2013年の米英仏のオークス馬。

Princess of Sylmar 牝 栗毛 2010.3.27生 米国・E.J.スタンコ氏生産 馬主・キングオブプルシアステーブル 米国・T.プレッチャー厩舎

Princess of Sylmar(2010.3.27)の4代血統表
Majestic Warrior
鹿毛 2005.4.9
種付け時活性値:1.00
A.P.Indy
黒鹿毛 1989.3.31
Seattle Slew
黒鹿毛 1974.2.15
Bold Reasoning 1968.4.29
My Charmer 1969.3.25
Weekend Surprise
鹿毛 1980.4.8
Secretariat 1970.3.30
Lassie Dear 1974.5.2
Dream Supreme
黒鹿毛 1997.2.28
Seeking the Gold
鹿毛 1985.4.7
Mr.Prospector 1970.1.28
Con Game 1974.3.20
Spinning Round
鹿毛 1989.4.5
Dixieland Band 1980.3.20
Take Heart 1983.3.3
Storm Dixie
黒鹿毛 2004.4.15
仔受胎時活性値:1.25
Catienus
黒鹿毛 1994.5.16
種付け時活性値:0.25
▲Storm Cat
黒鹿毛 1983.2.27
Storm Bird 1978.4.19
Terlingua 1976.2.7
ダイアモンドシティ
鹿毛 1988.3.24
Mr.Prospector 1970.1.28
Honey’s Flag 1979.1.26
Golden Wave Band
鹿毛 1988.2.11
仔受胎時活性値:1.75
Dixieland Band
鹿毛 1980.3.20
種付け時活性値:1.75
Northern Dancer 1961.5.27
Mississippi Mud 1973.4.29
Wind Talk
黒鹿毛 1983.5.12
仔受胎時活性値:1.00
★Drone
芦毛 1966.4.1
種付け時活性値:0.00
Chic Chuck
栗毛 1978.3.14
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:Dixieland Band4×3、Northern Dancer5×4・5、Mr.Prospector4×4、Secretariat4・5×5、Buckpasser5×5(父方)>

Princess of Sylmar(2010.3.27)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Majestic Warrior
(Seattle Slew系)
Catienus
(Storm Bird系)
◆Dixieland Band
(Northern Dancer系)
★Drone
(Sir Gaylord系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Dixieland Band 5.00 伯父がUAEGIII勝ち馬
(No.22-d)
初仔

*

「ラン・フォー・ザ・ローゼス」の前日に行われた「ラン・フォー・ザ・リリーズ」、139回目のケンタッキーオークス(米GI)を制したのはペンシルヴァニア州産馬のPrincess of Sylmarでした。

Princess of Sylmarの4代血統構成は↑の通りですが、米国馬は同系交配でも中島理論的に仕掛けられている感があって、調べてみると面白い馬が多いですね。

あと、生産者かつ馬主(名義はキングオブプルシアステーブル)のE.J.スタンコ氏ですが、トーア再保険株式会社の米国法人のCEOを務められている方のようです。いや、情報を調べている内に突き当たりましたので、ね(^^ゞ

*

Talent 牝 栗毛 2010.2.25生 英国・アッシュブリトルスタッド&M.H.ディクソン氏生産 馬主・J.L.ロウセル氏&M.H.ディクソン氏 英国・R.ベケット厩舎

Talent(2010.2.25)の4代血統表
New Approach
栗毛 2005.2.18
種付け時活性値:1.00
Galileo
鹿毛 1998.3.30
★Sadler’s Wells
鹿毛 1981.4.11
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
Urban Sea
栗毛 1989.2.18
Miswaki 1978.2.22
Allegretta 1978.3.10
Park Express
黒鹿毛 1983.3.25
Ahonoora
栗毛 1975.4.12
Lorenzaccio 1965
Helen Nichols 1966
Matcher
黒鹿毛 1966
Match 1958
Lachine 1960
Prowess
栗毛 2003.2.7
仔受胎時活性値:1.50

パントレセレブル
栗毛 1994.3.17
種付け時活性値:0.00
★Nureyev
鹿毛 1977.5.2
Northern Dancer 1961.5.27
Special 1969.3.28 ♀
Peinture Bleue
栗毛 1987.4.7
Alydar 1975.3.23
Petroleuse 1978.5.13
Yawl
青鹿毛 1990.4.22
仔受胎時活性値:1.00
★Rainbow Quest
鹿毛 1981.5.15
種付け時活性値:0.00
Blushing Groom 1974.4.8
I Will Follow 1975.4.29
Bireme
栗毛 1977.5.2
仔受胎時活性値:1.00
グランディ
栗毛 1972.4.3
種付け時活性値:1.00
Ripeck
黒鹿毛 1959
仔受胎時活性値:0.25

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×4、Special(♀)5×4>

Talent(2010.2.25)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
New Approach
(Salder’s Wells系)
★パントレセレブル
(Nureyev系)
Rainbow Quest
(Blushing Groom系)
グランディ
(Fairway系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
New Approach 3.75 曾祖母が英オークス馬
(No.11-d)
2番仔?
(前年産駒無し後?)

