうね、元野球少年としては、早稲田実業の斎藤佑樹投手の「静かなる闘志」にしびれますね。秘めた闘志をたぎらせて、延長15回2死から迎えた駒大苫小牧の4番打者、本間篤史選手。投じた初球が147km/hの快速球。そりゃスタンドもどよめきます。投球数170球を超えてなお繰り出されたそのスピードボールに、オッサンは目頭が熱くなりましたよ。それでなくても、今日の決勝戦で3連投目。「その細身に見える身体のどこに、そんなエネルギーが隠されてるんや」と思いました。延長15回を投げ抜き投じた球数は178。最後は、渾身の高速フォーク、133km/hで本間選手のバットに空を切らせました。

あい対した駒大苫小牧の田中将大投手も投球数165球の熱投。流石に、昨年優勝時にそのマウンドにいただけのことはあります。今夏はいまひとつ調子の波に乗り切れていない感じもしましたが、尻上がりに調子が上がってきたのでしょう。決勝戦で素晴らしい投球を見せてくれました。斎藤投手の静かなる闘志とはまた違いますけれど、気の強いそのマウンドさばきは「打たせてなるものか」という「目に見える気迫」を感じます。そして、仲間が好プレーをした時に見せる笑顔。その信頼が見える瞬間が素敵です。

どちらも勝ってほしい。どちらも負けてほしくない。けれど、勝負は雌雄を決するもの。

明日、熱戦再び。

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コメント

  1. 自然法算命学で田中将大投手を占いました。

    夏の甲子園、準優勝、田中将大投手を占いました。 試練・動乱の中で運勢が輝く星。 家系を離れ、生活の土台が動乱の環境で運勢が稼動する星。 守護神の力で注目を集める星。

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