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2014年4月16日 (水)

ミホシンザン(1982.4.16)。

春を迎えると、日々、馬の誕生日を思ってしまうオオハシでございます。という訳で、その日に生まれた馬を辿る企画を、今年2014年も毎週水曜日にお届けしたいと思います。その第7回は、皐月賞賞(GI)ウィークに似つかわしい第45回の優勝馬にして「シンザンの最高傑作」を。

ミホシンザン 牡 鹿毛 1982.4.16生 浦河・日進牧場生産 馬主・堤勘時氏 美浦・田中朋次郎厩舎

ミホシンザン(1982.4.16)の4代血統表
シンザン
鹿毛 1961.4.2
種付け時活性値:1.00
ヒンドスタン
黒鹿毛 1946
Bois Roussel
黒鹿毛 1935
★Vatout 1926
Plucky Liege 1912
Sonibai
鹿毛 1939
★Solario 1922
Udaipur 1929
ハヤノボリ
栗毛 1949.6.4
ハヤタケ
鹿毛 1939
セフト 1932
飛龍 1929
第五バツカナムビユーチー
栗毛 1941.4.16
トウルヌソル 1922
バツカナムビユーチー 1929.4.18
ナポリジヨオー
栗毛 1975.3.31
仔受胎時活性値:1.50

ムーテイエ
栗毛 1958.3.16
種付け時活性値:0.00
Sicambre
黒鹿毛 1948
Prince Bio 1941
Sif 1936
Ballynash
鹿毛 1946
Nasrullah 1940.3.2
Ballywellbroke 1933
タイタイ
栗毛 1969
仔受胎時活性値:1.25
Will Somers
黒鹿毛 1955
種付け時活性値:1.25
Tudor Minstrel 1944
クヰーンスジエスト 1946
Anneiv
栗毛 1964
仔受胎時活性値:1.00
ヴィエナ
栗毛 1957
種付け時活性値:1.50
Singing Sister
栗毛 1954
仔受胎時活性値:0.25

<5代血統表内のクロス:Gainsborough5×5(父方)、Nearco5×5(母方)>

ミホシンザン(1982.4.16)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
シンザン
(Bois Roussel系)
ムーティエ
(Sicambre系)
Will Somers
(Hyperion系)
ヴィエナ
(Hyperion系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ヴィエナ
(タイタイ)
4.00
(No.9-c)
2番仔
(2連産目)

*

第45回皐月賞(GI)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 馬体重 調教師
1 13 ミホシンザン 牡3 57 柴田政人 2:02.1    472 田中朋次郎 1
2 9 スクラムダイナ 牡3 57 岡部幸雄 2:02.9 5 466 矢野進 4
3 5 サクラサニーオー 牡3 57 小島太 2:03.0 3/4 462 境勝太郎 2
4 3 ブラックスキー 牡3 57 郷原洋行 2:03.1 クビ 496 矢野照正 5
5 7 スーパーグラサード 牡3 57 中野栄治 2:03.2 クビ 426 清水美波 18

同世代では一歩抜きん出た存在であることを知らしめた、皐月賞5馬身差勝ち。4戦4勝での快勝劇に「3年連続3冠馬の誕生」も期待されましたが、左前脚の骨折で、叶わず。ミホシンザンの真の能力は、このレースの後は、見られなかったのではないでしょうか。

*

第46回菊花賞(GI)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 馬体重 調教師
1 12 ミホシンザン 牡3 57 柴田政人 3:08.1    488 田中朋次郎 1
2 11 スダホーク 牡3 57 田原成貴 3:08.3 1.1/4 452 古山良司 2
3 15 サクラサニーオー 牡3 57 東信二 3:08.3 クビ 460 境勝太郎 5
4 17 サクラユタカオー 牡3 57 岩元市三 3:08.6 2 516 境勝太郎 6
5 18 トレードマーク 牡3 57 菅野昭夫 3:08.8 1.1/4 490 富田六郎 8

淀のクラシック最終戦で、世代最強であることを改めて見せ付けた、ミホシンザン。日本ダービー(GI)を制したシリウスシンボリ(1982.3.26)が居ない舞台では、敗れる訳にはいきませんでした。

*

第95回天皇賞・春(GI)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
4F
馬体重
[前走比]
調教師
1 6 ミホシンザン 牡5 58 柴田政人 3:20.4    48.1 496
[+2]
田中朋次郎 1
2 5 アサヒエンペラー 牡4 58 蛯沢誠治 3:20.6 ハナ+
1.1/4
48.5 522
[-8]
加藤修甫 4
3 8 スダホーク 牡5 58 田村正光 3:20.8 1.1/2 48.2 468
[-6]
古山良司 3
4 3 マルブツファースト 牡5 58 村本善之 3:20.9 1/2 48.7 448
[-2]
大久保正陽 6
5 10 クシロキング 牡5 58 河内洋 3:20.9 ハナ 48.4 480
[-2]
中野隆良 5

記録を振り返れば、父の所縁の京都競馬場では、3戦3勝。最悪の体調でも、最後の最後まで諦めずに踏ん張った、ミホシンザン。決勝点、外のニシノライデン(1981.3.20)の脚勢が優っているかに見えましたが、鞍上のイン突きに応えて、「ハナ」だけ譲らずに先頭で駆けました。

*

「父を超える夢」は、その生命力の遺伝の確かさを以て、果たされるのでしょうか。

父が持つ、日本のサラブレッド系種の長寿記録である35歳3ヶ月と11日まで、あと3年と3ヶ月と11日。

父の終の棲家だった谷川牧場に戻ったミホシンザン、父を超えるべく、先に逝ってしまった仔の分も、長生きして欲しいものです。

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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