*

第234回英ダービー(GI)の前日に行われた第235回英オークス(GI)、勝ったのは最後方からの追い込みを見せたTalent。

Talentの4代血統構成では「曾祖母父グランディ」が涙を誘います。が、よくよく確認すれば、1980年の英オークスを制したBiremeの曾孫がTalentでした。名馬グランディ、その競走成績は英愛11戦8勝2着2回4着1回。主な勝ち鞍に英ダービー、愛ダービー(GI)、愛2000ギニー(GI)、デューハーストS(英GI)、そして”キング・ジョージ”(英GI)。勝った5つのGIレースは超一線級ばかりで、真の名馬の戦績。私が競馬を見始めた頃、牝駒のワンダーワーロック(1989.3.23)が関西の条件級で頑張っていました。

Talentの4代血統構成に目を戻すと、母父パントレセレブル、祖母父Rainbow Questと0を重ねており、近い代で先祖を0化消却している、牝馬のよく走るパターンと見受けました。

しっかし、New Approachの牝駒と牡駒が、エプソムダウンズ1マイル4ハロン10ヤードで明暗を見せた感もある、連日の英クラシック。TalentとDawn Approach(2010.4.23)、共に栗毛で顔にブレイズ、後脚に白いソックスを持つ、New Approachの初年度産駒。かたや出遅れ気味のスタートからマクリ一発で豪快に追い込んだTalent、こなた掛かるようにしてレース途中から先頭に立ち失速してしまったDawn Approach。とは言うものの、Dawn Approachは適距離の路線に戻れば、また速さと強さを見せてくれるでしょうし、いきなり英2000ギニー(GI)馬と英オークス馬を送り込んだNea Approachは、種牡馬として上々の滑り出しを見せたのは間違いありませんね。これからも良い仔を送り出してください、シンコウフォレスト(1993.4.29)の弟(^^)

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Treve 牝 鹿毛 2010.4.7生 仏国・ケスネー牧場生産 馬主・ケスネー牧場 仏国・C.ヘッド厩舎

Treve(2010.4.7)の4代血統表
Motivator
鹿毛 2002.2.22
種付け時活性値:1.75
モンジュー
鹿毛 1996.4.4
Sadler’s Wells
鹿毛 1981.4.11
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
Floripedes
鹿毛 1985.5.11
★Top Ville 1976.4.5
Toute Cy 1979.5.4
Out West
黒鹿毛 1994.2.8
Gone West
鹿毛 1984.3.10
Mr.Prospector 1970.1.28
Secrettame 1978.3.15
Chellingoua
鹿毛 1983.1.30
Sharpen Up 1969.3.17
Uncommitted 1974.3.23
Trevise
鹿毛 2000.5.6
仔受胎時活性値:0.25
Anabaa
鹿毛 1992.3.13
種付け時活性値:1.75
Danzig
鹿毛 1977.2.12
Northern Dancer 1961.5.27
Pas de Nom 1968.1.27
Balbonella
鹿毛 1984
★ゲイメセン 1975.5.16
Bamieres 1978.3.19
Trevillari
鹿毛 1987.2.3
仔受胎時活性値:1.00
Riverman
鹿毛 1969
種付け時活性値:0.25
★Never Bend 1960.3.15
River Lady 1963.5.17
Trevilla
鹿毛 1981.1.26
仔受胎時活性値:1.25
Lyphard
鹿毛 1969
種付け時活性値:0.75
Trillion
鹿毛 1974.4.15
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×4・5、Riverman3×5(母方)>

Treve(2010.4.7)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Motivator
(Sadler’s Wells系)
Anabaa
(Danzig系)
◆Riverman
(Never Bend系)
Lyphard
(Northern Dancer系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Motivator 4.00 トリプティクと同牝系
(No.4-n)
4番仔?
(前年産駒無し後?)

*

第165回ディアヌ賞(仏GI)を2分3秒77というシャンティイ芝2100mのコースレコードかつ4馬身差の圧勝で収めたのは、Treve。2戦2勝で挑んだディアヌ賞が重賞初挑戦でした。

Treveの4代血統構成について「母方がヴェルテメールとヘッドっぽいなぁ。フランス競馬に合いそう」という印象でしたが、詳しくは仏オークス(by うぉんばっとな毎日)をご参照ください。言わずもがなで上手い解説ですm(__)m

  

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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