『私の名馬』。

押し入れにある競馬のビデオテープ棚を探ったところ、側面のシールに『ギョギョン』とタイトルの書かれたテープが見つかりました。「えーと、これ、なんやったっけ!?」と思い、再生すると、1993年に関西TVで放映されていた『私の名馬』という番組でした。その番組内容は、有名人の心に残る名馬を取り上げるものでした。しかし、『ギョギョン』ってなんやねん、かつての私(笑)。

ポッドキャスティング版・中島理論コラムの裏ページ・第1回を聞いてくださった方は、この番組について、ちょこっとお話した事を覚えていらっしゃるやもしれません。

第1回の釜本邦茂さん(ガンバ大阪の初代監督)のハイセイコー(1970.3.6)から始まり、第2回が朝比奈マリアさん(雪村いづみさんのご息女。番組のタイトル画も担当)のゴールドシチー(1984.4.16)。ここまでは記憶とテープの内容が合致していますので間違いないと思います。第3回はテープによると長江健次さん(なっ!)のイナリワン(1984.5.7)のようです。第4回以降は、あやふやですね。テープに残っている『私の名馬』を、出来るだけ順番に抜き出してみると、

何気に、阿部牧郎さん、藤本義一さん、難波利三さんと、直木賞作家が3人並んでいます。御三方の『私の名馬』に共通するのは、いずれも天皇賞(GI)と宝塚記念(GI)を制していることですね。また、番組を通して秀逸だと思ったのは、草野仁さんがNHKアナだった頃、競馬実況の向上の為、杉本清さんの所に出向いて教えを請うたというエピソードでしょうか。

あと、テープに番組の内容は残っていないのですが、次回予告で紹介されていた分を出来るだけ順番に抜き出しておくと、

畠田理恵さんのヤマニングローバルって、渋すぎるよ……。

以上、「また、こういう番組を企画してほしいなぁ」と思うかろむわんでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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